日々読書。 -64ページ目

日々読書。

アメコミと、スティーブン・キングの小説や映画など、気になったことを書いています。

ローズ・マダー〈上〉 (新潮文庫)/新潮社
ローズ・マダー〈下〉 (新潮文庫)/新潮社
スティーブンキング積み本消化第11弾
新潮文庫 約900ページ 評価:B
サスペンスの要素が強く、途中からは手に汗握る内容となっています。

14年間もの間刑事である夫ノーマンからの異常なまでの暴力に支配されてきた主人公ローズ。
心身共に限界に達したある日、わずかなお金を片手に家を飛び出し、新たな人生を歩み始める。
そして、妻の家出に激怒したノーマンの狂気を含んだ追跡が始まる。

衝撃的なシーンから始まる冒頭と、それに続く主人公ローズのあまりに思慮の無い行動に呆気にとられてしまいました。しかも冒頭の衝撃的なシーンをのぞき、以後は淡々と物語が進行します。ちょっと不安なスタートでしたが、その後読むうちに徐々にローズや周りの仲間達に親近感を持っている自分がいました。
悲惨な運命と決別しようと決心したローズと、それを支え、協力してくれる人々。
色んな出会いや、出来事が起こるんですが、そのどれもが希望につながり、事態が好転していきます。
ずっと悲惨な人生を送ってきた主人公が、新しい希望に満ちた生活を始めるのは読んでいて本当に清々しかったです。
また、主人公ローズの視点と、夫ノーマンの視点が交互に入れ替わり、追うものと追われるものという構図で物語は展開していきます。ローズの痕跡を発見し、着実に居場所を突き止めていくノーマンと、それに気が付かないローズというのは、なんだかサスペンスを読んでいる感じで、手に汗握る内容になっています。途中何度も、「ローズ逃げてー!」とか「ローズ!後ろ、後ろ!」と思いながら読んでいました(笑
その後、ファンタジーの要素も加わり、全然展開が予想できませんでした。
ただ、最後のエピローグ部分が蛇足かなと思います。スパッと終わらせてくれていれば、もっといい読後感になったかもしれません。

この作品も映像化には至ってないようです。

次は、Itを読もうと思っていたんですが、訳者解説を読むとクリスティーンとシャイニングが物語中で言及されているそうで、シャイニングにいたっては、その中のキャラクターがItで重要な役を担うという事でした。
ということで、予定変更して次はクリスティーンを読んでみます。
映画、ショーシャンクの空にを見ました。



映画化に際して、物語の追加、改変、カットが行なわれていますが、
そのどれもが良い変更に繋がっており、小説とはまた違う刑務所のリタ・ヘイワースを味わえました。
ラストが若干異なっていますが、これはこれで素敵な終わり方になっており、納得の出来でした。

製作陣が原作を好きなんだなという雰囲気が伝わって来ました。
特に脚本家の方は原作をよく読んで、良い部分を存分に引き出したのではないでしょうか?

アンディーを演じたティム・ロビンスが、原作のアンディーが持つ雰囲気そのままに、
非常に上手く演じていました。他の配役も違和感の無い配役でした。

約2時間30分という長めの作品ですが、あまり中だるみも無く、一気に見れる作品だと思います。

また、この映画を見ることで、初めてタイトルにもなっているリタ・ヘイワースという人物を見る事ができました。美しい女性で、当時の男性達が夢中になったと言うのもうなずけました。

スタンド・バイ・ミーはがっかりしてしまいましたが、こちらは未だに評価が高いのもうなずける出来栄えでした。
The Walking Dead コミックス版 #017
感想とあらすじ *ネタバレあり!
ウォーキング・デッド/ロバート・カークマン
¥3,150
RachelとSusyが死んでしまい、牧場メンバーをここにつれてきてしまった自分を責めるRick。
一刻の猶予もないAndreaの命。
閉じ込められたDexterは何やら不穏な空気を放ちだしています。

DexterはRick含め全てのメンバーを狂っていると判断し、状況打開のためAndrewを使ってショットガンを手に入れようとします。看守室には暴動鎮圧のためのショットガンが常備されており、それを使おうというのです。

Dale、Glenn、Axel達は、フェンスの外に群がってきているゾンビの数を少しでも減らそうと苦戦中。
TyreeseとCarolはジムの清掃。Alennはベビーシッター。
各自がそれぞれの時間を過ごしている中、静寂を打ち破りAlennの元に命からがらAndreaが逃げてきます。騒ぎに気がついたRickはThomasをぶちのめします。
もし、Tyreeseが止めに入っていなければ、その場で殴り殺していたほどの勢いでした。
まだかろうじて生きているThomasをRickは殺そうとしますが、Loriは止めに入ります。
ここで、人数も多くなった事もありそれぞれの意見が対立します。
RickとAndreaは、殺すべきという主張。Thomasがやったことを思えば当然だという意見です。
Loriは殺しはせず、閉じ込めておけばいい。もし殺してしまえば私達も彼と変わらなくなってしまうとRickの主張に反対します。
また、Tyreeseはここで新しい生活を始めるのなら、まずはルールを決めるべきだ、と。
個人的には、窃盗等といった軽いものではなく、人殺しなのですから、危険は排除するべきだと思うのですが、これは意見の分かれるところでしょう。

Rick主導の下に、一つのルールが定められます。
何事があっても、人を殺してはならない。
もし、それを破ればその者にも死を与える。
一切の例外は認められない。殺せば殺す。

そして、Thomasの首を吊るとRickは言いますが・・・

#018へ続く。

人を殺したのだから、そいつも殺す。
このような法が意味をなさなくなってしまった世界では、こう考えるのもやむなしかもしれません。
次回、果たして本当にThomasを処刑するのでしょうか。
このまま、Rickが独裁者になってしまわないかちょっと心配になってきました。