仕事のために、昨日の準決勝と今日の決勝は、職場で時々速報をチェックして経過を見ていた。
帰宅してからの見逃し配信でフルタイム観戦したが、結果が分かっていてもハラハラしたり、興奮したりで、決勝戦の終盤はなぜかウルウルしていた。
優勝おめでとう！ ＆ 感動をありがとう！
圧倒的な存在感でチームを引っ張った深澤ツインズと “小さな巨人” 曽我選手の３年生アタッカーが、2年の岩本選手、１年の河本選手の両セッターの巧みなトスワークで抜群の攻撃力を発揮した。
ただし、伝統の粘りのバレーは健在で、どの試合でも解説者が口にした通り、アタックまでのディグが素晴らしく、基本に忠実な就実の本領をいかんなく発揮しての春高二連覇だった。
準決勝 就実 vs 金蘭会
金蘭会との準決勝のスタメン
昨年の大会で “小さな巨人” と呼ばれるようになった曽我紀美選手
ネギちゃんはずっと “ちびっ子ギャング” と呼んでいるけどね
前日の岡崎学園戦で地獄の淵から這い上がったからか、
選手の表情は明るく、自信に溢れているように見えた。
“もっとちびっ子ギャング“ の田中結姫選手
金蘭会相手に完勝で決勝進出！
決勝戦 就実 vs 古川学園
先日のブログで作春の決勝で破った相手と書いたが、実は準決勝で対戦していた。
１９５ｃｍのアロンドラ選手擁する強豪に怯むこと無く、堂々の戦いぶりだった。
このメンバーでは最後となる試合が始まった
身長差３０ｃｍ以上のアロンドラ選手とマッチアップする曽我選手
ここぞの場面で自らトスを呼び込んで決めきる頼れるアタッカー
大活躍した２年生セッターの岩本選手とめぐみキャプテン
重圧から解放されためぐみキャプテン 本当にお疲れさまでした！
コートでもベンチでも声を駆け続け、プレーでもチームを引っ張った
３人の３年生アタッカーは監督に駆け寄って抱き合っていた
校歌が流れている時、手を繋いで振っている就実の選手達
めぐみキャプテンを先頭に、つぐみ選手と曽我選手の間に監督が入って手を握っている。
西畑監督が名将たる所以がこういう所にも感じられる。
選手から 「美希ちゃんみくさんに金メダルを懸けてあげたい」 と慕われている西畑監督
動と静を旨く使い分けて、機を見て敏なる戦術で見事に大会連覇を達成した。
出し切る！ 笑顔で日本一 パワー全開 基本に忠実に 完全燃焼
全ての想いが力になって勝ち取った日本一！
深澤めぐみ、つぐみ姉妹が入学してからの３年間で、インターハイ優勝と準優勝、春高２連覇という偉業を成し遂げた。深澤ツインズの功績が大きいのは疑いようも無い。
周囲からの注目度が格段に増して、ライバル校からは目標にされる中で、重圧をはねのけてチームを引っ張った二人と、その二人が力を発揮できるようにとチーム一丸となって戦ったチームメイトの努力や精神力はいくら褒めても褒め足りない。
そのツインズは、Vリーグの東レと久光製薬という別々のチームに入団するので、シーガルズ以外にも注目チームが増えてしまう。シーガルズにとっては超強敵の２チームだ(笑)
とは言っても、二人が次のステージで一層輝くことを願って応援しよう。