仮面ライダー響鬼 ヒビキ 轟鬼 変身鬼弦 音錠 | よいおとこのどうぐばこ

仮面ライダーシリーズの中で、私は仮面ライダー響鬼が一番好きです。

変身する時に、今放送されている仮面ライダービルドや他のライダー達は「変身!!」と声に出しますが、響鬼に出てくる鬼達は無言で変身するところが、凄くカッコイイ!

当時、変身する時に使うアイテムも玩具化され発売されていたのですが、子供のおもちゃということもあり、大きさや形が全然違うものでした。

ファンとしては同じものが欲しい~。
ということで、当時、フルスクラッチで自作したものがありますので紹介したいと思います。
今回は轟鬼が変身する時に使う音錠です。

 


 

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制作するにあたって一番重要なのが資料。
今みたいにDVDなどがあればいいのですが、当時は資料不足でした。

なので食玩のパッケージにプロップの写真が使われていたので、それを参考に制作しました。

ちなみに食玩のパッケージの写真のプロップは変身後の少し大きい音錠だと思うのですが、変身前のトドロキさんが腕に付けている音錠のプロップは小さいこともあり、鬼の顔部分の造形が少し雑で、歪んだ感じになっているので、今回はあえて変身前の音錠の大きさで、顔部分は形の整っている変身後の音錠の鬼の顔で制作することにしました。(完成後に変身前の音錠の鬼の顔バージョンもまた作ろうと思っていましたが、作る気力が残ってませんでした。笑

 

 

 

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まずは鬼の顔から制作。

 

 

 

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左に写っているのが食玩のパッケージです。(プロップの写真)
金色の鬼面が食玩のオマケです。(何かツノが長い・・・W)  右の鬼面が自作している原型。
音錠のパネル部分はこのようにリード線をプラ板に貼りつけて、それをいったんレジンで抜いて、それにまたリード線を埋め込んで作りあげました。

 

 

 

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ブレスレットの部分はゴム板でリング状にしたものをレジンで抜いて、歪んだ部分をパテで整形して原型を作りました。
 
 
 
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リング状に仕上げたものを切断して、装着するためのギミックを製作。
 
 

 

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サーフェイサーにて傷や凹みが目立つような状態にして、その箇所をパテやサンドペーパーで消して綺麗に仕上げていきます。
 

 

 

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原型が完成しました。

 

 

 

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玩具の音錠と比べると大きさはこんな感じです。

 

 

 

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シリコン型を作りました。
 
 

 

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シリコン型にレジンを流し込み、パーツを複製します。
 
 

 

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複製した各パーツを組み立てて、塗装したら完成です!
 
 
 
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ブレスレットのリングは開くので手首にはめることが出来ます。

 

 

 

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形は同じなので、弦の色を金色に変えると斬鬼の変身鬼弦 音伽になります。
弦は本物のギターの弦を使用。(音は出ません笑)

チェーンはシルバー925を使っていて、鬼面と内部でワイヤーと繋がっています。リングを引くと劇中同様に鬼面が上に上がる仕組みになっています。
 
 
 
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当時、変身音叉・音角もフルスクラッチしたので、また機会があれば紹介したいです。


最後までご覧いただきありがとうございます!