どうも、ねへほもんです。

 

 

という訳で、今日は川崎に行ってきたお話です。

 

1.セレクターだからね、馬券はついでだよ(言い訳)

 

例年ダービーの日はおしごとが入ってしまい、去年のダノンデサイル大番狂わせをバチコリ単勝馬連的中させた回も、ダービー後5時間くらい経ってから知るという勿体ない結果になってしまいました。

 

が、今年はおしごととダービーの週が1週ずれてくれたので、競馬場で観戦しようと思いました。

といっても、府中には数万人の観衆が押し寄せるせいで、背の低い僕はレースが全く見えないので、川崎のデカイモニター越しに観戦しつつ、川崎に集ったおじさん達と歓声を飛ばす予定でした。

 

セレモニーは12時開始で、ダービーは15時40分発走。

川崎バトロコから競馬場まで徒歩で20分くらい掛かるので、15時過ぎには会場を出たいのですが、そうなると12時開始から3時間くらいしかなく、4戦くらいしかできません。

今のセレモニーは全勝が決まったら即終了!ではなく、確定6回戦まで続くので、1敗したらドロップして競馬場に行くプランでした。

 

 

なんでそういう日に勝つかなぁ???

 

この前のGPも、プレマ稼業ができず暇つぶしでGP本戦に出たら6-2しましたし、欲を出さない方が勝てるのかもしれません。

 

・3回戦まで:はよ負けて競馬場に行きたい

・4回戦終了時:4-0かぁ。。。しゃーないからセレモニー残るかぁ。。。

 

競馬メインとは言いつつ、セレモニー優勝の誘惑も捨てがたかったです。

なにせ僕は7年近くセレモニー優勝できておらず、ディーでは優勝経験が無い初心者です。

一線のガチ勢から退いたといっても、チャンスがあれば狙いたいものです。

さすがに1人しか居ない全勝者がドロップするのは謎過ぎる。

 

しかし、この後が最大の関門で、5回戦負けが一番悲惨なのです。

ここで負けたらダービー観戦とセレモニー優勝をダブルで逃すことになります。

嫌でも優勝がちらつき欲が出てきたのも悪い予兆で、頼むからプレミ負けだけは勘弁してくれと思っていました。

 

・5回戦:ひとえ(後攻)〇

先攻1ターン目にパワー8000スイセンが2面立った瞬間に絶望しました。

仕方ないのでハイティ8000マイナスで撤去したら、2ターン目は残ったスイセン1体に加えてカレハ2体を出されて「8000オール倍満!!!」って頭を抱えました。

全エナを振り絞って何とか除去できましたが、まぁ薄氷を踏みまくりです。

 

が、相手のLBが下振れたのが幸いしました。

アークライト、轢断、鏡花とLBをよけやすいカードを採用していたのもありますが、捲るタイミングが噛み合い1点も止められなかったのが奏功しました。

 

後攻3ターン目、エメラルドウィッシュしか残っていない相手に対し、ライフ0点3面要求を決めて何とか勝利。

相手は4エナしか残っておらず、今昔で3面止めても0エナになるので、ルリグアタックをエナで防げない状況まで作れたのは良かったです。

 

・6回戦:ユカリ(後攻) ×

無理対面なのは分かっていました。

18人しか居ない会場で、それまでに5回戦えばお互いの戦い方は分かっています。

 

序盤のアーツで何を使うかは分からずとも、マイアズマ10枚落としのリフダメ+ユカリの盾焼却の3点加速で詰める流れは把握していました。

僕視点だと圧倒的に相性が悪い。

 

「0面防御のワイ、先攻3ターン目に特攻されたら耐えられない説」

 

ただの0面防御ならまだしも、このデッキは山をバカスカ掘り進めるので、10枚落としのリフダメを耐えられる訳がありません。

多少動きをセーブした所で、追加で山を落とすシグニを立てられたら耐えられません。

結局、先攻3ターン目に相手がエナを伸ばせないとか、アーツ頼みでもう1ターン仕掛けを遅らせることに賭けるしかありませんでしたが、まぁ見逃してもらえるはずもなく、先攻3ターン目に詰め切られました。

 

仮にこちらが先攻であれば、後攻3ターン目を耐えきれないのが確定するのでゲームプランが立てやすかったです。

相手がリコレクト防御としてオペラを採用していたのを把握していたので、赤シグニを抱え込んで先攻3ターン目に集中紅火(まだ相手がLv2なのでリコレクトの2エナ焼きは使えない)で黒エナを焼いて特攻するプランがありました。

 

先攻だと1ターン目にフルハンを決める都合上、相手が防御エナ不足で3ターン目に攻め切るプランが存在するのですが、こちらが後攻だと緑のブルアカシグニで手札をエナに移動されるので、後攻2ターン目に特攻しようにも耐えきられてしまいます。

 

後攻の時点で負け確、先攻で唯一とも言える細い勝ち筋を拾えるかという対面だったので、負けたのはまぁ仕方ないですね。

大差過ぎて全く悔しいとか残念とかいう気持ちは無く、むしろオポネント的に最も有利な6回戦で負けられて良かったと捉えました。

 

・結果発表

正直、5回戦のひとえ戦が事実上の決勝で、最後は負けても問題なし、というか不利対面なので仕方ないと思っていました。

18人しかおらず、4回戦終了時点で自分だけが全勝という大会で、5-0まで決めてから最後に負けるだけなら、オポ的にさすがに優勝だろう、と。

 

 

3位

 

うーん、もう一生セレモニー優勝できない気がします・・・

マジで最大のチャンスを逃しました。

あと恥をさらしてしまったのが、

 

【悲報】SPSの登録名を編集してまで宣言したダービーの本命馬、馬券外に飛んでしまう

 

未来永劫語り継がれる黒歴史になってしまった。

 

1着 1番人気

2着 3番人気

3着 6番人気

 

ねぇ、僕の本命(2番人気)はどこ???

自分の競馬下手は自覚しているので、とにかく少額投資にとどめ、賭博ではなくスポーツ観戦だと割り切るようにしています。

 

一度は5-0スタートという桃源郷に至るも、最後に無理対面に当たり、ダービーを外し、オポに見放されて3位落ちし、ダービーも外した僕ですが、最後に大逆転がありました。

 

 

【祝】ランダム賞でウェディングルリグパック獲得

 

自力(じゃんけん)で飲みクロスの景品を増やせて良かったです。

会場は僕が優勝だろうという雰囲気で包まれていた中での3位ショックでしたが、何とか取り返せたので皆さんから祝っていただけました。

 

 

2.ニンジン大作戦

 

元々ブルアカ弾が出る時に、2止めあーやで使ってみたいカードが2つありました。

 

 

 

こちらは以前GP完走を達成した時に使いました。

白軸の止めデッキという新機軸を打ち出せ、年に1回出せるかどうかというレベルの新作だと自負しています。

 

 

 

で、もう一方がこっち。

GPから1ヶ月近く経ちましたが、色々試行錯誤に手間取った・・・なんてことは無く、単純にGPで燃え尽きてウィクロスを休業していました。

 

相手のエナを絞る止めデッキというコンセプトに変わりはないのですが、バウンスだけだと必然的に白軸で構築の幅が狭まるので、バニッシュでもエナを絞れるニンジン作戦も魅力的に感じていました。

 

 

最初は弱いのを覚悟しつつ、クリスタルダスト→ニンジン作戦→虚心坦懐で、3ターン連続でエナを与えず3面要求を続ける構築を試しました。

が、マキでハンデスを通す部分が安定せず、LBやアーツで攻撃回数がずれて手札が1枚でも残るとガードで盾を温存されてしまいます。

 

ディーセレもアーツが出て1年以上経つと進歩するもので、Lv3へグロウされた後モタモタしていると、Lv3とLv2の動きの差を見せつけられてしまいます。

特にこういう手札・エナでアド差を付けて戦うプランは顕著で、こちらは1:1ハンデスが中心なのに、相手はLv3シグニを出すだけでアドを稼ぐとか簡単に盤面を空けてくる始末で、「先攻5ターン目・後攻4ターン目」という昔の標準勝利ターンは一手遅いという結論が出ました。

 

となると、「先攻4ターン目・後攻3ターン目」の最速勝利を狙うしかなくなり、それとニンジン作戦を組み合わせるのにちょうどええ構築は無いかなぁ・・・?と振り返ると、前回の3人チーム戦で使った先攻フルハン型を思い出しました。

 

あのデッキは、「フルハンでエナチャする余裕が無くなる!」「集中紅火で更にランデス!」という触れ込みでしたが、実際には先攻2,3ターン目でバニッシュで除去するのが弱く、先攻フルハンで相手が盤面並ばなければ実質ランデスやなぁ・・・という他力本願ランデスで、実際にはエナを絞り切れませんでした。

特に後攻は酷く、先攻1ターン目に手札をエナチャや盤面に移動されると、防御アーツを使えない程度のランデスは不可能でした。

 

が、ニンジン作戦が出たお陰で、先攻3ターン目や後攻2ターン目にエナを渡さずに全面除去できるようになりました。

実質3ランデス、ついでに3ドローと1面除去をこなすというぶっ壊れアーツです。

具体的なゲームプランですが、

 

先攻

1T フルハン

2T バニッシュで除去、フルハン効果でLv1が2体立たないことを願う

3T ニンジン作戦でエナを渡さずに3面除去

4T 鏡花アサシン・UPDATE・トキ等で極力エナを渡さず3面要求

 

後攻

1T フルハン&1体バニッシュで2面要求

2T ニンジン作戦でエナを渡さずに3面除去

3T 鏡花アサシン・UPDATE・トキ等で極力エナを渡さず3面要求

 

という感じです。

エナを与えて除去するタイミングを、下線を引いた1回だけに限定できました。

 

他力本願ランデスという、過去のフルハン2あーやで残した宿題が片付いたのでは・・・?

希望が見えた一方で、構築難易度は跳ね上がりました。

 

「おい、ブルアカ何枚採用すりゃええねん!???」

 

 

4.ブルアカは7枚で十分

 

 

基盤は以前の構築と共通なので、ブルアカを何枚採用するか?が唯一の問題でした。

最初は、「自由枠を全てブルアカで埋める」という構想でした。

この場合、

 

非LB:ハイテイ3枚、赤青バニラ7枚以外の10枚

LB:ハンデススペル10枚、サーバント3枚、マドカ4枚以外の3枚

で、計13枚となります。

 

が、組んで一人回しをする、というかその前の脳内シミュレーションの時点で、最大の問題にぶち当たりました。

 

「後攻1ターン目の除去要員」

 

青スペルを連打して先攻フルハンを決める以上、ハイテイクラスのぶっ壊れカードでない限り、メインデッキは青いカードで埋める必要があります。

「ブルアカ」という名前のクセに赤い要素が無いと愚痴り続けていますが、ブルーのシグニはたくさん出ています。

当然除去要員もすぐ見つかるだろう、と思っていたのが大誤算でした。

 

 

1ターン目はフルハンを決める都合上、隣にマドカが立っています。

リムーブしないと盤面全部ブルアカ条件を満たせないのはアド損ですし、チヒロの条件達成のためにお供のブルアカが必要というのも弱いです。

却下。

 

 

 

モエは盤面条件が無い分、チヒロよりは使い勝手が良いです。

最初は一人回しでもモエを使っていました。

 

パワーダウンのタイミングが遅く、例えばパワー3000のシグニを対象にしてアタックに入った時に、サンクトゥムタワー崩壊等の軽量アーツを2面防御として使われるという問題もありますが、これは対面次第で刺さり具合が変わるだけなのでまだ許容されます。

それよりも致命的な問題なのが、

 

「モエを盤面に出して効果を使った時点でブルアカが2枚減り、ニンジン作戦で公開できる数が減る」

 

ということです。

一人回ししていても、ニンジン作戦使ったのにマイナスできないとか、3000マイナス止まりという事態が頻発して焦りました。

3ドローと3ランデスだけでもある程度強いと言っても、さすがに安定して6000マイナス、引きが良ければ9000とか12000マイナスも狙えるレベル感では運用したかったのです。

 

で、色々試行錯誤した結果、

 

Q.手札のブルアカが不足して困っています

A.ブルアカを7枚に絞りましょう

 

という一見すると支離滅裂にしか見えない結論に至りました。

読者の方も困惑されているかと思いますが、先攻フルハンという、普通じゃ無さ過ぎる戦い方をするこのデッキならではの事情がありました。

 

・フルハンの過程で爆ドローをできるので、枚数を絞ってもブルアカシグニを引ける

・マドカで2回エナチャをするので、ブルアカを増やして多く引いても手札から溢れて捨てるハメになる

・マドカの捨て札に加え、先攻2ターン目・後攻1ターン目までに立てるシグニも必要

→ブルアカ以外のシグニで先攻2ターン目・後攻1ターン目を戦い抜き、ブルアカシグニを一切出さずにニンジン作戦まで温存する

 

後攻1ターン目の除去はカツオで良いし、Jユブナイルも採用すれば序盤の除去だけでなく、詰めのUPDATE用の電機も増やせます。フルハン後に余った青スペルを切れるのが優秀過ぎるねん。

ニンジン作戦が圧倒的に強いだけで、ブルアカシグニは脇役として最小限にとどめ、以前の構築の基盤を極力維持するのが最適解でした。

 

脇役扱いになったブルアカシグニですが、具体的には以下の3種を採用しました。

 

 

 

言わずと知れた最強シグニですが、このデッキでも例外ではありません。

他のブルアカシグニは、「盤面が全部ブルアカ」とか、「手札からブルアカを捨てる」といった、ブルアカの消費が激しいシグニが多いのですが、こちらは隣にブルアカが居るだけで機能するので使いやすいです。

 

で、先攻3ターン目のよくある展開を考えると、ニンジン作戦で1体、ハイテイで2体除去して盤面がガラ空きという状態なので、その状況で立てて一番活躍できるシグニとして採用しました。

先攻だと先1フルハンにハンデスの全精力を注ぎこむ分、その後アーツ等で手札を補給された際に、残り1ハンデスを決められない場合があります。そういう時にハレがハンデスのダメ押しになる場合があります。

フルハンを決めた場合でも、LBサーバント等で手札補給の対策になるので、とりあえず立てて損は無いでしょう。

 

盤面要求に直結するシグニの手札コストとして使うのが基本で、余ったら盤面に並べてLB手札補給の対策をするというのがお勧めです。使い勝手が良いので4枚。

 

 

ほぼ最終ターンの詰め要員です。

アタックできないとパワーダウンできず、ニンジン作戦のエナ絞りを無駄にしかねないという意味で先攻3ターン目では使いづらいのですが、最終ターンだとエナを与えずに盤面要求できるので有用です。

 

基本最終ターンにしか使わないことから2枚のみの採用としました。

5000パンプもあるので、攻めっ気が強い相手には打点10000の壁として使う場合も稀にあります。

まぁ、基本は10000の赤青バニラを壁にするのですが。

 

 

 

盾が割られるとエナが貯まり、そのエナを使って防御アーツを使うのが通常のゲーム展開です。

が、このデッキは0面防御なので普通に進めるとエナが余ります。

 

そのため、8000マイナスというブルアカの中では最強格のサキですが、UPDATEで2エナ払う負担が気にならない上、UPDATEの方が1枚で上級シグニを除去できます。

といっても、電機+UPDATEの組み合わせを引ける頻度は少なくUPDATEは2枚が限界で、残った1枠にサキを採用しようという結論に至りました。

 

最終ターンにエナを与えず点数要求したいという趣旨で、トキやUPDATEといったアタック時除去要員を増やしましたが、そうはいってもメイン除去を使いたい場面もたまにあろう、という意味でも1枚採用がちょうど良いかなと思っています。

まぁ、1枚だけの採用でも、最後は山を掘り切るので盾やエナ落ちしない限りはアクセスできます。

 

また、LBが弱いという意味でも1枚採用に絞りました。

手札補給ができ、一見攻めっけの強い止めデッキと噛み合いそうに見えますが、

 

引き過ぎると集中紅火で5枚ドローできなくなる

 

という、このデッキ固有の常軌を逸した理由で雑魚LB扱いされます。

回してみると分かるのですが、このデッキで先攻フルハンを決めると、4ターン目のドローフェイズ後にデッキは最大5枚しか残りません。先1以外にハンデススペルを使うと、その分集中紅火で引ける枚数が減ってしまうという訳です。

 

まぁ、フルーズンギア対策で手札を抱えたい場合以外は、集中紅火で5枚ドローせずとも手札は十分足りるので、ハンデススペルで相手のリソースを絞る等の明確な理由があれば問題ないのですが、防御LBを捨ててまでドローする価値は無いです。

 

 

当初は先攻3ターン目にトキで1面要求+ミドリで1ドローみたいな構成も考えていたのですが、ミドリの1ドローも1アドではなく、ただの1枚の前借りにしかなりません。

その結果がハレ4枚採用という訳です。

 

 

以上、ニンジン作戦を採用した2あーやの紹介でした。

1弾の間に2種類も、大会で結果を残す2あーやを組めるなんて・・・もしや2あーやの全盛期は今!???

 

今日のセレモニーの結果自体は出来過ぎでしょうが、ハンデス&ランデスを両立するという理想形に仕上がったという意味では、十分実戦で通用する水準に達したのではないかと思います。

何より先攻フルハンは爽快ですし、興味を持たれた方は是非組んでみてください!

 

では(^^)/