喜羊羊与灰太狼
之 飞马奇遇记
を見てきました。
＜ざっくりあらすじ＞
空からペガサスの国の王子様が落ちて来たから
空に返してあげよう！！
あれ！？
旅の途中で出会った女の子に、王子様ベタ惚れ！？
この人王子やめるって言い出してんだけど。
なにしてんの。
あれ？
灰太狼（ホイタイラン）が代わりに王子になって
ドラゴンボールごっこ始めたんだけど。
勘弁して！
助けて！！喜羊羊（シーヤンヤン）！！
去年の映画がちょっと微妙だったのですが
今年は結構がんばってる感出てました。
カメラワークがぐんぐん動くし
去年よりも3DCG抑えめで、
変な違和感を感じる時間が短くなってよかったです。
現状、全編3DCGじゃないなら3DCG使って欲しくないんですよ。
この（↑）ムッツリペガサス王子のキャラも良かったです。
見た目もギリ世界観から外れすぎないレベルの絶妙なデザイン。
意外と低音ボイスだったり、常時木馬に乗っていたりと
見ていて飽きないキャラクターでした。
ただ、キャラクター造形で欲を言えば
ヒロインの青髪の馬はそんなに可愛くないし
ライバル（？）役の馬はデザインのやっつけ感が強かったですね。
もうちょっとこっちもどうにかしてくれたら
嬉しかったかなぁ。
さらに苦言を言うなら
灰太狼と喜羊羊を追っかけっこさせておけばいいでしょ感な
中盤は結構ダレました。
終盤の王子やめます～・・・からの流れも
結構メチャクチャな事態で、制作に翻弄されている感じが取れました。
脚本もっと綺麗にできなかったのかなぁ。
前回に比べたら、割と楽しめましたが
喜羊羊にはもうちょっと挑戦的なことをして欲しかったです。
映画館のキッズ達の笑い声がたくさん聞けた作品だったので
人気が「熊出没」などに押され気味ですが
中国長寿子供向けアニメとして負けないで欲しいです。
来年は「羊」年ということで
革新的な中国アニメ映画に爪跡を残す作品を期待してます。
よろしくお願いしますよ、スタッフの皆様！
妖精のようにパタパタ飛んでるみんなは可愛かったです。
あ、あと、
今作、オープニングがダンスバトルで始まりました。
「２」の時のあらすじ部分で
グラフィティアートを使っていた時も思ったのですが、
喜羊羊を作ってるスタッフには
ヒップホップ文化好きがいるんじゃないかなぁ。
ちょっとなんかのタイミングで調べて見ようと思います。
グラフィティってこういうやつです。ヒップホップ発祥のアート。
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