日々読書。 -42ページ目

日々読書。

アメコミと、スティーブン・キングの小説や映画など、気になったことを書いています。

アメコミ読書第1弾
The Walking Dead コミックス版 #058
感想とあらすじ *ネタバレあり!
The Walking Dead 10/Robert Kirkman
¥1,951
涙ながらに過去のことを話し出すFord。以前は奥さんと娘、息子がいたそうです。
変異が始まった頃、近所や友達で生き残った人たちが集まり、生き残るためのグループを結成したのですが、そのメンバー達がFordの奥さんと娘に集団で暴行を働いたと言うのです。
過去を話そうと思ったのも、Carlが危うく暴行されそうになったのを見て、自分の家族を思い出してしまったのでしょう。

当時生き残ったメンバーと食料品店を拠点として、銃を集めにFordが外に出ている間、Fordの奥さんと娘は男達の餌食になってしまいました。
長い期間過ごしていた友人達だったのに、その変化に気がつけなかったFord。
その事実に気がついた時、6人の男を素手で殺してしまいますが、その現場を奥さん達に見られてしまいます。

その翌朝、恐怖に怯えた奥さんは娘と息子を連れ、Fordを残してどこかに消えてしまっていました。
足取りを追い、なんとか見つけたものの奥さんと息子はすでにゾンビに襲われ蘇る事もできないほど食べられてしまっていました。娘は生きていましたが、この現状を作り出したのはFordにあると責め、その娘を射殺してしまいます。その後、EugeneとRositaと合流し、今に至ると言う事を涙と後悔を交えRickに打ち明けました。

それを聞いたRickも変異後自分達がどう過ごしてきたかを話し、自分も人を殺した事を告げます。
一見いい人そうに見えても、次の瞬間スイッチが切り替わったかのように怪物になる連中が居る。
それは必ずしも悪い事じゃない。僕と君のように。
やらなければならない事をする事で、周りに居るものを助ける事ができる。
その話を聞いていたCarl。幼いながらに、他人を守るためにしなければならない事を理解しているようです。こんな世界になり、それぞれが変わってしまった中、涙ながらにお互いの気持ちを話し抱きしめあうRickとCarl。Fordとも心の内面までを話す事で、お互いを理解しあう事ができた様子。

一方、残ったメンバーは食料について話をしています。
食料を見つける以上に食べてしまっている現在、食料制限をする必要があると提案するMichonne。
する事がないEugeneはその計算で時間を潰す事にし、Daleはもっと安全な場所と食料を探しにトラックで出かけることになりました。

車を走らせ、変異が起こる前まで住んでいた我が家にたどり着くと、以前出合ったMorgan親子を探します。家の近くに足を踏み入れたとたん、後頭部をスコップで殴られるRick。
以前とは見る影も無く変わってしまったMorganとの再会です。
家の中を見ると、鎖につながれゾンビとなってしまったMorganの息子Duane。
数ヶ月前、自分を呼ぶ声を聞き急いで駆けつけたものの、時既に遅く殺されてしまっていた息子。
以来、犬や自衛のため止む無く殺してしまった人の肉を与え、ゾンビとなってしまった息子を生かし続けていました。

食べ物を奪いにきた男を、自己防衛のためとは言え殺してしまった事、息子が死んでゾンビとなってしまった事。ずっと自分を責め続けてきたためか、とても以前と同じ人物とは思えないほど変わり果ててしまいました。

息子は死に、すでに別物となってしまったと諭し、安らぎを与えるようMorganに銃を渡すRick。
銃声が聞こえ、しばらくの後荷物をまとめたMorganがRick達と行動を共にする事になりました。

撃ったのは息子ではなく鎖でした。やはりゾンビとなってしまったとはいえ息子を撃つなんて事はできなかったのでしょう。家の中を徘徊しているDuaneの姿がなんとも悲しいです。

#053へ続く

最序盤で登場し、一度だけクリスマスの様子が描かれたMorgan親子の再登場です。
クリスマスの時は、見つけたゲームボーイをプレゼントし、それを楽しみに遊んでいたDuane。
それを読んでいるだけに、ましてや彼らが常識を持った良い人物だっただけに、この変わり様と惨劇は本当に悲しいです。なんともやりきれません。
ダーク・ハーフと関連する他作品について書きますが、全部が既出です。
一応一つ一つの作品ごとに書こうと思っているので、重複はご容赦ください。

*ネタバレがありますので、ご注意ください。

■主人公サド・ボーモントについて、「ニードフル・シングス」と「骨の袋」で言及あり。

■「ニードフル・シングス」に主役として登場する、保安官のアラン・パングボーンはこの作品が初出です。
ただ、訳者が異なるため、口調が若干異なります。
「ダーク・ハーフ」の直後に「ニードフル・シングス」の事件を経験し、その後の話は「骨の袋」にも言及があります。「ジェラルドのゲーム」でも触れられています。

■アラン同様にキャッスルロック保安官事務所に勤めている面々やオクスフォード警察署のヘンリー・ペイトンは「ニードフル・シングス」にも登場。また保安官のノリス・リッジウィックは「ジェラルドのゲーム」にて、殺人犯逮捕に尽力。

あまり他の作品との関連はありません。
しかし、アランについては主要登場人物というだけあって、「ニードフル・シングス」と繋がっており、
上にも書きましたが、この作品の直後に「ニードフル・シングス」の大事件に巻き込まれてしまいます。
「ニードフル・シングス」を読む上で、アランがどういう人物なのか、どのような事件を体験したのかを知ることが出来るので、できれば先に読んでおいた方が深く作品を楽しめるかと思います。


アメコミ読書第1弾
The Walking Dead コミックス版 #057
感想とあらすじ *ネタバレあり!
The Walking Dead 10: What We Become/Robert Kirkman
¥1,492
再びワシントンに向けて出発した彼ら。
道路を塞いでいる瓦礫や車を排除している間、近づくゾンビを切り伏せるMichonne。
思わずCarlもかっこいいと言ってしまうほど、様になっています。

州境に到着しますが、地図を見てどの方角に行けばいいのか検討している間、近くの店から必要品を回収するFord達。
地図から判断し、西に向かう方がいいと言うEugeneですが、Rickは北に向かった方がいいと考えます。
Rickが住んでいた町が近いため、一度立ち寄り警察署から必要品などを集めるのと、生存を確認したい人たちが居る。ここからなら一日足らずで到着、往復2日もあれば帰ってこれるはずなので、その時間を割く価値は十分あるとFordに話します。その提案を受け入れたFordはその場でキャンプをする事に決めますが、FordもRickと共に警察署に向かうことになりました。
この二人が一緒に行動すると言うのはかなり危険な気がしますが果たして・・・

出発の準備をするRickに、同行を申し出るMichonne。
安全面でも精神面でもMichonneに同行してもらいたいRickですが、残るメンバーのことを考え、Michonneはしぶしぶながらも待機する事になります。

警察署へ向かうメンバーは、Rick、Carl、Fordの三人。
家族と離れたくないRickはCarlも連れて行くことにします。
その夜、見晴らしのいい道路で一泊する事になり、Fordが見張りにたっていましたが、突然複数の強盗に襲われ荷物が奪われそうになります。
当然抵抗するRickですが、片手だけではまともに戦う事ができません。
暴れるRickへの仕返しに、なんとCarlに暴行を加えようとする強盗たち。
抱きつかれ身動きを封じられたRickでしたが、なんと相手の首に噛み付き、動脈ごと噛み千切って殺すと、途端に恐怖に怯える強盗たち。隙を見せた強盗の一人をFordが射殺、Carlの安全を確保すると、ナイフを持ったRickが最後の強盗を刺殺。何度も何度もナイフを刺す音だけが響き渡ります。

夜が明け、眠れないRickとFord。
疲れて眠ったCarlに膝枕をしてあげながらFordと会話しているRick。
家族のためならなんでもする。そう話すRickが横を見ると、Fordは涙を流していました。
どうやら、俺がどうやって家族を失ったか話す時が来たみたいだ、と告げます。

#058へ続く

息子を守るため、強盗の首の肉を噛み千切り、服が血でまみれた姿とその表情は鬼神の様でした。
法が無い以上、強いものが生き残る世界となってしまったこの世界では、必要な強さなのかもしれません。
それとFordが涙を流して言った家族についての話が気になります。
次号、どういった過去が語られるのでしょうか。