もう今年も残りわずかとなりました。
気温の低い日はシャッター締め切りで作業していることもございます。
閉まっていても休業日という事ではありません。
寒すぎてなにかと効率が上がらないので閉まっている時が多い時期です。
休業日は当店ホームページよりご確認の上ご来店ください。
なお、お見積もりのご来店に対してもご予約制とさせて頂いておりますので、お手数ですが一度ご連絡頂いてからのご来店をお願い致します。
さて、昨日は年末のご挨拶にとカレンダーを持ってきてくださった方から、
「最近ブログ全然更新してないじゃん。」
とご指摘を受けてしまいました。（汗）
前回から期間が空きすぎましたね。（反省）
１０月までありがたい事に本当に忙しく修理の依頼を受けていまして、時期的にも子供達の行事が重なったこともありなかなかブログの方に手が回らず。
１１月になると急に仕事量は激減、ほとんど開店休業状態で時間的には余裕があったものの、そのタイミングで家の事情によりブログを更新する気持ちになれなかった。
今までほとんどしてこなかった子供の保育園の送り迎えをしたり、生活のリズムが急変し体調もあまり良くありませんでした。
仕事優先で保育園にほぼ行く事の無かった私が送り迎えをしているから、
私を知っているお母さん達から、
「奥さん大丈夫？具合悪いの？」と聞かれたりするわけで・・・。
私「具合が悪いって訳じゃないから大丈夫だよ。どっちかと言うとオレの方が体調が悪い。」(笑)
なんて言いながら、なんとか乗り越えられたかなって感じです。
夏頃からはわかっていた事なので色々想定出来ていましたが、子供達もその間頑張ってくれました。
どの道、仕事量はおさえないとやりきれないなと思っていたのでちょうど良かった訳です。
がしかし、家の方の生活は通常に戻ったものの仕事量は戻らず。
１２月は毎年忙しい方なんだけれど、そうはならない。
見積もり来店だけは多いんですけどね。（苦笑）
インターネットで検索してホームページを見つけてくれたお客様の来店がすごく増えました。
ただ仕事には結び付かないかな。
値段だけを知りたい方が多いかも・・・。
それに比べて、このブログに辿り付いて色々な記事を読んでくださった方はもう「ココで修理をお願いしたい。」と決まっていて来店される方が多いのが事実です。
大半のお客様が走行可能な状態でここまで来られる訳なので、年式の古いお車に乗られていているとお見積もりしても修理をするところまで至らない。
お客様ご自身が「それほど費用を掛けて修理する程の車ではない。」という判断になると当然その状態のまま乗り続けるのか？車を買い替えるのか？という選択肢になり、修理をするとい選択肢は消滅してしまいます。
その辺りが修理屋として仕事の確保が難しいところです。
だからと言って安くは直せないのです。
これについては別記事で詳しく書こうかと思っていますが、基本的に作業料金や工賃と言われるものは、
技術があるか？ないか？ではなく、
上手いか？下手か？でもなく、
奇麗に直すか？そうでないか？でもなく、
その作業に対してどれくらいの時間が掛かり、
その時間に対して工場・店舗の経費がいくら掛かるのか？
です。
修理工場によって料金が違うのは、主に掛かる工場経費と修理を行う為の設備費に違いがあるからだとお考えください。
なので同じ工場であれば新しい車であろうが、年式の古い車であろうが同じ修理を行うのであれば値段は同じになります。
違うとすれば作業者の気持ちの面。
新車に近ければ異常にプレッシャーが掛かる時があり、年式の古いお車であれば少し気が楽になったりする。
ただ、年式は古いけど非常にこだわりのあるお客様のお車や希少価値のあるお車に対しては最もプレッシャーが掛かります。
それでも同じ修理を行うのであれば同じ値段。
これが基本なんです。
基本なのですが、これだけでは成り立たない面もありますので個々に修理工場の経営方針により決められていると思います。
全く同じ車で同じ修理ってなかなか無いので実際は比較の対象にはならないのですが、お車の年式や走行距離で修理を行う会社の経費が変わることはありません。
なので条件がすべて同じならば工賃も変わらないということなのです。
車種によって工賃が違うのは構造や形状が違うからです。
脱着や取替を行うのに構造が違えばその作業の時間が変わります。
形状が変わればその形に戻す板金作業の時間が変わります。
塗装に関しては面積や塗装色によって作業時間が変わります。
なので工賃も変わります。
ただし、一定の時間に対して掛かる経費は変わらないのです。
だから直し方、方法を変えるしか安くはならないんです。
ただ、お見積もりに来られるお客様のお車の状態によっては選択肢を提案出来ない場合があります。
その方法でしか修理出来ないのであればもうやりようがありません。
仕事として成り立たなくなってしまうからです。
これについては以前から詳しく記事に書こうかと考えているのですが非常に迷ってます。
書いて良いのか？
詳しく書かれている記事を見たことがありません。
そこに触れない方がいい事なのかもしれない。
もうすでに触れちゃってますけどね・・・。
そういったところもご理解頂き、当店へ修理のご依頼が増えれば良いかなって思ってはおります。
明日は修理のご予約が入っていますが、今年はコロナの影響がやはりあるのか地域全体を見ても少ない様に感じます。
ある所にはあるみたいですけどね。
年内はもういっぱいの板金屋さんもありますが、そういう所は保険会社と繋がっていますから。
そのままでは走行不可能な中破や大破の修理が多く入って手が付かない状態になっている事でしょう。
走って問題ない状態での修理って少ないんじゃないかな～。
さて、このまま修理依頼がなければ年末年始前に手が空いてしまうのでブログ記事書いて更新します！
でも、あまり悠長な事も言ってられません。
他業種でも同じことですが、仕事が入らない状態でも毎月の固定費の支払いがやってくる。
車の修理に関しては他の業種や仕事に比べて個人店レベルだとしても掛かっている経費がハンパ無いのがさらいキツイですね。
ただ待っているだけでは埒が明かないので、自分が出来るであろうと信じた事をやるのみです！
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