【飞马奇遇记】VS日本作品!中国で大人気のTVアニメの映画版は今年で○番目! | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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日本ではドラえもん、しんちゃん、コナン、ポケモンと
毎年映画化されるTVアニメシリーズがありますが
ここ中国でもそんな作品が一作あります。


喜羊羊 

それが喜羊羊(シーヤンヤン)。
中国の低年齢層向けTVアニメです。
中国では非常に人気者でして
TVでやっていない日がガチでないっていう
すごい作品です。
ここ成都でも、町中の至る所で喜羊羊を見かけます。

人気と言ってもあくまで低年齢層向けアニメ。
国内でもあくまで「子供の見る物」という認識が強いようです。





でこの「喜羊羊」
映画は今月16日公開の新作でなんと6作品目
長いです。
ドラえもんで言えばリトルスターウォーズ
劇しんで言えばブタのヒヅメ
コナンで言えばベイカーストリート
ポケモンで言えばジラーチ
・・・番目の作品です。

今年の正式タイトルは
「喜羊羊与灰太狼之飞马奇遇记」

喜羊羊6 



直訳したら
「シーヤンヤンとホイタイランの
 ペガサスとの思わぬ出会いの物語」

みたいな感じでしょうか。
日本上映されるとしてもこんな邦題にはしないでくださいね。
「シーヤンヤンとホイタイランの・・・」は
「映画ドラえもん のび太の・・・」のニュアンスです。




ちなみに毎年、喜羊羊の映画は干支がテーマになっています。
スタートの「丑(ウシ)」から「虎」「兎」「辰」「巳」
ときて、今年は「午(ウマ)」ということで
ゲストキャラクターがペガサスの様です。

ペガサス 




使いやすい動物ならいいんだけど
「巳」の年なんかは結構苦戦を感じました。
っていうか初年の「丑」ですら
「牛」はまったく登場せず
「蝸牛(カタツムリ)」
が登場でしたっけ。
(カタツムリは中国語でも日本に似た漢字で「蜗牛」と書きます。)

喜羊羊映画1 
映画化一発目でカタツムリを持ってくるこの勝負っぷり。これでちゃんと大ヒットできたからすごい。




今後も十二支テーマで続けていくのでしょうか。
一周したらどうするのでしょうか。
そこも気になりますが、その答えが分かるにはあと7年必要ですが。
まぁ、先述の日本のアニメシリーズのことを考えたら
12作品以降も続く可能性は少ないと思います・・・。

子供向けアニメ映画って市民権手に入れるとホント侮れないです。



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