就実高校vs古川学園の準決勝は、ネットのライブ中継で堪能した。
※眞鍋政義氏の穏やかで選手に優しい解説は聞きやすかった。
試合前の下馬評では「戦慄のメリーサ」擁する古川学園の攻撃バレーvs就実の粘りのバレーというのが大方の見方だったが、両チームとも攻撃もディフェンスもハイレベルで見応えがあった。
大車輪の活躍で今大会注目のメリーサ選手のプレーはパワフルで、スピード、高さ、テクニックを備えたスーパーエースだった。かわいらしい顔立ちで、劣勢の時も落ち着いてチームメートに声かけするなど、想像していたイメージとは違っていた。 ※勝手に失礼な想像してすみませんでした m(_ _)m
得点するとキリッと少し怖い顔になるのがまたチャーミングで、ついつい応援したくなる選手だった。
対する就実高校は、伝統の繋ぐコンビバレーにパワフルな深澤ツインズ(めぐみ選手・つぐみ選手)の攻撃で対抗。メリーサ選手の強打にも好レシーブやブロックで食い下がり、接戦に持ち込んだ。
就実で深澤ツインズの他に、強く印象に残ったのは小さなアタッカー曽我選手だった。
身長163cmながら、真鍋氏も驚くジャンプ力で強烈なスパイクを叩き込んでいた。
リベロ登録から大会中にアタッカーにポジションチェンジした “ちびっ子ギャング” が大活躍した。
もう一人攻撃陣で、アタック、ブロックに加えて鋭いサーブでも活躍した周田選手もかっこよかった。ツインズの陰に隠れて目立たないが、ここぞのポイントでツインズがおとりになってしっかり周田選手が決めるシーンが幾度もあった。
多彩な攻撃を自在に操るセッター岩本選手が1年生というのも驚きだ。
ちなみに古川学園のセッター熊谷選手も1年生だった。
※ネギちゃん世代の運動部は、3年生は神様で1年生はゴミ同然と言われていた...........(震)
大会前のメディアの展望では、東九州龍谷と金蘭会の2強に古川学園と東京代表3校が優勝争いに絡むと予想されていたが、丸1年間も全国大会が無かったので実際の実力は計りにくい。
前回大会で第1シードだった就実の評価が低すぎる感じがしたが、見事に優勝候補3校を直接撃破して4大会ぶりに決勝進出を決めた。
もう一つの準決勝は、優勝候補筆頭の東九州龍谷を大阪国際滝井がストレートで破った。
大阪国際滝井もノーシードだったが実力十分の名門校で、V1の岡山シーガルズと縁が深く、現在10名のOGがシーガルズに在籍している親近感のある学校だ。
明日は女子サッカー決勝の作陽vs藤枝順心と、女子バレー決勝の就実vs大阪国際滝井。
明日が楽しみでしょうがないのだが、出勤日なのが大問題だ.........(涙)