畳に見る日本人の知恵 | あたりまえのことをあたりまえに

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株式会社ニーズ・コーポレーション社長のブログ

畳の新調。

リフォームの際には必ず行われることですが、現在はワラ床に代わって、建材畳床(けんざいたたみどこ)、または化学床(かがくとこ)などの新建材が利用されることが一般的となりました。

しかし昔ながらのワラでできた畳には、日本人古来の生活の知恵が隠されているのを知っていますか?

畳には裏表があって古くなればひっくり返して2次利用することができるのです。

ひっくり返すと言っても、畳をそのままひっくり返すというわけではありません。

畳はパーツに分けると表、裏、縁で作られています。

表面のい草の部分を畳表、畳の周囲を飾るように囲っている縁、そしてワラ床である畳床の3パーツで構成されています。

そこで先程いった畳の裏表に当たるのが表面である畳表のことなのです。

この畳表は表面が汚れてくれば、表裏逆に張り替えることでキレイな裏面を表にして2次利用することができるのです。

現在の畳替えでは畳表だけを新調する表替えが主流となっており、今ではあまり聞かなくなった畳のリフォーム法となってしまいました。

おそらこれは新建材の導入によるコストダウンと昔ながらの畳職人が減ったことが相まってのことでしょうが、本来、畳にはこのような日本人の知恵が隠されていたということです。

新建材を利用した畳は軽量な上、ダニが繁殖しにくいというメリットがありますが、本来の畳には調湿性が高いという大きなメリットがあります。

空調設備が完備した現代日本の居住空間とはいえ、湿度の高い日本であるが故の畳のメリットと日本人が工夫を凝らした工夫は見逃すことはできませんね。

株式会社ニーズ・コーポレーション
代表取締役 芹澤 豊宏