自分でやってみると | 今日も花曇り

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読んだ本や考えたこと、仕事について。

うーん・・・
忙しくなってきました。
といっても弁護士としては人並みかそれ以下の仕事量のはずなのに、もともとあまり要領がよいタイプではないうえにまだ知識も経験も足りないので、何をするにも時間がかかってしまいます。
最近は自宅に0時前に着くことの方が少ないです。

修習生のころは、民事裁判を傍聴すると、裁判所の予定や代理人弁護士のスケジュールが合わないばかりに、次回期日が当初予定よりすぐに数週間、場合によっては数ヶ月延びてしまうのを見て、効率悪いなあ、もうちょっとなんとかならんのかなあと思っていました。おとなしい修習生さんの記事、雰囲気がよく出ています笑。

しかし実際に自分でやってみると・・・。

先日など、裁判所の日程が埋まっていて次回期日がかなり先になって「助かった~」と思っている自分に気づいてびっくりしました。これで次回までに準備する余裕ができたと。
でも、依頼者からしたら裁判の結果を待つのは一日千秋の思いのはずですよねガーン

それと書面。
裁判では主張はほとんどの場合書面で出さないといけません。裁判所で修習をしていたときは、いろんな弁護士が出す書面を見て生意気にも「いい加減だなあ」「練れてないなあ」などと思うこともしばしばでした。

しかしこれまた実際に自分でやってみると・・・。

とにかく時間がない!爆弾
昼間は裁判期日や法律相談、依頼者との打合せで埋まってしまい、夜は留置場へ接見というパターンなので、法律文書の作成に使えるのは深夜か休日だけになってしまう場合が多いのです。つまり十分な時間をとって調査したり、推敲するのが容易でない。

でも裁判での書面の提出期限はかなり厳格なので、「あと3日だけ待って~!」ができません(当たり前)。学生や修習生のときのように、ひとつの書面のために文献や判例を調べまくってまるまる数日(場合によっては数週間)かけて起案するなど、到底ムリです。なのでどうしても内容を詰め切れずにやむなく提出・・・ということもあります。本当はもちろんダメなのですが。

ボス弁は「仕事は要領だ!」と言います。
その通り!
でも難しいあせる