リヤドアとリヤフェンダーの鈑金修理です。
ポールを巻き込んでしまった様で、リヤフェンダーは端から端までじんわりとですが押し込まれてしまっています。
ドアは比較的軽度ですが、プレスライン上が凹んでしまっているのと、
難しい逆アール部分の凹みがあります。
実費での修理ですので、交換ではなく鈑金が可能であれば鈑金修理で対応して欲しいといったご依頼です。
なおかつ、パテは出来るだけ使って欲しくないとのご要望の為、当店へお越し下さいました。
しかし、鈑金修理は可能ですがこの範囲を全くパテを使わないでの修理は出来ない事もご理解して頂きまして作業を承りました。
まずはドアの方から鈑金。
ドアの端部をしっかり鈑金してから、それを基準にリヤフェンダーを鈑金していきます。
板金後。
鈑金する為にタイヤを外していましたが、タイヤを取付けて着地させてラインも確認。
鉄板剥き出しの部分にはプライマーを塗って、一手間掛けた後パテ付けをします。
手塗りで塗っているので見た目は良くないかもしれませんが、いきなりパテを付けるより効果あります。
歪みを抜くにはパテも少なからず必要で、この範囲の損傷レベルの鈑金では完全パテ無しは私には無理なんです。
一応、出来る様になりたいと目指してはいますが・・・。
でも厚盛りをしなくても良いのが写真からわかって頂けるのではないかと思います。
作業に集中する為になかなかブログアップ出来ませんでしたが、現在塗装まで完了しています。
残りバンパーも修理もありますが、お引渡しの予定日には間に合いそうです。
さて、作業を進めなければなりませんので戻ります。（＾∇＾）