想いが巡って複雑な心境..... | ネギちゃんだぜぇ~

ネギちゃんだぜぇ~

たいした事書かないぜぇ...(^^;

井上尚弥選手の凄さ、強さに驚愕しながら、今夜は先日の全国高校駅伝の話。

女子は地元の興譲館高校、男子は連覇が懸かる倉敷高校の活躍を期待してテレビ観戦した。

女子のレースはいろんな想いが重なって、複雑な気持ちになってしまった。

 

興譲館と言えば、かつて名将・森政監督の下で2回の全国優勝を誇る強豪校。

1999年にOBの森政氏が監督に就任して都大路に初出場して以来、今大会まで25年連続で都大路を走り続けている。

 

森政監督就任5年目の2003年に7位に初入賞すると、翌年から退任するまでの10年連続で表彰台に上がっている。かの新谷仁美選手を育てた後も、全国トップレベルの選手を次々と輩出し続けた。

 

2014年の春に突然の退任が発表され、教え子の藤井監督が就任してからは入賞圏内を出たり入ったりしながらも、9年間で6度の入賞を果たしている。

ところが今年の3月に、またまた突然監督解任が発表されてビックリ!

 

前回は森政氏のキャリアアップ(社会人チーム)でやむを得ずの監督交代だったが、選手のショックは大きく、シーズン通して選手のコンディションが上がらず、10年連続表彰台から一気に入賞圏外(15位)へ落ちてしまった。

 

今回の交代理由は知らないけど、藤井監督は大分の名門・大分東明高校の監督に就任されて、今回の都大路に出場した。

そして、監督とともに東明高校に転校した奥本選手が都大路の1区で区間賞を獲った。

 

奥本選手は1年の時から興譲館の1区を任され、最終学年に掛ける思いは強く、今夏のインターハイでも活躍した。2年間を井原で過ごし、興譲館の看板を背負っていた子なので、彼女の活躍は喜ばしい事この上ない。ただ、興譲館に残っていたら.....の想いがあるけどね。

 

 

 

さらに想いを複雑にしたのが森政元監督の存在だ。

2019年から広島県の銀河学院高校の陸上部監督に就任して、記念大会の今年の中国大会を制して全国大会に初出場した。宇宙一壮大な名前の “銀河学院” は福山市の東の端に位置して、ネギちゃん家からもほど近い。

部員10人の無名校が一時は2位を争うなど大健闘して、入賞にあと一歩の9位となった。名門・世羅高校という強豪校が存在する広島に、銀河学院ありを強烈に印象づけた

 

 

 

そんなこんなで、今年の都大路は興譲館以外に、奥本選手と銀河学院の応援に力が入ってしまった。が、肝心の興譲館が28位と予想外に低調だったので、どうもモヤモヤしている。

往生際が悪いネギちゃんとしては、藤井監督と奥本選手が残っていたらとか、なんなら森政氏が戻っていたらとか........なんか虚しい話になってきた.....。

 

ネギブロ (2021年1月22日)

 

 

めっちゃ長くなったので、男子のレースは手短に。

連覇を狙った岡山代表の倉敷高校は2位に終わったけど、優勝した佐久長聖高校の凄まじい強さに悔しさも感じなかった。倉敷の選手は悔しかったろうけどね。

既定路線とは言え、倉敷も監督が交代したばかりの難しいシーズンだったけど、力を落とすこと無く走りきったのは見事だった。

 

それにしても、佐久長聖は日本人選手だけで大会記録を塗り替えるという、凄まじい走りっぷりだった。本当に見事な優勝だった。