【夜は短し歩けよ乙女】2016が新海監督の年なら2017は湯浅監督の年かもしれない

ジブリもいなくなり、細田監督や新海監督の新作もなし。

かつて予定されていた「トイストーリー4」や「クルードさんちのはじめての冒険2」もなし。

2017年はアニメ映画の活気が去年を下回る・・・なんて憂いの記事がMtimeにあがっておりました。

なるほど・・・という思いもある一方、新海監督の「君の名は。」だって、公開前はまったくと言っていいほど2016年を代表するような作品扱いはされておりませんでした。

2017年もそういった思いもよらぬ台頭作品が出てこないとは限りません。

そんな中でも2017年特に注目のアニメ映画監督が湯浅政明監督。

知ってる人は知ってるし、知らない人は全く知らない・・・それこそかつての新海誠監督のようなポジションにある監督と言える方だと思っております。

しばらくアニメ映画の監督作品の公開はなかったのですが

2017年はなんと、湯浅監督の長編アニメ映画作品が2ヶ月連続で上映されるということが今年に入って判明しました。

まず一本目はこちら。

夜は短し歩けよ乙女

森見登美彦さんの原作小説をアニメ映画化。

脚本・上田誠、キャラクター原案・中村佑介、主題歌・ASIAN KUNG-FU GENERATIONという名作TVアニメ「四畳半神話大系」の布陣で再集結ということでアガらないわけがない。しかも、それに加えて今をときめく星野源さんが主役を務めるという間違いなさ。超楽しみな一作です。

公開は4月7日です。

そしてもう一本。

こちらはオリジナル作品となる

夜明け告げるルーのうた

脚本に私の大好きな「たまこラブストーリー」や「聲の形」の吉田玲子さん、劇伴には「思い出のマーニー」でも活躍した我が地元浜松が誇るピアニスト村松崇継さん、というこれまた私が気にならずには居られない布陣の作品となっております。

予告編で流れる「歌うたいのバラッド」も心地よくて何度もこの映像を見直しています。

こちらは5月19日公開。

さらに年末にも湯浅監督関連案件が控えているなんて話もあるので、2017年はまさに湯浅政明イヤーなのでございます。しばらく動きが見えなかったと思いきや・・・まさか2ヶ月連続で長編アニメ映画をぶつけてくるなんて、恐ろしい！！

吉田恵輔監督が新作「ばしゃ馬さんとビックマウス」、「麦子さんと」を2ヶ月連続でぶつけてきた以来の衝撃です（結構最近）。でも長編アニメーションでこのスパンでの新作公開は、最速な気がしますよ、やっぱり。

『いや「サイボーグ009」とか一週間おきに新作映画上映してたじゃん』って言われたらそれはそうなんだけどさ、あれは連作だし・・・。

とにかくこの2本は2017年要注目アニメ映画なのでお見逃しのないようご注意を。

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