なかなか手を付けられず放置状態となってしまっていたこちらを少しだけですが進めました。
放置状態としっても作業場内での保管ですが、ただ隅っこの方に追いやられていてなかなか動かせなかったんです。
もう1年が過ぎてしまいました。
オーナーさんスミマセン。なかなか進まなくって・・・。(>_<)
今回はフレーム部分だけですが塗膜を剥ぎ、錆びも出来るだけ落としてから下地の塗装です。
まずは防錆・密着効果を上げる為エポキシプライマー塗装。
色があまり変わらないので違いがわかりずらいのですが、その後サフェーサーの塗装。
先に交換部品を外してあり、取付けると下地の塗装がやり難くなるので先に塗ってしまいました。
その後、部品を溶接していきます。
と、ここで問題発生。
部品の精度が悪すぎて付かない。(゚_゚i)
写真だとあんまりわからないかな~。
歪んでいると言うか、曲がっていると言うか、それとも曲がっていて欲しい所が曲がって無いと言えば良いのか?
右側と左側で曲面が違うんです。
なので仮合わせすると片側だけ隙間が空いてしまう。
ここはピタッと合わさって溶接しなければならないからどうしたものか・・・。
お客様が購入されて持込みだったので素性はわからないのですが、おそらく純正部品ではなくて社外部品。
形状も違いました。
ちなみにこっちの部品もなんです。
簡略化されています。
元々は手で持っている分まで伸びているんですが無いんです。
これだけ長く預かってからですが今まで気が付きませんでした。
合わせてみてやっと気付く事もあります。
お客様には突然の電話で申し訳無かったですが、その辺を相談の上このままこの部品を取付けることに。
国産車でもそうなんですが、外板パネルの社外部品は精度が悪くそのままでは取付けられない事もしばしば。
しばしばって言うか、今までそのまま付いた事はありません。
必ずと言っていい程加工が必要になるので、加工に掛かる費用考えると純正部品買った方が安いかも?って感じですね。
このお車は輸入車であり、年式も古いのでそもそも純正部品があるのかもわかりません。
純正が無ければこれを使うしか方法が無いですし、純正があったとしてもこの当時の車の部品の精度がどうなのかわかりませんので、あまり期待は出来ないです。(;^_^A
穴も開いてなかったので開けました。
そんでもってなんとか溶接して取付け。
ちょっと強引でしたが、こうするしかやりようがないという方法で付けました。
フェンダーも仮合わせしてみましたが、なんとか合いそうです。
溶接完了後はエポキシプライマー、サフェーサーの順で塗装をして一段落。
参っちゃったな~って事もありましたがここまで進みました。
ですが、また明日からは隅っこの方で過ごす事になります。
次はいつ手がつけられるのかわかりませんが、私的にはだいぶ焦ってます。
まだまだ時間が掛かりそうですがお許しください。