今回も仮面ライダー響鬼の変身音叉・音角です。

前回はレジン製の自作・音角を記事にしましたが、その音角完成後に同じ原型を使用して金属製のものも当時作っていたので、今回はそれを紹介します。
レジンと違い、重量があり、見た目もおもちゃっぽくなく、アート作品のようなので凄く気に入り、今でも自分の部屋に飾っております。

まずは高温に耐えられる耐熱シリコンにて原型を型取りして、シリコン型を製作しました。

シリコン型に粉末離型剤を塗って、溶かした合金を型へ流し込みます。
今回は錫、アンチモン、ビスマス、銅の合金を使用。ホワイトメタルと違って、有害な鉛やカドミウムを含まないので安全です。

湯口部分を切り落とし、離型剤を落として軽く真鍮ブラシで磨いたもの。



パーティングラインをヤスリで削って消して、磨きます。
音角の大きさは玩具版より小さいです。
ヒビキが鬼に変身する時に持っている小さい音角のサイズです。

塗装して完成です!
鬼の角(音叉)部分は塗装しないで、コンパウンドで磨いてミラー仕上げにしています。

金属製なので、塗装するとかなりリアルでいい感じ。

2本、完成。

1本はブロンズ風に仕上げました。
そして計4本制作したのですが、それぞれ飾る時に見栄えが良くなるように、桐箱に入れてみました。

かっけ~~~~!!
桐箱に入れたことにより和風っぽくなり、響鬼の世界観を上手く表現出来た気がします。

このような状態で、今でも部屋にディスプレイしております。
響鬼マニア以外の方にとっては、見ても ? な作品ではありますが・・・・。
でもそんなの関係ねぇー!(死語)
完全に自己満足の世界なので、それでいいんです。