日々読書。 -22ページ目

日々読書。

アメコミと、スティーブン・キングの小説や映画など、気になったことを書いています。

スティーブンキング積み本消化第18弾 6/6
文春文庫 Nightmares & Dreamscapes ブルックリンの八月より
乞食とダイヤモンド 約270ページ、そのうち乞食とダイヤモンドは5ページです。 評価:★★★☆☆ 3点
物語ごとに紹介してきたNightmares & Dreamscapesも今回で終わりとなります。
ブルックリンの八月 (文春文庫)/スティーヴン キング
世界の不幸を一身に背負ったかのような乞食と、それをみかねた天使ウリエルと、神の物語。

この作品は、ヒンズー教の寓話とその登場人物のシヴァとパールヴァティを参考にして書いた作品だそうです。
たった5ページの短い作品ではありますが、その中に教訓が含まれており、なかなか興味深い内容になっています。

この作品も映像化には至っていません。

4つに分冊されていたNightmares & Dreamscapesを読み終わりました。
全部で24篇の物語が収録されており、ジャンルも様々で、飽きずに楽しめました。

B級っぽさが素敵だったチャタリー・ティース、奇想天外な罠を仕掛ける復讐劇ドランのキャデラック、不条理な事態に巻き込まれる雨期きたると動く指、クトゥルフの雰囲気漂うクラウチ・エンド、日常が突如として崩れ去る十時の人々、予想外の展開を見せるアムニー最後の事件、ワトスンが事件を解決へと導くワトスン博士の事件。これらは特に楽しむ事ができました。
サスペンス、ホラー、不条理、ミステリなど小粒ですが楽しめる作品に出会え、満足しています。

次はアトランティスのこころ。
アメコミ読書第1弾
The Walking Dead コミックス版 #084
*ネタバレあり!
The Walking Dead 14: No Way Out/Robert Kirkman
¥1,569
No Way Out Part 5
医務室にCarlを運び、Cloydに処置を頼むRick。
その間Rickがゾンビを近づけないよう、全力で挑みます。

突然聞こえた銃声に、コミュニティの住民は何を考えているのかと憤るAndrea。
折角彼女らがゾンビを引き離そうとしていたのに、全て水の泡となってしまいました。
とりあえず、GlennとHeathに合流するAndreaとSpencer。
こちらも銃を撃ってみたらどうだろう?とGlennは言いますが、あまりにも危険すぎるため、その案を却下するAndrea。

一人果敢にゾンビに立ち向かうRickのもとに、Michonneが合流。
二人で医務室前のドアを守ります。
医務室内では、Carlの手術を行っているCloydですが、出血を止めることが出来ません。

一瞬でも隙を見せれば、直ぐに死が待ち構えてる状況ですが、RickはMichonneに、危険なのはわかっているが、頼む、助けてくれとだけ背中越しに伝え、Michonneも全力で医務室のドアの死守に当たります。

外の様子に気が付いたRositaが、Fordを呼び寄せます。
Fordが窓の外を見ると、ゾンビの群れの中に、日本刀のきらめきが見えました。
死なせるわけには行かないと、Rositaの制止を振り切り、外へと飛び出していくFord。
同じく、Aaron、Hollyもその様子に気が付き、加勢すべくかけていきます。
さらに、Eugeneも教会を飛び出していきました。

簡単な算数だ。一人が10匹殺せば相当な数になる、とEugeneが、
神よ、我に力を、と祈りながら神父が、
今回は絶対にゾンビを止めてみせる、とFordが。
再び主要メンバーが集まり、銃器を使わず近接武器で次々とゾンビを殺していきます。
彼らの足元には、既に足の踏み場も無いほど殺したゾンビが横たわっていました。

外では、Andrea達も中が異常な状態になっているのに気が付きます。

なんと、一人の負傷者も出さずに、医務室前にいたゾンビのほぼ全てを殺し終えたRickたち。
しかし、フェンスに隙間がある以上、次から次にやってくるゾンビを防ぐ手段がありません。
これからどうするんだ? 尋ねるFordに、Rickは、再建するのさ。ここはもう俺たちの家だ。
ゾンビを片付けて、壁を直すんだ。俺たちはどこにもいかない。
Carlの様子が気になるRickに、Michonneは行きなさい、私達が援護するわ。
その言葉に、Rickは一旦医務室へと戻ります。
その間、医務室を防衛するMichonne達。
今夜はぐっすり眠れそうだぜ!Fordがそう言い、再び、ゾンビたちとの死闘が始まります。

こっそりとフェンスの隙間からコミュニティ内へと入るAndrea達。
彼女らが簡単に侵入できるほど、既にゾンビは片付けられていました。

ここで、Rickの独白が始まります。
今まで気が付かなかったが、ゾンビは対処できる問題で、本当の問題とは人間達だった。
いくつも間違いを重ねてきたが、もし、それぞれがそれぞれにできる事、正しい事を行えば、我々はどんな事からも生き延びられる。今までは、怠けていたが、今日から全てを変えよう。
今なら、何をすべきか良くわかる。この場所をもっと安全にしよう。
バリケードを使って、この周りを迷路で囲みゾンビを防護壁から遠ざける。
そして、何が起ころうとも対処できるよう住民達を訓練しよう。
我々には訓練と覚悟が必要だ。自分達を守るために、自分たちは軍隊になろう。
我々の先に広がっている道は長いが、だが、そこには光がある。
俺はお前に新しい世界を見せてあげたい。
Carl、生きてくれ。そして、その新しい世界をお前に見せてあげよう。

#85に続く

息子を守る、その執念とメンバーたちの協力で大量のゾンビの掃討と、医務室を守りきる事に成功した彼ら。これからについて話すRickの前には、なんとか一命を取り留めたCarlの姿がありました。
まだ全てのゾンビを片付けたわけではありませんが、これでなんとか絶体絶命の状況を乗り切る事ができました。
このゾンビの襲撃により、大量の死者が出てしまいました。
しかし、残りの生存者達で、これから再起を図っていくのだと思います。
今回でNo Way Out編も終わり。また次回から新展開が始まります。

以前書いたThe Walking Dead Surviver's Guideが扱っている話まで読みましたので、そろそろキャラクター紹介を始めていきたいと思います。
アルファベット順で、一回の記事につき、数人ずつ詳細を書いていきます。
アメコミ読書第1弾
The Walking Dead コミックス版 #083
*ネタバレあり!
The Walking Dead 14: No Way Out/Robert Kirkman
¥1,569
No Way Out Part 4
もし、自分の子供と他の子供を選べといわれたら、僕はどんな時でも自分の子を選ぶ。
頭では理解していたでしょうが、Rickに改めて言われ、ショックを受けるMaggieとJessie。
ですが、親として理解できるところがあったのでしょうか、Jessieはもし脱出できたら、皆を助ける手段を探してくれる?と尋ね脱出する事に賛成します。

もちろん住民を見捨てるつもりなど無いRick。
しかし、全てはまず脱出してからの話です。
話がまとまり、急いで必要品を集め脱出の準備に取り掛かります。

Morganの横に座り、語りかけるMichonne。
息子を失い、全てを失いそれでも行き続ける事を選んだMorgan。
生きる事を諦めてもおかしくない状況で、生を選んだMorganにMichonneはひきつけられました。
自分が感じたことを素直に表現できず、本当の気持ちを隠してしまい、それがいつもトラブルを読んでしまう事、そしていままでにMorganに言ったきつい言葉。全てを後悔しています。
私の行動がどうあれ、あなたの事は本当に気にかけていた。私のことを許してくれる?
そう尋ねるMichonneですが、Morganからの返事はありません。
Morganが既に亡くなっていた事に気が付くMichonne。その目からは涙が止め処も無く溢れてきます。

出発の準備をするRickにMaggieは、私とSophiaは行かないわと告げます。
自分の足が速くないことを良く知っているMaggieは、そのせいでSophiaの命まで危険にさらしたくないと考えた結果の結論です。
それについては既に策を考えていたRick。

庭にいたゾンビをすばやくドアから家の中に引きこむRick。
どうやら、かつてGlennとアトランタに銃器を取りに行った際に行った、ゾンビの血肉を体に塗りたくる、あの手段をとるつもりのようです。

室内で、恐怖で震えが止まらないRositaを抱きしめるFord。
教会で、祈りを捧げる神父と、空腹で食べるものが無いか神父に尋ねるEugene。
室内で、安全かどうか不安がるEricと、Aaron。
物置小屋の屋根で、なんとかゾンビの手から逃れていたHolly。
自らのこめかみに銃をあて、引き金を引こうとするも、自殺しきれないDouglas。
防護壁の外の4人は、SpencerとAndrea、GlennとHeathの二手に別れ、自らをおとりにし、少しでもゾンビを防護壁から遠ざけようと計画しています。
変異を防ぐため、死んでしまったMorganが復活しないよう処置をするMichonne。
それぞれが、それぞれに足掻いています。

各自に血肉を分け与えるため、ゾンビを細切れにするRick。
それでも、やはり行く事を拒むMaggie。説得を諦めたRickは、MaggieとSophiaをこの家に残していく事となります。
Cloydは医務室に戻る事を優先させますが、ゾンビの血肉に関しては頑なに拒否、Michonneが護衛する事となりました。

外に出てみると、町中はゾンビで埋め尽くされていました。
血肉をまとっていないCloydは、早くもゾンビに気がつかれ、Michonne先導のもと、Rick達と別れ、先に医務室へと向かいます。
一方Rick、Carl、Jessie、Ronの4人はゲートへと向かいます。

血肉のおかげで、ゾンビに襲われはしませんが、ゾンビの群れをすり抜けて歩く恐怖にRonがJessieに話しかけてしまいます。それがゾンビの注意を引き、肩を噛み疲れてしまうRon。
それを見て泣きながら喚くJessieの声に反応したゾンビが、彼女に噛み付きます。
Rickの名前を叫び続けるJessieは、傍に居たCarlの手を掴み離そうとしません。
このままでは、自分どころかCarlまでも殺されてしまうと判断したRickは、涙を流しながらもJessieの手首を斧で切断、Carlを自由にするとそのまま逃げ去ります。
そこにCloydを送り届けたMichonneが、日本刀でゾンビを殺しながら合流します。
さらに、自殺するため外に出ていたDouglasが、Rick達が逃げ出そうとしているのを目撃、銃撃で手助けをしようとゾンビを殺し始めますが、その発砲音がゾンビの注意を一斉に集めてしまいます。
わき腹に噛み付かれたDouglasは、闇雲に銃を発射し始めます。
慌てて伏せるRick達。
ふと、Rickが横を見るとそこにはDouglasの銃弾が右目を貫通してしまったCarlの姿がありました。
Carlを抱え上げ、他の何にも目もくれず一目散にCloydの医務室へと駆け抜けるRick。

#084へ続く

Rickの命ともいえる、Carlが撃たれてしまいました。
そのイラストは、見開きになっておりかなり衝撃的なイラストでした。
Carlという存在があるからこそ、今まで生きてきたのに、もしそれを失ってしまったとき、Rickはどうするのでしょうか?
また、この話でMorganも死んでしまいました。Woodburyとの決戦でも次々に人が死に、衝撃的な展開が続きましたが、今回もそれに劣らず凄まじい展開です。

次回で、このNo Way Out編も終了です。
果たして、どのような形で決着が付くのでしょうか・・・?