究極のサバイバルキットは知識 | よいおとこのどうぐばこ

 

今回は、私の持っているサバイバルキットの中身を紹介します。

 

 

 

 

プレッパーなので、災害等で避難しなければいけない時に、持っていく非常用のサバイバルバッグを家に用意しています。バッグの中には、水や食糧、生存に必要なサバイバルグッズが入っています。

 

 

 

 

今回のサバイバルキットは、そのバッグに入っている物ほど充実はしていないが、必要最小限の非常用ツールを、もしもの時の為に携行するものです。例えば、山歩きの時に身に着けたり、ドライブの時に、車のダッシュボードの中に入れておいたりします。(ドライブの時はナイフ無し)

 

 

 

 

サバイバルキット

 

首にぶら下げるタイプのパスポートケースに、グッズを収納しています。

 

 

 

 

 

ケースは三つ折りになっており、ベルクロでとめるようになっています。

 

 

必要最小限のツールだけにしていますが、今後はもっと軽量コンパクトにしたいと思っています。

 

 

 

 

 

ナイフ、カミソリ、ミニブレード

 

 

ナイフは、木を切ったり削ったり、獲物をさばいたりと、使い道が多いです。

 

 

 

 

 

ESEE IZULA-SS 米国製のナイフです。

 

 

 

 

 

440Cステンレス製のストーンウォッシュ仕上げ。大きすぎずに丁度いい大きさです。

 

 

 

 

 

ワイヤーソー

 

 

ワイヤー状のノコギリで、枝を切ったり、罠の仕掛けに使用します。ワイヤーの長さは、65cmあります。

 

 

 

 

 

左から、Tinder(火口)、ファイヤースターター、ライター

 

 

火があれば寒さを凌げるし、飲み水を煮沸消毒出来るし、食べ物も火を入れることで安全になるし、夜の明かりとしても使える。また虫や、野生動物から身を守れる為、サバイバルにおいて、火は一番重要です。

 

 

 

 

焚火で、どこにでも生えているヨモギを燃やせば、蚊がいなくなりますし、焚火の灰をシェルターの周りに撒いておけば、ムカデ等の虫除けにもなります。

 

 

 

 

ファイヤースターターは、軽量化の為にフリントが細いものを選んでいます。でも今の時代、100円ライターという便利なものがあるので、火を起こすのはライターを使うと思う。(笑)

ガスが無くなったら、ファイヤースターターを使いますが、これらが無くてもナイフ一本あれば、自然のものだけで火を起こすことも可能なので、そういう技術を身につけておくと楽しいです。

 

 

 

 

 

紐、マイクロコード、ナノコード、針金、ソーイングキット

 

 

紐があれば、簡易シェルターを作る時に便利です。また衣服が破れたりした時の為に、針や糸もキットに入れています。

 

 

 

 

 

魚釣り用の仕掛けと、アローヘッド

 

 

近くに海や川などがあれば、魚を釣って食料にします。アローヘッドは、炭素鋼で出来ているので、丈夫で、切れ味も良好です。

 

 

 

 

 

アローヘッドは、木の枝をナイフで加工して、棒の先端に取り付けて矢にしたり、長い棒に付けて魚を捕ったりします。

 

 

 

 

 

木の削りかすは、乾燥剤の入ったブリキ缶に入れておいて、火起こしの時に使います。この缶には枯れた植物など、火口(ほくち)に使えそうなものも入れて、湿気ないように保管しておきます。

 

 

 

 

 

ハサミ、ダイヤモンドシャープナー、マルチツール、爪切り

 

 

ハサミは、髪の毛も切れるし、一つあると便利です。シャープナーは、ナイフを研ぐ道具です。マルチツールは、チタン製なので軽くて丈夫です。

 

 

 

 

 

爪切りは、ゾーリンゲン・ヘンケルス社製のものを入れています。これはたった3ミリしか厚さが無く、持っていてもかさばりません。意外に爪は伸びるのが早いので、爪切りは必要です。これはおすすめ出来ます。

 

 

 

 

 

上面を後方へ少しスライドさせると、このように爪切りに変形します。ちょっと感動!爪も良く切れるし、作りも良いです。個人的にですが、この爪切りはインダストリアルデザインの最高傑作だと思っております。

 

 

 

 

 

抗生物質、鎮痛薬、胃薬、絆創膏

 

 

サバイバル状況下では、これらの薬を持っていると安心出来ます。

 

 

 

 

 

サバイバルカード、シグナルミラー、温度計、方位磁石、LEDライト、フィッシャースペースペン、ホイッスル

 

 

カードには、航空機へのシグナルや、インターナショナル・モールス符号などが記されています。シグナルミラーは、穴から航空機を覗くことによって、光のシグナルを送ることが出来ます。方位磁石は、小型で性能が良いものをキットに入れておいた方が良いです。筆記用具もあると便利。ホイッスルは、チタン製なので軽量です。

 

 

 

 

 

このLEDライトは、2ミリくらいの厚さしかなく、裏に両面テープが貼りつけてあり、好きなところに貼りつける事が出来ます。ビニールで覆われているので、完全防水です。スイッチを押すと、ライト点滅(速)、点滅(遅)、点灯の3つのモードがあり、使い捨てですが、約100時間、点灯させることが可能。ライトの色は、白とグリーンがあります。軽量で、かさばらないし結構明るいので、サバイバルキットに入れるのに適しています。

 

 

 

 

 

今回のキットには入れていないが、あると便利なもの

 

小型のフォールディングソー、ポイズンリムーバー

 

 

サバイバル生活においては、木を切るノコギリは、使う機会が多いと思うので、本当はノコギリも持っていたいところ。ポイズンリムーバーは、毒蛇に噛まれたり、蜂に刺された時に毒を吸い出せるので、持っていると便利です。私は普段の生活でも、虫に刺されたり、ダニに噛まれた時とかに使っています。これを使うと、赤くポチっと痕になっている箇所が消えるのが早い気がしています。

 

 

 

 

 

GERBER社製のフォールディングソー

 

 

これは、今は入手困難な古い商品ですが、ポケットサイズなので、携行しても邪魔にならないので、気に入っております。

 

 

 

 

 

ノコギリの刃が変わっていて、オレゴンチェーンソーのような刃の形状になっていて、良く切れます。このようなポケットサイズのノコギリって、ありそうでないので、また再販して欲しいです。

 

 

 

 

 

EDCグッズ

 

Streamlight キーメイト、Mratac オイルライター、Nemesis Knives カードナイフ

 

 

EDCとは、Everyday Carryの略で、毎日持ち歩く携行品という意味で用いられています。私は、いつもこれらを持ち歩いています。カードナイフは、クレジットカードと同サイズなので、財布に入れています。刃の長さは3センチなので、携帯していても問題ありません。片方はエッジが付いていないので、プライバーとして使用出来ます。チタン製で、大変美しいものです。

 

 

 

 

 

キーメイトは、USB充電式のLEDライトです。

 

 

 

 

 

LEDライトの明るさは、弱、強が選べて、他に点滅の3モードがあります。また設定を変更することにより、スイッチを押している時だけ点灯させるようにすることも可能。鍵の形をした小さいLEDライトですが、大変明るいので良いです。

 

 

 

 

 

ピーナッツオイルライターは、ステンレス製で、防水仕様になっていて、作りも良いです。それにしても小さすぎ~w

 

 

 

 

 

今回は、私のサバイバルキットを紹介しましたが、サバイバルキットは携行するものなので、小型軽量で、かつ品質が良く、全部収めた状態が、コンパクトであることが理想です。

 

 

 

 

気に入った新たなグッズが入手出来たら、古いものと入れ替えて、少しずつ自分の理想とするオリジナルなサバイバルキットに仕上げていくのは、とても楽しいと思います。究極的には、最後に紹介したナイフとライター、明かりがあればいいような気もしますが。w

 

 

 

 

これらのサバイバルキットがあるから、どんな状況下でも生存出来るのではなくて、この趣味を通して学んだ火の起こし方であるとか、ナイフの研ぎ方であるとか、諸々の身に付けた知識や技術が、最高のサバイバルキットであり、どんな過酷な状況下でも、生存するのに役立つと思っています。

 

 

 

 

でもこういうのって、男は子供の頃から好きだけど、女性には、この趣味は理解されない・・。

 

 

 

 

たぶん、男は女を守る為に、本能的にこういうのが好きなのかもしれませんね。