初優勝! 岡山学芸館高校 | ネギちゃんだぜぇ~

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たいした事書かないぜぇ...(^^;

第101回全国高校サッカー選手権

岡山学芸館高校 初優勝!!!

おめでとぉぉぉぉ & ありがとぉぉぉぉ

 

 

 

岡山愛溢れるスポーツ大好き人間なので、この喜びは嬉しすぎて言葉に出来ない。なので、上手く書けない....。

以下、有頂天のネギちゃんの独り言なので読むに堪えないかも.....無駄に長いし(汗)

 

 

近年急速に力をつけてきた学芸館だが、全国大会となると下馬評は高くなかった。出場48校の中で真ん中くらいの評価が大勢だった。2年連続インターハイ8強なので、もう少し評価されても良さそうなんだが、マスコミとか評論家はちゃんと観てるのかな......?

 

学芸館はプロチームに進む選手が居ないし、サッカーでは学校の知名度が低いので低評価は仕方ないのかも。TV中継では常に対戦相手が格上の如く実況していたが、その先入観をことごとく覆す快進撃が心地良かった。

 

準決勝までの5試合はすべて、相手より1試合多く消化している状況で戦ったが、走り負けず、当たり負けしない強靱なフィジカルとスタミナに加えて、ピンチに動じない鬼メンタルも併せ持っていた。粘り強く泥臭く戦って、ついに頂上に登り詰めた。

 

全国に名を馳せるタレントはいないものの、全員がハードワークでフォア・ザ・チームに徹する献身性を発揮し、機を見て一気に攻め立てる攻撃の迫力は優勝に相応しい戦いぶりだった。大会優秀選手に6人が選出された事から、個の力もあることが判る。

 

特筆すべきはPKの巧さ。6試合中2試合がPK戦まで縺れたが、9人のキッカーが難しいコースに強烈に蹴り込んで、すべてゴールネットを揺らした。

「PKは運では無い」 の信念で猛練習した成果が如実に表れた。

 

 

決勝

学芸館 3-1 東山(京都)

労を惜しまないハードワークで決勝に辿り着いた両校。共に1回戦から登場して6試合目となったが、この試合も、無尽のスタミナで素早く攻守が入れ替わる激戦で見応えがあった。

 

大会トップレベルのGK平塚選手、CB井上主将を中心にした堅守と、MF木村選手、MF山田選手のダブルボランチにトップ下のMF山田選手とFW今井選手が連動する攻撃が冴え渡った。

 

単独得点王を狙っていた今井選手が、我を捨ててポストプレーやアシストする場面に心が震え、終盤に今井選手にボールを集めようとする仲間の心意気に泣きそうだった(感涙)

 

 

 

準決勝

学芸館 3-3(PK4-1) 神村学園(鹿児島)

圧倒的に優勢と言われた神村学園に対して、一歩も引けを取らない壮絶な撃ち合いを演じた。

幸先良く先制したものの、逆転を許してからの2度のビハインドを追いついた。

 

強豪を相手に、3点すべてが流れの中でのファインゴールで、技術の高さを見せつけた。加えて、PK戦でのクオリティには驚かされた。

 

同点に追いつくスーパーゴールを決めた岡本選手がPK戦の一番手。

極度の緊張が走る場面で、豪快にど真ん中に蹴り込んだのにはビックリ仰天。

後で判ったが、相手キーパーが 「右?左?どっち?」 とつぶやく陽動作戦に、「真ん中に蹴るよ」 と応えてど真ん中に蹴り込んだエピソードで2度ビックリ。鬼メンタルだっ!

 

続く3人はゴール左上の隅に強烈に蹴り込んでネットを揺らした。
解説していた大久保氏曰く「あそこは勇気がいる。僕は狙わない。」

 

 

PK戦への高原監督の指示 「(GKの)平塚が止めてくれるから、思い切って蹴り込め」 だったそうだが、あれだけ強くコースに蹴るのは相当な勇気がいるだろう。

ネット上では 「代表より上手い!」「クロアチアに勝てる!?」 の声も(笑)

 

世代最高のストライカーと称される福田選手のPKを止めたGK平塚選手は、プロゴルファーの父から薫陶を受ける強心臓の2年生。

スーパーセーブ連発に加えて、正確なロングフィードの技術もずば抜けている。

 

勝利の立役者となったインタビューで、「自分のミスもあって3点も取られたけど、3年生が3点も獲ってくれた。」 と、童顔に似合わない低音で大人な受け答えも大物感がある。

 

 

 

 

準々決勝

学芸館 4-0 佐野日大(栃木)

堅守の佐野日大から多彩な攻撃で16本のシュートを浴びせ、4得点を挙げて圧勝。

3回戦で守勢に回ってなんとかスコアレスドローで凌いだ反動なのか、堰を切ったように躍動する選手が頼もしく見えた。

 

 

3回戦

学芸館 0-0(PK5-3) 國學院久我山(東京A)

注目のストライカー塩貝選手を徹底マークして仕事をさせなかったのは良かったが、多くの時間を守備に奔走させられて、自慢の攻撃陣は不発に終わった。

 

それでも、PK戦に絶対の自信を持つ学芸館は、キッカー5人全員がゴールネットを揺らし、GK平塚選手は相手一番手の塩貝選手など2本を止めて、この時点では “番狂わせ” と呼ばれる勝利で、ベスト8進出を決めた。

一人目のPKを止める平塚選手



ずいぶん長くなったので後はスコアだけ
2回戦 学芸館 3-2 鹿島学園(茨城)

1回戦 学芸館 1-0 帝京大可児(岐阜)


 

胸のすく学芸館の初優勝だったが、大会前には優勝までは想像も出来なかった。
実は女子サッカーの作陽高校女子バレーの就実高校に大いに期待していて、両方の決勝がある1月8日に休暇を取っていた。

 

作陽高校は準決勝で力尽きたが、それでも宿敵の藤枝順心と大接戦を演じて、近い将来の新女王誕生を予感させた。

就実高校はかわいそうだった。先日書いた通り、コロナ禍の犠牲となって大会を去ってしまった。3連覇というとてつもない偉業への挑戦を、戦わずして絶たれてしまった。

 

日曜日は作陽も就実も居ない決勝戦をTV観戦した。どちらも白熱した大接戦で、高校生の汗も涙も美しくて、元気と勇気をいっぱい貰った。もらい泣きも......。

 

 

因みに学芸館の準決勝、決勝は職場で大盛り上がりで観戦(小声)

決勝戦は 「今日は休業日で良いんじゃね」 の声もあるほど熱が入った(汗)

夜にはゆるゆるナイターでお馴染み(!?)のサンテレビがノーカットで再放送(垂れ流し?)してくれるので、ありがたく再観戦した。準決勝は2試合立て続けにサッカー三昧(笑)

 

「ハードワークでヘトヘト」 なんて言ってる場合じゃ無いぞと、若い子たちに励まされた気がして、ちょっと元気が湧いてきた。頑張らなくっちゃ!