アメコミ読書第1弾
The Walking Dead コミックス版 #058
感想とあらすじ *ネタバレあり!
涙ながらに過去のことを話し出すFord。以前は奥さんと娘、息子がいたそうです。
変異が始まった頃、近所や友達で生き残った人たちが集まり、生き残るためのグループを結成したのですが、そのメンバー達がFordの奥さんと娘に集団で暴行を働いたと言うのです。
過去を話そうと思ったのも、Carlが危うく暴行されそうになったのを見て、自分の家族を思い出してしまったのでしょう。
当時生き残ったメンバーと食料品店を拠点として、銃を集めにFordが外に出ている間、Fordの奥さんと娘は男達の餌食になってしまいました。
長い期間過ごしていた友人達だったのに、その変化に気がつけなかったFord。
その事実に気がついた時、6人の男を素手で殺してしまいますが、その現場を奥さん達に見られてしまいます。
その翌朝、恐怖に怯えた奥さんは娘と息子を連れ、Fordを残してどこかに消えてしまっていました。
足取りを追い、なんとか見つけたものの奥さんと息子はすでにゾンビに襲われ蘇る事もできないほど食べられてしまっていました。娘は生きていましたが、この現状を作り出したのはFordにあると責め、その娘を射殺してしまいます。その後、EugeneとRositaと合流し、今に至ると言う事を涙と後悔を交えRickに打ち明けました。
それを聞いたRickも変異後自分達がどう過ごしてきたかを話し、自分も人を殺した事を告げます。
一見いい人そうに見えても、次の瞬間スイッチが切り替わったかのように怪物になる連中が居る。
それは必ずしも悪い事じゃない。僕と君のように。
やらなければならない事をする事で、周りに居るものを助ける事ができる。
その話を聞いていたCarl。幼いながらに、他人を守るためにしなければならない事を理解しているようです。こんな世界になり、それぞれが変わってしまった中、涙ながらにお互いの気持ちを話し抱きしめあうRickとCarl。Fordとも心の内面までを話す事で、お互いを理解しあう事ができた様子。
一方、残ったメンバーは食料について話をしています。
食料を見つける以上に食べてしまっている現在、食料制限をする必要があると提案するMichonne。
する事がないEugeneはその計算で時間を潰す事にし、Daleはもっと安全な場所と食料を探しにトラックで出かけることになりました。
車を走らせ、変異が起こる前まで住んでいた我が家にたどり着くと、以前出合ったMorgan親子を探します。家の近くに足を踏み入れたとたん、後頭部をスコップで殴られるRick。
以前とは見る影も無く変わってしまったMorganとの再会です。
家の中を見ると、鎖につながれゾンビとなってしまったMorganの息子Duane。
数ヶ月前、自分を呼ぶ声を聞き急いで駆けつけたものの、時既に遅く殺されてしまっていた息子。
以来、犬や自衛のため止む無く殺してしまった人の肉を与え、ゾンビとなってしまった息子を生かし続けていました。
食べ物を奪いにきた男を、自己防衛のためとは言え殺してしまった事、息子が死んでゾンビとなってしまった事。ずっと自分を責め続けてきたためか、とても以前と同じ人物とは思えないほど変わり果ててしまいました。
息子は死に、すでに別物となってしまったと諭し、安らぎを与えるようMorganに銃を渡すRick。
銃声が聞こえ、しばらくの後荷物をまとめたMorganがRick達と行動を共にする事になりました。
撃ったのは息子ではなく鎖でした。やはりゾンビとなってしまったとはいえ息子を撃つなんて事はできなかったのでしょう。家の中を徘徊しているDuaneの姿がなんとも悲しいです。
#053へ続く
最序盤で登場し、一度だけクリスマスの様子が描かれたMorgan親子の再登場です。
クリスマスの時は、見つけたゲームボーイをプレゼントし、それを楽しみに遊んでいたDuane。
それを読んでいるだけに、ましてや彼らが常識を持った良い人物だっただけに、この変わり様と惨劇は本当に悲しいです。なんともやりきれません。
