どうも、ねへほもんです。

本日はWIXOSS CELEMONY HYPERという名目で、3人チーム戦の大型イベントがあったので、そちらの使用デッキを解説します。

大会→飲み会終わりの直後に記事を書いているので、多少の誤植はご勘弁くだされ。

 

ご存知の通り、僕は一線を退いて久しい長老ポジションなので、他人に迷惑を掛けるチーム戦は極力避けていました。

今回も誘いを受けて組んだのですが、正直勝てる気はしなかったので乗り気ではなかったです。

が、紹介文を見てこれなら出るかと思いました。

 

とれの君「3面2止めのネタチームでどうっすか?」

ねへ「じゃあチーム名は4ルリグ使い隊にしましょう」

 

1年間2止めを使った集大成が活きるのなら悪くない。

即チーム結成が決まりました。

 

 

1.3面2止め!???

 

3面2止めチームとなった時点で、使用ルリグの分布は見えていました。

 

ねへ「じゃあ僕はあーやを使いますね」

 

過去の記事にあるように、僕が使うにしても最強ルリグは爾転でした。

が、それではとれの大先生が使うデッキが無くなってしまう。

当然、リミットアッパーを使ったことが無いという僕の資質を見込まれてのチーム結成なので、僕が大本命の爾転を使う訳にはいかない。

なら経験値のあるあーやにするかとすんなり決まりました。

 

 

僕は2月のGPの裏でプレマハンターをしていたので、あーやの経験値自体はありました。

が、フルハンというギミックはなかなか難しい。

ただの止めデッキなら、速攻でケリをつけるプラン一択なのですが、フルハンしたら多少ゲームが長引いても、相手の盤面が脆弱になるとか、ルリパンが通って勝つというプランも取り得ます。

事実、僕も一応試すかと思い、フローズンギアで多少防御を意識した構築を試したこともあります。

 

 

が、所詮は2面防御、1ターン稼ぐのがやっとのレベルで、ほどほどハンデスするだけの中途半端な域を出ませんでした。

そこで、チームメイトに相談しました。

 

 

満場一致で下が選ばれました。

いや、0面防御だけど!???

1ターン目フルハンガンギマリ構築だけど!???

 

もう迷わん。

俺は先攻フルハンの道を歩むぜ☆

となってあーやのアーキタイプが決まりました。

 

 

2.サーバント?2枚でいいよそんなん

 

日曜のセレモニーでアーキタイプが決まり、後はマイナーチェンジするだけという状態になっていました。

で、色々検討するうちに、画期的なアーツ案が舞い降りたので、それに合わせる形で構築をいじって完成させました。

 

 

おそらく良識あるセレクターの皆さんには1ミリも参考にならないと思いますが、記念に一応解説しておきます。

 

(ゲームプラン)

先攻でフルハンすれば相手はエナチャージしづらくなるから、最後は集中紅火で手札&エナを縛ってアーツを腐らせて勝つ

 

ランデス特化の構築を考えたこともありましたが、《今昔之感》と、4花代&《不敗炎話》の壁が分厚すぎました。

要は、エナを絞っても手札をエナ代わりにされるから意味が無いということです。

逆に言うと、手札も絞れば自然とこの2デッキはエナが絞れるから、盾ゼロ&集中紅火でエナを削れば不敗?撃てないよね???って勝てるので手札・エナ・盾の全てを削る構築にしました。

 

特に先攻フルハンは、決まれば相手が盤面に出るシグニが減るので、盤面にシグニが出ない=除去して相手のエナが増えることを防げるってことなので、かなり理に適った構築だと思っています。

 

 

(採用カード)

先攻フルハンして、盾をほどほど加速して削って、先攻4ターン目に勝つというプランに全て集約されるので、大半のカードは解説しません。

が、どうしても紹介したいカードが2枚あります。

 

 

先攻フルハンの安定感を高める女房役。

先攻フルハンを決めるなら、マドカメモリア+ハンデススペル4枚という条件を満たす必要があります。

 

ハンデススペル11投という狂った構築にすればある程度安定するのですが、そうはいっても毎試合安定してフルハンしきる、という域には辿り着けません。

 

が、ヘケトは本当にエライです。

デッキトップを操作できると、デッキトップにハンデススペルを持ってきて、2枚目に要らない青のカードを設置すれば、その後ハンデススペルを撃った時に後続のハンデススペルを引きつつ、マドカメモリアで確実に青エナをチャージできます。

青以外のカードはハイテイ3枚だけですが、そうは言ってもビクビクするもの。確実な方が良いに決まってる。

 

手札を入れ替えるだけならソウイメモリアの2枚交換もありなのですが、ヘケトは自分のデッキを削らないという点でも優秀です。

どういうことかというと、このデッキはあろうことか、相手に山落としをされずとも簡単にリフレッシュしてしまうデッキなのです。となると、ソウイで山を2枚削ったことで、残りの山が少なくなってしまい、集中紅火を使っても残りのデッキ不足で5枚ドローできないという、他のデッキでは考えられないような事故が起こってしまいます。

 

なので、残りの山は減らさず、先攻フルハンをサポートできるシグニとしてヘケトが本当に優秀でした。

ちなみに、後攻だとマドカ+カツオで1面除去しつつフルハンが基本路線なのですが、後攻でもヘケトを立てる場合があります。

どういうことかというと、後攻1ターン目にハイテイベットで1体除去して、その後ハイテイのトラッシュ送りして2面除去した後にヘケトを立てるプランもあります。

 

後攻1ターン目に2面除去するというのは狂気の沙汰としか思えませんが、フルハン構築的にはアリでした。

ハイテイで相手の盤面を完全に除去することで、次の相手ターンに3面埋まるか怪しくなるので、結果的に次のターンの盤面除去を先取りしたような恰好になります。

で、ハイテイが不在となった盤面にヘケトを立て、安定してフルハンを実現できれば、ゲームプラン的に押し切れるはずと信じていました。

 

 

 

誰も使ったことが無いと思いますが、この2あーやにだけは以下の点で非常に噛み合います。

 

・リコレクトが余る

・除去アーツが欲しいが、赤エナ要求が増えると安定しない

・エナを渡さず除去できる

 

元々プレマを獲った時は火剛杖だったのですが、先攻フルハンした後、自分の盾が捲れてエナに行く度に、

 

「あれっ、エナは増えるけど使い道無くね?」

 

となったので、ワンチャン防御としても有用なブリザードを選びました。

以下の流れを実現できれば、最終ターンに相手に盤面除去で1エナも与えることなく3面要求できます。

このお陰で集中紅火のランデスが活きてくるってことよ。

 

・ブリザードで1体除去

・集中紅火→鏡花炎月の順に使うことでアサシン付与

・UPDATEでもう1面要求

 

で、相手アタックフェイズに除去できる利点も当然大きく、エクシアやベルクリケットといった面倒なシグニを撤去できます。

僕は青のスターターデッキはTOO BADLYをシングル買いするだけでブリザードを持っていなかったので、当日チームメイト(きりたにさん)から借りて初実戦となりましたが、余りがちなエナをピッタリ使い切りながら相手のエナを絞れるので優秀でした。

 

後、メインデッキへの影響も大きく、1面防御できるならサーバント2枚で良く、その分ハンデススペルをガン積みしようと決心できたり、相手の上級シグニを確定で除去できることから、仮面の伝説という自身が赤色&赤エナ要求って使いづらいスペルを積む必要がなくなったのはエライです。

こういう全世界で自分しか使わんアーツを輝かせられるのは止めの醍醐味なんだわ。

 

 

3.実戦経過

 

 

まずお詫びさせてください。

 

1試合も先攻フルハンは決まりませんでした

 

ゲームプラン崩壊やんけ。

それでも何とか勝ち越したけど。

では、何故先攻フルハンが決まらなかったかご説明しましょう。

 

1戦目:1ターン目にフルハンしたが、後攻

2戦目:1ターン目にフルハンしたが、後攻

3戦目:1ターン目にフルハンしたが、後攻

4戦目:1ターン目にフルハンしたが、後攻

5戦目:1ターン目にフルハンしたが、後攻

 

はい、一見厳しそうな毎ターンフルハンという状況は達成しました。

ヘケト込みでマドカメモリアにアクセスしやすくなっている分安定しました。

が、全部後攻って何やねん。

 

こちらが後攻だと、相手に盤面を立てられ、除去してもエナが増えるんで、ランデスで相手のアーツを絞って勝つぞ~プランが完全に崩壊しました。

まぁ、それでも何故か3勝したんですが。

 

ちなみに2敗のうち、一衣はLv3にグロウするとルリパンが通らなくなるので、相手の防御アーツ込みで1点足りず負けました。

1点足らんということは、先攻なら4ターン目に勝利できていたはずなんだよなぁ。

また、敗戦その2のカーニバルについては、相手先攻3ターン目に轢断・鏡花・竜花で盾を3枚割って集中紅火で手札を構えるという鬼畜ムーヴをされたせいで、こちらが轢かれて終わりました。

いや~、僕の方が轢かれる立場になるとは。。。

 

3面2止めでもチーム3-2、しかも2-0スタートで勝ち越せるという実績を示せたのは良かったと思います。

2止めで統一しただけあって、チームの一体感は会場でも随一で、非常に楽しいチーム戦でした。

皆でアイデアを持ち寄りながらトリスタン&ハヌマーン4投の2ママを組むのも楽しめたし。

 

次はブルアカ、止めるアイデアが浮かぶだろうか・・・?

まぁ、僕がリミットアッパーを置くことは一生無いので、隠れねへほもん信者の皆様は次回作をお待ちくだされ。

では(^^)/