久しぶりのブログ更新です。
コロナの自粛も関係してかゴールデンウィーク明けは仕事量も薄く、５月半ばから月末に掛けて徐々に例年通りの入庫に戻ってきました。
ですが、６月は例年入庫が落ち込むので暇な時が多いです。
暇と言っても、忙しい時はMAX６台の修理を一人で掛け持ちで行っていますので、それに比べれば暇という感じですね。
お客様からしてみれば一台づつ預かって修理をしていると思られがちですが、常に２～３台づつお預かりして並行して作業を行っていかなければどこかで手が空いてしまいます。
ごくまれに、３台預かっているのに３台とも部品待ちで何も作業が進まず開店休業となってしまうこともあるくらいです。(T_T)
目の前に修理車両があるのにも関わらず何も出来ないのはかなりつらい。
そしてそんな時は、いっぺんに３台分の部品がまとまって届きますので急に忙しくなりますね。(;^_^A
今のところは部品の供給も通常通りですので、輸入車を除いては特別長い期間お預かりをする事なくお返し出来ております。
１台１台細かい所まで詳しく載せられませんが、まとめて修理事例をアップしておきます。
追突防止の安全装置が新型車両には装備されていますので、バンパーの修理を除いては前側の修理を行う事が極端に減ったと思います。
ほとんどが側面か後ろ側です。
まずはフロントフェンダーとドアの板金修理。
こちらはフロントフェンダーの取替です。
この位のレベルは修理する側からすると、凹みではなく潰れているという感覚です。
板金で修理することは出来なくはない、やれば出来るのですが修理代を比較すると交換した方が安くなるし品質も高いので取替した方が良いという判断になります。
こちらはイレギュラーと言いますか、あまり修理箇所としては多くないですがルーフサイドの凹みです。
一番多いのが、リヤドアからリヤフェンダーに掛けての修理になります。
こちらはドアに損傷が無かったのが幸いです。
特に左側を巻き込んでしまう事が多く、その際は損傷も酷くなり範囲も広くなってしまいます。
写真ではわかりづらいのですが、ドアは交換しなければならい状況でした。
こちらのお車ではフロントドアから損傷があり、リアドアは裂けて穴が開いてしまっていたのでドアは２枚取替です。
その際は部品代が修理費用の多くを占めますので車両保険に加入されている場合は保険を使われた方が良いかと思います。
自費の修理でも保険の修理でも修理の内容が同じであれば修理費用はどちらも同じです。
車の修理は費用が掛かりますのでそのために車両保険がある訳です。
自費だからと言って同じ修理内容を安くは出来ませんから、費用を抑えるには内容を変える、どこか妥協をしてもらうしかありません。
中古を探して使うとか、全部を直さず一番目立つ所だけ修理して我慢できる所は傷付いたまま残すとか・・・。
一部の修理工場では「手抜きをする」、「本来やるべき工程を省く」という事で修理代を安くしているところもあるかもしれませんが、手抜きををするという行為が同じ内容の修理ではないから安くるというのはおわかり頂けますよね？
私は手抜きな修理を行いたくはないですから、何かご提案出来る事があればお伝えします。
時にはまったくご提案の余地もない時もありますので、そこはご理解ください。
当店へのご依頼で側面の次に多いのは後ろ側です。
こちらは板金での修理では対応出来ない状況でしたので取替させて頂きました。
見ておわかり頂けるかと思いますが、取替の際にはガラスの脱着が必要です。
ボンドで張り付けられているガラスですので脱着する費用も掛かります。
車両保険を使っての修理となりました。
こちらは板金での修理です。
角が折れ曲がって裏側にも損傷がありましたが、軽度な損傷でしたのでこれで取替たりはしません。
先に裏側の塗装。
次に表側の塗装と、２回に分けて塗装します。
ドアには表と裏があり、裏側にまで損傷が有るか？無いか？で当然修理代が変わります。
損傷具合によっては表と裏の板金代と、表と裏の塗装代を考えると、取替とほぼ同じや取替を超えてしまう事もあります。
見積もりが実際に見てみないと出来ないのはそういった所もありますので、電話やメールでの「いくら位掛かりますか？」の問い合わせにほぼお答えが出来きないのです。
こちらはバンパーの修理ですが、輸入車にお乗りのお客様にもネット検索で当店を見つけてもらいご来店頂いたりしています。
ですが、数は少ないのでほぼ国産車がメインです。
見積もりのソフトも輸入車には対応していない為に、部品の値段等をお調べするのに時間が掛かってしまいます。
即時お見積もりが出せないのが難点です。
こちらも滅多に扱うことのないお車ですが、その場で詳しくお見積もりが出せない中で預けてくださいました。
私も初めて扱う車種も当然ありますし、メーカーで新色として今までに無いボディーカラーの塗装がされていればそれも初めて行うことになります。
初めてはリスクもあり怖いものですが、それも経験として乗り越えてなければなりません。
ただ何でも出来る訳でも無く、初めから出来ない事もありますし、やってみても上手く行かない事もあります。
ただ引き受ければ良い訳ではないですし、「やってみたけど出来なかった。」で逆にご迷惑をお掛けしても申し訳ないですから、誠意を持ってお断りをする場合もあります。
私自身、引き受けるべきかを迷うことも増えてきました。
そんな中で信頼して選んで頂けるのは嬉しい事です。
お客様から宿題をもらい勉強させて頂いていると思う事もあります。
私は興味が無いことには全く無関心ですが、興味があること・好きな事にはとことんのめり込むタイプです。
自分に出来ない事があればやっぱり悔しいと思う。
どんどん車が進化し新しい車が出てくる中で修理する事も難しくなってきていますから、出来るだけ対応していけるように情報収集等しながら努力していきます。
さて、こうしてブログを書いている間に私がココで開業する前からの知人から見積もりの依頼があり、息子さんの車だそうですが修理の入庫が決まりました。
それも初めて扱う車種で見積もりは中破クラスの大掛かりな修理となります。
見積もり金額はおおよそ７０万円。（半分以上が部品と材料費ですよ。）
またブログの更新が滞るかもしれませんが、書けるときには更新していきたいと思います。
新車販売のページはこちら。
https://auto-garage-needs.com/155444800286535.html
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