【 #WIXOSS 大会結果】
— カードショップおうち秋葉原店 (@ouchi_Akihabara) February 25, 2025
本日開催のWIXOSSPARTY(ディーヴァ)にて優勝されたのは【爾転】を使用された"とれの"様です、おめでとうございます🎉
一言「運だけ太郎」
毎週火曜日と金曜日はWIXOSSPARTY!
また次回も皆様のご参加をお待ちしております😉#おうちでウィクロスパーティ pic.twitter.com/37eUSjHbaj
良い山なんだ、すごく良い山なんだ、けど・・・
こう思える時、人は一番山を練り、俺が仕上げてやるという気分になれるのだろう。
何のアイデアも無ければ、練る対象も無く途方に暮れるだけ。
でも完成された芸術品を目にすると、自分の存在意義など見失ってしまう。
まだ輝きは見られない。でも光は差している。間違いない原石。
それを磨き上げる時間こそ、カードゲーマーとして至高の時間と言えるのだろう。
だからこそ、僕は久々に本気で山を組んだ。
だからこそ、僕は久々に勝つつもりでセレモニーに出た。
だからこそ、僕は久々にセレモニー当日に記事を書く熱量を持てた。
自分すら忘れ去っていた熱意を思い出させてくれた、とれの君に最大の感謝を。
1.2色構成のディソナ
2月22日 都内某所、GPの日、僕はいつも通りGPをよそ目にサブトナメのプレマハンターとして活動していました。
大きなイベントに出るほどの熱量もアイデアも無い僕が乗り込むのは、真剣勝負への冒涜だと思っていたので、単に飲みクロスの景品を仕入れる場だと割り切っていました。
が、そこには多くのセレモニーが居て、現環境はこんな感じなんすね~って話を聞くだけでも楽しくて、そして何より、大きな出会いがありました。
「めっちゃ強い爾転が出来たんすよ!!!」
と元気よく話しかけられ、見るととれの君の姿が。
全く実績を残せず、爾転は使えねぇと切り捨てた不甲斐ない僕に対し、赤坂茜君と構築を共同開発し、前々回のGPで準優勝を見せつけてくれました。
どうせ僕は力になれんけど、それでも完コピしてウパくらい遊ぶかねぇという気持ちで見たそのリストは、一目見た瞬間に惹かれました。
「このリストを極力隠して今弾のセレモニーで勝ちまくってやります!!!」
敗北、それが大舞台であればあるほど、自分のメンタルに強く影響するもの。
ですが、そこから得る学びや、次の構築への着想もあるもの。大言壮語ではなく、確かにこれはスゴイ。
そう感じました。だからこそ、思いっきりツッコんでしまいました。
【 #WIXOSS 大会結果】
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本日開催のWIXOSSPARTY(ディーヴァ)にて優勝されたのは【爾転】を使用された"とれの"様です、おめでとうございます🎉
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なんでウパでリストあげてんねん!!!
で、この爾転の最大の特徴ですが、
2色ディソナ
である点です。
ディソナ自体は昔からあるギミックで、爾転が登場したての黎明期も、ディソナと組み合わせるという案は出ていました。
が、多色過ぎて赤要求の重い爾転とは合わないという欠点がありました。
ディソナ入りの爾転はあり得ない、もはや選択肢にすら挙がらないほど強固過ぎる固定観念に囚われていただけに、それを5秒で打破するリストに出会えて大きな衝撃を受けました。
アタック時1万焼きのスペルが割と強いとか、アイビー&ユバンダでリソースが増えるといった点しか意識していませんでしたが、GP敗退後のとれの君の話を聞く中で、改めてディソナの凄さを思い知らされました。
赤単の爾転では考えられない、ランサーというギミック。
ガン不利対面だった対アンで、テッサンパンのランサーを貫通できます。
後、シグニ無効LBを踏んでもランサーなので通りまぁぁぁすができます。
これまた対アンで大活躍の、万能除去スペル。
コストは重いですが、ほぼ防御を積まない爾転だと終盤はエナが余りがちなので使いやすい。
どうしもアンに勝ちたくて!!!と力説されるうち、一目惚れが本気の恋に変わっていくのを感じました。
では、何故今なのか?
ディソナは爾転登場のはるか昔から存在した。
それが突然今弾で花開いた、その理由は・・・?
この2枚がブレイクスルーとなりました。
そりゃ1点割りは強いし、そりゃ4リソース増えるのは強いよ。
しかも、ディソナが爾転と致命的に噛み合わない混色構築という課題も、赤緑軸という構築案が生まれました。
一見しただけで強いとしか思えない2枚でしたが、組み合わせると更に凶悪な使い方が可能でした。
先攻1ターン目。
普通のデッキだと2面立ててエンドするだけですが、爾転は1ターン目から忙しい。
赤エナをチャージ。
これは割と良く見るプレイングです。
先攻1ターン目に相手のライフを割ることで、TOO BADLYやシグニアタック1回無効のような、メインフェイズに踏んでも裏目になるアーツを先に踏むというプレイです。
が、今弾の爾転はその一歩先を進みます。
これで1エナチャージするのですが、何色のエナがチャージされるかはどうでも良いです。
トラッシュに赤・緑の2枚が揃うのがポイントなのです。
ここで上に上げた2枚を順番に使います。
TOO BADLY2枚踏んだか~~~ごめんねごめんね~~~~~
はい、先攻1ターン目でLBチェックを2枚完了することができます。
シグニ無効を踏んでもアドですし、どのデッキにも入っている鯖LBを踏んでも回収不能でアド。
先攻1ターン目から盾を2枚割るという行為は、アーツ等の防御面数に上限があり、LBも防御の一要素に考慮されるディーセレではあまりにも強い。
後は先攻2ターン目の3面要求で通れば鏡花熱線で2枚焼却して3ターン目でリーサル要求すると、あまりLBに怯えることなく安定的に勝ち切れます。
速攻デッキが安定して勝てるのはおかしくないか・・・?
今弾が出たばかりの時は、先1の2枚盾割りプランで七光を使う案を見ました。
が、七光だとトラッシュの赤色が消えてしまうので、赤の1シグニを出してリムーブするという無駄な一手間が生じていました。
いや~~~、Lv1の薄い爾転でLv1をリムーブするのはしんどいし、2面並べないとダメな対面も居るから違うよな~~~と思っていた所、羽化という最適解が現れてピッタリはまりました。
後はルリグデッキ最後に1枚にも感銘を受けました。
ノーガードや1面防御構築で先攻を取ると、相手の後攻3ターン目で詰め切られるリスクがある、でも単なる防御アーツを積むと攻め手に欠けるんだよなぁ・・・と思っていた所に、バニッシュ付きの2面防御。
3エナは重いですが、そこをディソナのアド取り性能でカバーできる。
天才やんけ。
で、最後の決め手。
僕がこのディソナ軸爾転で一番好きなカードがこちら。
まず、2エナで8000除去というコスパで足切りラインを越えています。
で、何よりもエライのが、
エナコストが後払い
という点です。
爾転が盾をバリバリ割ってくるというのは周知の事実ですが、それを見事に逆用できるのがこのリルディソナです。
2エナ使わせる以上に、盾を1点割られることに大きな恐怖を感じてしまう。
何なら盾を割り切った後に設置すれば相手は防御せざるを得ない。
結果的に防御アーツを吐いてくれれば、そこで2エナが浮く。
で、大体2エナ浮いたことが巡り巡って、最後の最後にガード不可を起動するための3エナが足りるようになる。
今までの爾転は、相手目線だと盾をバリバリ割って攻めるだけだから、リソースを稼げないという弱点を咎めてハンデスで潰せばLBトリスタンお祈りを強要するも良し、防御面数で耐えて後攻3ターン目で突撃するも良しと、攻めているというより攻めさせられている印象で、僕は好きになれませんでした。
カードゲームは相手の嫌なことをして勝つと言われますが、盾をバリバリ割る爾転よりも、盾割りを軽く受け流す相手の方が嫌なことをしてないか???
が、今回のディソナ構築だと、アイビーでリソースを稼げるし、リルポン置きでエナを踏み倒すこともできるので、温故知新で追加1ターンを得るルートが生まれています。
リソースを稼げる分、ハンデスに対してもトップドローリルで1点要求等でトップ解決しやすくなり、防御アーツオールインの完全防備の山に対しては、後攻4ターン目を取りに行くくらいの余裕が持てるようになりました。
爾転の戦い方に「柔軟性」が出たのが画期的で、これが僕の求めていた構築なんだと実感しました。
勘違いされがちですが、僕は盾をバリバリ割る瞬間が一番好きなんじゃないんですよ。
盾をバリバリ割ってきゃっきゃする奴はチンパンジーです、僕はそんな嫌な奴じゃない。
涼しい顔をしながらリルをポン置きして、防御しようかしまいか苦悶する相手の顔を見るのが一番好きなんです。相手の盾枚数を縛るのはそのための手段でしかない。
銃口を突き付ける感覚が好きで、映画とかでも突き付けられてる瞬間が一番恐れている顔をしているじゃないですか。
いざ発砲されてしまえば、致命傷を外したせいで撃った側が窮鼠猫を嚙むって感じで反撃されてボコボコにされがちですが。
うん、性格悪いな。
ここまでディソナを絶賛してきましたが、それだけだと、僕が強い山を教えてもらいましたまるで終わりです。
が、僕が本気で創作意欲を搔き立てられたのは、
まだ伸びしろがある
と感じたからです。
非常に長い前置きとなりましたが、ここからが僕のターンです。
2.ディソナ以外は要らない、ただそれだけ
僕のターンと書いた手前、めっちゃスゴイ改良案を提出したのかと思われそうですが、全くそんなことはありません。
ディソナはスゴイ、それを基に組んだルリグデッキの構築はスゴイ、そこは動かしようがありません。
では、ここでとれの式最新版、3月7日のウパのリストを見てみましょう。
確かにディソナはスゴイ。
でもそれなら、、、
なんでもっとディソナを積まねぇんだよぉぉぉぉぉぉ
ホントそれだけです。
後はせいぜい、赤以外のエナが貯まると処置に困ることがあるので、赤を多めに採用する位でしょうか。
枝折は赤エナが置けて、捨ててテングザルをパンプしてアサシンが付ける用途もあるんですとか、花代メモリアはパワーラインの高いLv2を焼くのに必要なんですとか言われても、まぁ都合の良い話としか思えません。
このデッキはデッドリーポータルのような、回収効果を持つアーツが入っておらず、トップゲーにならざるを得ません。
気前よくハンデスしてくる青に対して、都合よくテングザルにアサシンを付与するとか、ラバピカ込みで2面ダウン耐性テングザルを作るとか、とても狙えるとは思えません。
あきら全盛期ならいざ知らず、以前よりは青デッキが下火になった今なら、無理して狙う必要はありません。
ディソナ構築にディソナ以外を積むと本当に邪魔で、後攻1ターン目のバクチクでリルを捨てたせいで、後攻2ターン目に盤面要求できずに詰むといった事態が頻発します。
ディソナが強いと力説するのなら、もっとディソナのことを信じるべきだと思いました。
「エナが足りないなら、アイビーでチャージした方が1アドになる
相手の盤面が固いなら、見得をぶん投げる方がLv3も焼けて対応範囲が広い」
普段真面目にウィクロスをやらない僕がディソナの薄い構築を使うとミスすると思い、ただディソナを信じることの1点勝負でセレモニーにガチ参戦した結果がこちら。
ドラスタモニー
— ねへほもん (@nehehomon) March 9, 2025
予選
アン ×
アン ○
みこみこ ○
アン ○
夢限 ○
決勝T
夢限 ○
夢限 ×
遊月 ○
3位でした~超久々にまともに戦えた pic.twitter.com/VQefeZubdY
ここまで偉そうに書いたなら優勝しろよと言われそうですが、これが今の僕の限界ということでしょう。ディーセレ全期を通じてもセレモニー3位は最高成績のはず。
先月は0-2ドロップだったことを考えると、今日は6勝2敗なので、6÷0で先月より無限倍進化したと褒めてください。
だいぶ尺が長くなってきたので、決勝Tの3戦だけ解説して締めるとしましょう。
1回戦 夢限 〇
先攻を取った瞬間に天を仰ぎました。
いや~、相手はアーツで徹底防戦するだけだから、こちらの3面要求とかはどうでも良く、先に殴られる分損するだけなんだよなぁ~
爾転で夢限と対面するのは予選5回戦が初めてで、後攻スタートから最後に鯖回収LBで勝つという薄氷の1勝だっただけに、こんなキツイ対面、先攻だと無理では・・・?と鬱な気分になりました。
実戦も案の定、リソースを奪取されまくって鯖を切る余裕も無く、夢限対面って案外盾減るなぁと苦戦模様に。
「僕は対夢限で先攻を取るのは初めてだけど、後攻5ターン目に相手が裏返り、毎ターン盤面+ルリグの2点要求に加速した瞬間、耐えきれなくなるな」
と直感的に感じました。
早い段階で特攻するプランを視野に入れ始めた中、相手がサーバントを引けていなかったことが幸いし、フローズン・ギア、シャイニング・クロックという切り札を早々に使ったことで光明が見えました。
先攻4ターン目、盤面全処理+フルハンを喰らったことでトップ2ドローのみでしたが、2体を立ててターンエンドのみ。夢限に盤面の1点を許すことになりますが、そんなことよりアーツを温存したかったです。
後攻4ターン目、ここまでアーツ&ピースを完全に未使用という他の対面ではあり得ない展開から、最初に使用したのは
当然リコレクト狙いではなく、単にエクシアをバニッシュするためだけに使用しました。
そして先攻5ターン目。
相手のライフは6点
普通の対面なら絶望的ですが、僕は勝利を確信していました。
残るルリグデッキ6枚を全部投げつけ、いよいよ特攻を仕掛けます。
相手のライフは2点に。
また、鏡花の4ドローで、最後の1ピースをツモりました。
相手のリミットは8。
エクシアを除去した後は、見得の1面除去さえ決まれば、残りはUNKNOWN MEMORYで確定で除去できます。
まだ公開領域に1枚しか見えておらず、鏡花・花枝招展・UNKNOWNと8ドローできたのでさすがに引けるだろうと思っていました。
3面要求プラスガード不可でアタックに。
正直なところ、見得を引く以外が不確実要素で、引けた瞬間に勝ちを確信しました。
相手は2面防御やルリグ止めのLBが入っていない以上、1面止めLBを踏んでもシグニで確実に2点が取れ、ガード不可でトドメが確定するのでした。
準決勝 夢限 ×
予選5回戦と同じ相手、お互い後攻を取りたいのは自明だったので、じゃんけんで予選とは違う手を出そうと思い、グーを出した所、先攻を取ってしまいました。
は~~~、相手は同じ手を出したか~~~と嘆いたところ、
「予選でグーを出されて勝ったので、本戦ではグーに負ける手を選びました」
と言われました。
予選で後攻を取った以上、相手もじゃんけんの手を変えるはずという思考は正しかったのです。
ただ、自分の記憶力が劣化してただけなんや・・・
実戦は相変わらず苦しいながらも、サーバントLB2回の回収等もあり、そこそこ盤面要求しつつ戦えました。
特に2回目の回収は大きく、
僕の大好きリルディソナを拾えました。
これで1点取れる、1点取るとかアーツを吐かせたら最後の特攻が楽になる、とプランを立てていました。
そして返しのターン、手札がリル1枚の状態からの2ドロー。
えっ、片方ディソナシグニ、というか羽化回収でも良かったのですが・・・
というかトリスタン君、
予選5回戦:LB8枚中ゼロ
決勝T1回戦:LB8枚中ゼロ
準決勝:LB7枚中ゼロ
(※竜花の1点回復クラッシュも含む、準決勝は盾1が残った状態で特攻した)
夢限3戦トータル:23枚中ゼロ
ちゃんと仕事してくれ。。。
トリスタンあったらもっと序盤で点数要求して、盾割るなりアーツ吐かせるなりしてたんや。
不本意なタイミングでアーツを撃たされたのが本当に痛かった。
2ドローして流石にディソナを引くも、点数要求は増えません。
手札が1枚残りましたが、案の定ハンデスで徴収されました。ぴえん。
結局、相手はライフ5点でシャイニング・クロック持ちという状態で、最終ターンである先攻5ターン目へ。やはり夢限が裏返るまで爾転の盾はもちません。
変なタイミングでアーツを撃たされたこともあり、リソースはカツカツな状態でした。
トップでワウルフを引くも、シャイニング・クロックの能力無効がぶっ刺さるので使えません。
それでも、まずは盾を4枚割ってライフ1まで追い込みます。
次いで、前のターンにエクシアを温故知新で除去したことに加え、UNKNOWNでもう1面除去して2面要求に。
残り1体のLv3を除去する余裕が無い、というか除去した後に1体立てる余裕すらないというカツカツ具合。
それでもきっちり計算して、手札・エナともピッタリ使い切る配分で2面要求プラスガード不可という状態でアタックに入れました。
一瞬勝ち確じゃないかと錯覚しましたが、シャイニング・クロックでルリグを止められシグニで2点通せよというLB勝負に。
予選5回戦ではラス盾サーバントで薄氷の勝利を掴んだ僕ですが、運命の天秤は万人に等しく傾くもの。
半ば覚悟していましたが、しっかり踏んづけて敗北しました。
ラス盾は仕方ない。
それよりお前だよお前
盾に埋まってたら1点追加打点が入るとか、最終ターンで3面要求できて勝っていたはずなんや。
そうでなくても、リル回収後に1点要求したターンの2枚引きが無ければ、アーツを温存出来た分、特攻時の引き次第で3面要求できてたかもしれん。
3位決定戦 遊月 〇
まず、夢限3連戦というイレギュラーな対面から感覚を戻す必要がありました。
普通は先攻5ターン目なんてやってこないし、アーツもバンバン使っていくんやで。
先攻でしたが、遊月はTOO BADLYやシグニ1点無効のようなメイン割りを咎めるLBは入っていない(はず)なので、先攻2ターン目にアーツを使われないよう、先攻3ターン目に盾を割るプランで考えていました。
が、相手は僕の想像を超えた動きをしてきました。
4点止められ、相手はライフ7のまま2ターン目を終えました。
君も夢限みたいに裏返るんか???
とツッコみたくなりましたが、これには伏線がありました。
セレモニーに勝ちたいなら、本番一発勝負はまずく、1回くらい実戦経験を積むべきだろうと、前日に渋谷のバトロコのプレマ争奪戦で出場しており、その際にも対戦しました。
その時は僕が後攻2ターン目に盾を焼き切る特攻を仕掛け、熱願を使われても「10エナありますが何か???」といってそのまま押し切りました。
結果として、前日に遊月と対戦できたのは良いものの、相手がLv3ルリグを採用しているのかも知らない、というのは冗談として、僕はLv3シグニ・ルリグのテキストすら覚えていない状態で3位決定戦に挑むことになりました。
うーん、はるか昔に戦ったんだけど記憶が・・・
確かに戦い方を変えられたのは驚きましたが、同時に安心もしました。
熱願のコスト踏み倒しのために鏡花炎月を切ってくれたため、「後攻3ターン目を耐えきり、4ターン目に詰める」というゲームプランが明確になったからです。
盾7枚ある状態から先攻3ターン目に突撃するのは無理がありますが、安定して耐えきれるなら防御プランを取るに越したことはありません。
といっても、遊月はランデスの名手です。
3ルリグのテキストは覚えていないながらも、温故知新のコストが残るとは思えませんでした。
先攻3ターン目開始時点で盾は3点。
他の対戦卓からダブクラで突撃するという話が聞こえてきたのと、鯖を持っていなかったという事情もあり、LBお祈りにしても耐えきるのは無理があると判断しました。
はぁ~、人生初だけどあの効果を使うしかねぇか~
クラッシュしません
先攻3ターン目で3面要求して盾を削れれば、相手は防御アーツが残っておらず、盾割りアーツは3点分で十分。
なら回復で良いだろうと判断しました。
一応、ダブクラ込みの盤面4点プラスルリパンで負ける可能性はありましたが、盤面除去のLBでも、サーバント・トリスタンLBでのサーバント回収でも止まるのでほぼ負けないし、サーバントが無いことを知らない相手が突撃することはあり得ないと読みました。
実際、突撃は決行されることなく、軽く殴る程度で済ませて次のターンへ。
最後は盾割りアーツを3枚使う時点で相当エナを食うのですが、そこはこの爾転のエライところで、ディソナ&ルリグデッキで一気にエナを伸ばせます。
最後は盾を3点割り、除去を絡めつつリル・アイビー・アイビーの盤面で、リルの後払いの長所を活かすようにアイビーのエナチャージもあって3面要求にエナも足りて詰め切れました。
以上、ディソナ軸爾転と実戦レポの解説でした。
ただ単細胞生物のように突撃するだけでなく、1ターン延命するとか、リソースを絞られた分盤面除去 or ガード不可の片方だけで勝負するとか、柔軟な動きが求められるので、簡単な部類の山とは思いますが一定程度やり込み甲斐もあると思います。
僕の今年最初で最後のディーセレ記事になるという確信を持つ程度にはお勧めのデッキですので、是非使ってみてください!
では(^^)/