原発事故や地球温暖化の問題から節電に関心が集まるようになった今日この頃ですが、企業等でもクールビズやエアコンの設定温度の調整が当たり前となり、個人の間でも色々な工夫がされるようになりました。
では、以前からよく耳にする緑のカーテンは本当にエコにいいのでしょうか?
そもそも、皆さんは緑のカーテンとはどういうものなのかご存知でしょうか?
緑のカーテンは植物を建築物の外側に生育させることにより建築物の温度上昇を抑制する省エネ手法です。
つまり「植物をカーテン」にするというわけです。
よく使われる植物としては、朝顔やヘチマ、ゴーヤなどが挙げられ、窓の外側に育てることで夏の直射日光を遮ります。
それだけではなく、植物が根から吸った水分は葉から蒸発することで周りの熱を奪うことができ、その水蒸気を含んでいる涼風を室内に取り込めばエアコンなどの冷房機器の使用を抑えることも可能となってくるわけです。
それでは緑のカーテンの他のメリットについても触れてみましょう。
まず1つ目には、見た目によるヒーリング効果です。
植物などは見ているだけで心が癒されますよね。
また、ゴーヤなどは更に収穫して食べる楽しみもあるので一挙両得というわけです。
二つ目にどんどん伸びてくる葉に毎日の変化が楽しめるとういう点です。
子供がいれば教育にも良く、自然のいい教材となってくれるでしょう。
しかし、そのデメリットもちゃんと理解しておかなければなりません。
生育中は虫が多く集まることもあり、マンション等では近隣の迷惑になることも考えられます。
また、建物の壁面に直接植物を這わせた場合、水質等によっては壁の劣化が早くなる場合があります。
この点は改修費を考えれば痛いと感じる人も多いでしょう。
そして植物はしっかり水をやらなければ緑のカーテンの効果が得にくいので、水遣りがしっかりできない環境には向かないので、緑のカーテンを希望してもムリな場合も考えられるわけです。
デメリットの方が多い場合は無理せず「よしず」などを利用したほうがおススメかもしれませんね。
株式会社ニーズ・コーポレーション
代表取締役 芹澤 豊宏