カレン・カーペンターを思い出したので | ひきこもり、お遍路へゆくAmeba版

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自身のアルコール依存症や引きこもり、アダルトチルドレン問題により、生き方を見直す切っ掛けを手に入れ、その舞台に四国八十八ヶ所の遍路を選んだ男のブログ

“私たちは自分がプレイしている孤独なゲームをしているうち迷子になってしまったの”


カレンよ、



そのゲームのコントローラーを置いて、


大冒険に出るんだ。


冒険をしている以上、


迷子はそこにない。


冒険をしている以上、


きっと仲間は見つかる。


ゲームの目的は悪者を倒すことではなく、


自分を生きることなんだ。








addiction(依存症)の対義語は素面(シラフ)ではなく、







connection(コネクション)繋がりなんだよ。




俺たち依存症者は、


いつの間にか群れから外れ、


一人で怯えていたんだ。


しかし、誰かといても、


人から称賛を受けていても、


心のなかはずっと孤独だった。




その根っこは親子関係。


つまり依存症は愛着障害とも言えるんだ。


カレンも、カレンの兄も、両親とはずっと色々あったようだ。


そして、その両親もずっと孤独だったことを無視してはいけない。


一体誰がこの孤独を乗り越えて、


子や孫にaddictionという不安ではなく、


connectionという安心を与えられるのだろうか?


知らないものは理解するまで知ることは出来ない。


あなたが愛情を知らないなら、


または、あなたが理解していると思っている愛情が間違っていたなら、


いち早くその事実に気付いて冒険に出て欲しいと思う。


「親から愛情を与えて貰えなかったから、私は子供に愛情を与えたい」と人は簡単に言うが知らないものをどうやって与えるのだ?


これが既にトラウマの再演だと思うし、こうして不幸を連鎖させていく。


多くは自分の目的(幸せ)のための道具として家族を支配してしまうし、そもそもあなたは愛を知らないのだ。


そして多くの人は知ろうともしないのに、自分には出来ると思い込んでいる。


まずは何より勉強をして欲しいと思う(最低3年間)。




俺の見つけた愛情は“見守る”ということだった。


それまでは干渉することを愛情だと勘違いしていたし、


過保護と過干渉の違いも理解していなかった。


干渉、支配、コントロール、執着、依存…と、


俺の愛情だと思っていたものはまるでストーカーのようなものだった。


親から受け取った偽りの愛情がこれだった。




補足になるが、この今日の日記では解りやすいように“孤独”という言葉を使ったが、


本当は孤立です。


孤独は人間誰も。


孤立はそうしたくないのに一人になっていること。




カレンは1983年、俺がちょうど一歳になった頃に依存症により32歳で亡くなった。


付け加えるとカレンの抱えていた摂食障害とは食事に纏わる依存症で、殆どの原因は母親との関係性と言われる。


俺の身の回りの摂食障害さんたちも本当に親子関係の問題に悩んでおられるし、YouTubeでも“摂食障害 母親”と検索すればいくつもそうした動画が見られる。


発症するのは圧倒的に女性が多く、拒食、過食、またはその両方、そして無理な嘔吐などが見られる。


体が骨のようになっても本人はまだまだ痩せたいと言い、生理も止まり、外見は美しさの真逆へと進み、歯も抜け、かなり若くして亡くなる。


時々、同情の目で見られることがあるが、勘違いしないで欲しい。


あくまでもアルコールや薬物などの依存症とは何ら変わらない。


同情の目で見ているあなただってもし関わることになるなら、一目散に逃げ出すことになるだろう。




カレンの兄は俺と同じく薬物依存症(睡眠薬)だったようだ。


1983年に亡くなった彼女と俺が出会ったのは、1995年(13歳)の時に見た“未成年”というドラマの主題歌だった。


英語も分からない俺だけどCDを買いに行ったのを今でも覚えているし、未成年は今でも好きなドラマだ。


そして、何の縁があるのだろう…、


悲しいかな、あのドラマの出演者の未来をこうなると誰が予想しただろうか?


主演は両親の不倫問題(これも依存症)等々により今も苦しみの中を生き、そして自身も親のようにはなりたくないのにその道を歩んでいるように見える。


ヒロインの一人は今、カレンと同じようにガリガリに痩せてしまい、摂食障害やアルコール依存症に苦しんでいるようだ(摂食障害とアルコール、処方薬などのクロスアディクションは多い)。


度々、母親からの虐待を訴えているシーンを見かけるが、同じ立場として回復はかなり難しいのではないかと感じている。


メインヒロインだった人は離婚後芸能界を引退してどうしているのだろう?


誰もが知る国民的アイドルグループのあの人も、超安定を捨ててまさか芸能事務所を脱退して苦労するとは、そして、撤退後の事務所騒動がこんなことになるとは。


今、誰があの時、あのドラマにとても影の薄く、後の歌姫が出演していたことを知っているだろうか?


彼女もまた波乱万丈?


いや、波乱万丈ではなく、お騒がせなのかな?


他にも飲酒運転で騒がれた人などなど、未来は本当に分からないものだと感じる。


人生の厳しさ、難しさに頭が下がる…。




あっ、反町は反町様のまま。




大好きだったドラマと縁あって、依存症という似たような人生をあの出演者たちと生きるのも不思議なことだ。


そもそも俺にとっては依存症とは、とてつもない苦しみは伴うが幸運なこと(経験)だ。


失敗や病気を経験したからこそ今、光輝いている人などごまんといる。


しかし、ピンチをチャンスと感じれなかった人はその何倍もいる。


だから俺達経験者が回復して伝え続けて行かなくてはならないのだと感じます。





母親の依存対象の変化(高確率で旦那→子供)が子供を破壊し、孫や子孫まで連鎖する流れ。

つまり旦那は既に妻ではなく母親から破壊されている。

負の連鎖は子孫の誰が解くのかな?

何故あなたではなく、子や孫が解かないといけないのかな?

笑話(しょうわ)でした。

その罪悪感から吐く。

心の隙間を埋めるように過飲酒してた俺。

そして吐く。

物を摂取することによる自傷行為。

生きるバランスを取ろうとしていたのに…。



以下余談です。

東京都知事選の投票率年齢分けを見てみてください。

未だに都政を動かしているのは、

日本を動かしているのは60,70,80代よ。

そして、恐らく日本に“宗教”という偏見を植え付けた悪名高い某宗教団体よ。

若い世代が束になっても勝てるはずがない。

これからを生きる世代よりも居なくなる世代に有利な政治という異常事態。

老人から免許証を取り上げる以前に選挙権を取り上げろ。

本当に笑話。

石丸を煽った後の切り取られた印象操作が始まるようです。

事実は解らんが、日本は昔から出る杭は打たれ、出過ぎた杭は抜かれてきた。

その対象は若者が多く、老人が生き残る悪習がこうして癌細胞のようにこびりついている。