以前は2世帯住宅は敬遠されがちでしたが、高齢化社会と共に個人の収入だけでは住居の購入が困難となってきた現在、2世帯住宅数は段々と増加してきています。
では、同居型2世帯住宅のメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか?
メリットとしてまず挙げられるのは、台所や居間などの共有スペースを設けることによって家族全員の交流を保つことが可能だというところでしょうか。
休みの日などは、広い居間に家族全員が集まって楽しく団欒を繰り広げることもできますし、子供夫婦が子供を残して外出した場合でも家に両親がいるので安心できます。
そして子供にとっても祖父・祖母と頻繁に交流することにより、先人の知恵を学ぶことができ、教育的にもすばらしい体験ができます。
次にデメリットですが、それは生活習慣の違いからくるズレでしょうか。
たとえ親子とはいえ、世代が違えばものの考え方や生活習慣には大きな違いがあります。
食事の時間帯一つを挙げても、子供夫婦の現役世代では両親の仕事の時間や子供の部活、塾の時間に合わせてとなると思います。
しかし、既にリタイアをした親の世代は主に日が暮れた早い時間帯を好まれる傾向にあります。
そしてこの場合、無理をしてどちらかに合わせようとするとどうしても問題が発生してしまうのです。
そもそも、子供夫婦はそれぞれ仕事の時間もありますし、その子供も学校の時間や部活・塾の時間もあり合わせるのは無理があるでしょう。
ですから、こういった生活習慣の違いについては、事前によく話し合いを設けて理解しておくことが重要です。
そうでないと、つまらないすれ違いがトラブルの原因となってしまします。
同居型2世帯住宅とされる場合はメリットもありますが、事前に親夫婦とよく話し合いを持った上でなければ後々トラブルとなるケースもあるので、十分な注意が必要でしょうかね。
株式会社ニーズ・コーポレーション
代表取締役 芹澤 豊宏