どうも、ねへほもんです。

只今絶賛ライブラ杯が開催中ですが、その件は後日書きます。

本日は、「ウマから馬へ」ステップアップしたので、その体験談を書かせていただきます。

という訳で行ってきましたよ!

 

 

東京競馬場へ!

 

 

1.競馬と人生計画

 

当然ウマ娘がきっかけとはなりますが、少し前から馬券のネット投票を始め、本日初めて競馬場へ行ってきました。

きっかけはウマ娘ですが、始めた理由は別にあります。

 

歳を取っても楽しめる

 

思い返してみると、僕と競馬の繋がりは将棋道場から始まっていました。コロナ前、僕は新宿の将棋道場に時々行って対局していたのですが、日曜の15時になるとご老人達が一斉にテレビの前に集合し、競馬中継を観ていました。

当時は「レースは面白そうだけど、賭けるほどではないな」と思っていましたが、今思うと、将棋同様歳を取っても楽しめる趣味があるというのは良いと思いました。

 

僕は間もなく30歳、そろそろ将来の生き方を考え始めても良い時期です。お金の心配以外でも、退職後に有り余る時間をどう過ごすかという問題があります。ゲーム一本で生きるには眼や腰にガタが来そうですし、趣味の合う仲間が居なくなるかもしれません。僕の老後に将棋と競馬が流行っているかは分かりませんが、興味を持つ機会があるなら触れておいて損は無いと思いました。

 

書いていて虚しくなりますし、「まだ若いんだ、若者らしい楽しみを見つけなよ!」と言われるかもしれませんが、何をすれば良いか思い付きません。

 

合コン?

渋谷でハロウィンパーティー?

スキーとスノボ?

 

うっ、陽キャの瘴気が・・・

もう諦めた、いや、自分の人生から縁遠すぎて選択肢から消滅したものばかりです。

消えた選択肢を掘り起こすより、将来まで続く趣味を新たに得る方が、前向きな生き方ではないでしょうか。

 

競馬はレース条件や出走馬を調べ、どのレースで勝負するかを決め、投票する馬や形式を決め、レースを観戦すると、多くの過程で楽しめる要素があります。カードゲームもパックを剥いて、山を組んで、大会に出ると色々な過程を経るので近い要素がある気がします。

僕の好みに合っていて、かつ長期にわたって楽しめる趣味として、競馬を始めることとしました。

 

あっ、お金を増やす予定は全く無いですよ!!!

 

競馬はギャンブルなのでしょうが、不思議とあまりそういう意識はありません。

2割の控除率を参加費としてJRA様にお納めした上で、まずは残る8割の回収を目的とし、上手くいけば稀にプラスになる、そういう類のゲームだと捉えています。

自分は博打にのめり込まない方だと思っていますが、人はどこで道を踏み外すか分からないので、勝敗の結果自体はドライに捉え、期待値的に優れた選択肢を取るという思考過程に重点を置くような関わり方で行きます。


 

2.東京競馬場体験記~準備編~

 

ここからが本題、本日の12レースに至るまでの自分の過程を振り返ってみます。

 

・10月12日(火)

 

まずは観戦当日の座席予約から始まります。JRAのホームページにある通り、事前に行きたい日の申し込みを行い、後日の抽選に当選した場合のみ座席を予約することができます。

コロナ対策で入場数が制限されているため、抽選に落ちる可能性も割とあります。僕は1週前の土曜の抽選に落選しましたし、今月末の「天皇賞・秋」にも落選しました。まぁ、GⅠレースはさすがに大人気なので仕方ないです。

今回は15日(金)に当選通知が来たため、座席の予約をしました。

東京競馬場の座席は下図の通りで、どんな感じの座席かはHPをご覧ください。後で自分の座席(5階C指定席)の感想を述べます。

 

 

 

・10月19日(火)

 

レースの予習として、週刊ギャロップにざっと目を通しました。

競馬の入門サイトを見ると、楽天マガジン会員になると、ギャロップを含め色々な雑誌がサブスクで読めるとお勧めされていたので、2ヶ月前位から入会しました。僕の関係範囲だと、他にファミ通と将棋世界と東洋経済等の経済誌が読めるので、競馬抜きでも入って良かったと思いました。

 

 

レースより1週間程度前の古い情報で、出走馬や枠順が未確定な状況なので、完璧に予想に使えるという程ではありませんが、先行馬が強いか末脚勝負か等の参考情報は載っているため、ザっと目を通しています。

 

 

・10月22日(金)夜

 

本当は少し前から、時間のある時にちょいちょいチェックしているのですが、netkeiba.comのレース情報で、出走馬の情報(枠順・過去のレース結果等)や、予想オッズを確認します。オッズは投票締め切りまで変動するため目安に過ぎず、まだ馬券は買いません。

僕は昨日時点では、「どのレースで勝負するか?」を決定しました。

 

現状の自分の経験値から、僕は「1番人気と良い勝負をしそうなオッズ6倍以上の馬」しか買わないようにしているため、以下のレースを避けています。

 

・オッズ1桁台に勝ちそうな雰囲気を感じない、2桁台が全然勝てそうにないような、本命不在のレース

・逆に、本命に据えたい馬が同オッズ帯に固まるような、本命を絞れないレース

・1番人気がオッズ2倍以下となるような、「1番人気が強いのは分かるが、他の馬の半分以下のオッズで勝負できるのか・・・?」と、強さの程度を測りかねるレース

・過去のレース情報が無いレース(つまり、新馬戦)

・そうはいっても、メインレースは頑張って予想する(逃げてはつまらんからね)

 

先週の秋華賞は買えないレースの筆頭で、ソダシは1倍台だし、他の1桁台はどれも同程度に有力そうで絞れねぇ~って撤退しました。(まぁ、ご祝儀で単勝30倍の馬に1000円捧げましたが)

結局、今回は第9レースと第11レース(メイン)のみ勝負することとしましたが、詳細は後述。


後、まだ馬券は買わないと言いましたが、勝負しないと決めたレースについては、事前に単勝100倍程度の大穴枠に100円ずつ投げ込みました。折角目の前でレースを観るのに、完全に部外者だとつまらないですからね。

払い戻し金は100円未満切り捨てで、低オッズの馬に100円を入れると端数分のロスが大きい(最悪100円が返却されるだけ)ので、1年に1回当たればいいなと大穴に投票しました。僕は100円募金と呼んでいます。

 

 

3.東京競馬場体験記~準備編~

 

では当日へ。

本当に、色々あったんですよ・・・

 

・朝6時

 

起床。身支度を整えたら早速パソコンへ。

更新されたオッズを見て、勝負するレースについて事前のアタリを付けた馬に変更は無いか、勝負しようか迷っていたレースをどうするか、を決定しました。

いくつか迷うレースはあったものの、ここで9と11レースのみ勝負に確定しました。

 

 

・8時半

 

初競馬場なのと、第1Rは10時15分出走であることから、この時間に家を出ました。

 

 

・9時半

 

ここで想定外の問題発生。

理解不能になるかもしれませんが、まぁ聞いてください。僕も未だに信じられないので。

 

 

こちら京王線の路線図ですが、東京競馬場は東府中駅から徒歩10分の位置にあります。

そこで、新宿から特急に乗り、調布で各駅停車に乗換え、東府中で降りる予定でした。

が、気が付いたら、

 

平山城址公園駅に居た

 

なんと、寝ていた訳ではありません。堂々と起きていて、乗り過ごしました。

以下の事態が起こっていました。

 

①特急に乗り、府中駅で下車

②各駅停車に乗り換え、「東府中まだかな~?さすがに遅いな~?」と思っていたら平山城址公園に乗り過ごしに気付いた

 

これには3つの罠がありました。いや、誰も引っかからないだろうが。

 

①東京競馬場は府中だという情報が刷り込まれ過ぎて、調布駅というアナウンスを聞き逃した

②府中駅というアナウンスを聞いて降車するも、「ちょうふ」と「ふちゅう」ではひらがな3文字が共通のため、調布駅で降りたものと思い込んでしまった

③新宿駅乗車時に路線図を見て、「調布から東府中まで駅数が多い」ことを把握したため、各駅停車にのんびり乗ってしまった

 

何故引っ掛かったのが、我ながら謎でしかありません・・・

結局、北野駅から準特急でUターンし、府中駅で各駅停車に乗り換え、何とか東府中駅に到着しました。

 

 

・10時半

 

第1レ―スは見逃すも、何とか到着。

まぁ、後11レースありますし。

第2レースの刻限が迫るため、自分の座席探しは後回しとし、まずは立ち見できる位置を探し、第2レースを観戦しました。

 

 

・第7レースまで

 

競馬場内を散策しつつ、レースを観戦するという繰り返しでしたが、東京競馬場は広く、思いの外散策する箇所が多かったです。

 

 

まずはパドック。出走前に馬が歩く様子を見て、各馬の調子を把握する「らしい」です。

ド素人の僕は当然、「あー、お馬さんが歩いてるなー!」と感動しておしまい。

写真は上から撮影したものですが、下に降りて間近で観察することもできます。途中でジョッキーの人が乗ったり、様々な角度から眺めたりと、パドックを眺めるだけでも飽きません。

 

 

 

パドックの近くに謎の植物園スペースがありました。

手入れが行き届いていて、普通に綺麗でした。

これは東京競馬場全般に言えることですが、非常に綺麗で驚きました。

 

僕の勝手なイメージでは、小汚い会場に競馬新聞片手に右耳に鉛筆を挟んだおじさんが溢れ、たまにウマ娘オタクらしき若者が居る状況を想像していたのですが、カップルや家族連れが居て、一般的なスポーツ観戦の会場のように感じました。

まぁ、競馬新聞を広げる人が多かったので、僕の想像もある程度当たっていましたが。

 

ギャンブル中毒になる人が溢れ、危ないギャンブルだというイメージが染み付くよりも、ウマ娘で身近になったように、一般大衆で身の丈にあった出費で楽しめる趣味というイメージが行き渡った方が、長期的に競馬業界全体として存続しやすいでしょうから、良い傾向だとは思いました。

 

 

 

かわいい。

 

 

 

近くからゲート入りの様子を観察。

指定席があってもずっと座るというよりは、パドックの観察に旅立ったり、たまに近くから立ち見でレース観戦をしたりして、疲れたら着席という感じで過ごしていました。

 

上述の東京競馬場の指定席の件ですが、座りっぱなしではなく歩き回る元気のある人なら、一番安いスマートシートで問題ないと思います。

ただ、雨を凌げる、高みの見物ができる、机に競馬新聞を広げられる、混雑時に自分のスペースを確保できるといった多くの利点があるため、少し快適に過ごしたいならC指定席がお勧めです。

個人的にはC指定席で良かったと感じました。

 

 

 

そのC指定席からの眺めはこんな感じです。

この写真はゴール時のものですが、指定席の中で最安な分、ゴール奥という最終直線の攻防を見づらい位置に追いやられます。

が、勝負の第9レース、第11レースは下に降りて臨場感を感じつつ観戦できたので、立ち見との併用なら特に問題ありませんでした。

GⅠの日は立ち見スペースが混み合いそうなので、高い指定席を買った方が良いかもしれません。

 

 

・第9レース アイビーステークス

 

勝負のレースその1。

こちらはnetkeiba.comからの転載ですが、このような結果になりました。

 

 

僕の買い目は、

 

1 グランシエロ 単勝

5 ブラックボイス 単勝

1・5 ワイド

各1000円、計3000円

 

でした。

1桁オッズ台の馬は、前走の未勝利戦でオッズ1倍台という圧倒的な人気を得て、実際に勝利を収めた馬ばかりで、この5頭が上位を占めることが予想されました。

5頭とも未勝利戦を勝ったばかりで力量差はさほどない、少なくとも僕には分からなかったため、後どの馬で勝負するかと言えば、

 

オッズ

 

で決めました。

1番人気が2.2倍って、グランシエロ(9倍)の4倍の勝率があるんですか?という単純な根拠づけですね。

結果はグランシエロ2着、ブラックボイス4着で、ギリギリ馬券に届かず敗れ去りました。

どちらかの順位が1つ上がるだけで、単勝かワイドのいずれかにヒットしたのですが。

 

 

・第11レース 富士ステークス(GⅡ)

 

 

最後にメインレース。

 

僕の買い目は、

5番 ロータスランド 単勝 1000円

7番 タイムトゥヘヴン 単勝 1000円

1,5,7番 3連複 100円

 

でした。

ロータスランドは前走で1番人気のソングラインに勝利しており、オッズが有利ならこっちだろうと投票しました。

タイムトゥヘヴンは自分の勘で選んだ馬です。過去2走の中距離戦は14着、13着と奮いませんでしたが、その前はGⅡのマイル戦で2着を取っていました。マイルに適性があり、若い3歳馬で春から成長しているのなら、オッズ以上の活躍を見せるのでは、と期待しました。

 

最終直線でタイムトゥヘヴンが上がってきたので期待しましたが、結果は3着に。ハナ差の2位なら膝から崩れ落ちたのでしょうが、2馬身差の3位なら力量差でやむなし、まぁよく健闘したと諦めが付きました。

思い返すと3連複もリーチが掛かっていたので、ロータスランドが10着と振るわなかったのが完全に誤算でした。

 

3連複に入れる位ならソングライン単勝も買っておけよ・・・

結果論に過ぎないかもしれませんが、春に東京マイル戦(NHKマイルカップ)で2着になった実績等を考慮すれば、3.9倍なら十分買う価値があった気がします。

 

 

・第12レース

 

 

本日は完全敗北、1円たりとも返ってこなかったので、座席に戻ってやけ食いしつつ、最終レースを見守りました。

 

 

昼食時には存在を忘れ去っていましたが、競馬場の入口で貰ったくじで2等を当てたため、それを消化すべく唐揚げとあんまんを買いました。

昼は普通の定食屋がとんかつを食べたのですが、やけ食いのおやつ購入で

 

屋外で食う飯ってうめぇ!!!

 

と感じました。

外気に触れつつ、広大なレース場を眺めつつ、「パクパクですわー!」をする、これが競馬場の醍醐味なのだと悟りました。

屋内で定食を食うなら日常でも出来るし、味だけの勝負ならその方が美味いに決まってます。

今後は買い食いしかしねぇぞ。

 

さて、賭けることなくただレースを眺めていた12レースですが、レース後周辺の席から悔しがる声が聞こえた時に感じました。

 

「賭け事なんてするから損をするんだ。僕はプラマイゼロの立場から高みの見物をさせてもらうよ。」

 

カイジのブレイブメンロードでの、「セーフティの立場から喘ぐ者を眺めることで生を感じる」という状況に似ていると感じました。

懸命に戦う馬とジョッキー、必死に勝ち馬を予想し、レースでの勝利を祈るギャンブラー達、そんな中、単なるスポーツ興行として悠然とレースを眺めるだけの自分。

クズの心理でしかありませんが、こういう楽しみ方もまた一興なのでしょう。

 

 

以上、東京競馬場で1日中楽しませてもらいました。

7000円程度賭けて、全額スッた結果にはなりましたが、最低でも5.8倍以上の勝負しかしなかったのでまぁしゃーなし。

予想の精度を磨いて試行回数を重ねれれば、そのうち返ってくるんじゃないですかね?

 

また機会があれば競馬場に行きたいと思います。

有馬記念いきてぇ~

では(^^)/