北海道旅に向けて準備と大学からの依頼 | ひきこもり、お遍路へゆくAmeba版

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自身のアルコール依存症や引きこもり、アダルトチルドレン問題により、生き方を見直す切っ掛けを手に入れ、その舞台に四国八十八ヶ所の遍路を選んだ男のブログ

日本縦断(主に北海道)旅は7月12日に自宅を出発するので、それに向けて準備の毎日です。

仕事を終えて『今日は少し身体を休めよう』とベッドに横になっていると某大学の助教授さんからLINEが届いた。

連絡を取りたいとの事だったのですぐに電話で話すと、7月12日に生徒達の前で講義をして欲しいとの事。

「あちゃ~、その日は(旅の出発日なので)無理です(^_^;)」と御断りを入れるも、これで良かったのだろうか?と悩む。

案の定、仕事を終えて帰ってきたビーニャに、

「なに私に黙って断ってるんだよ!」と怒られ、すぐにLINEで引き受けが間に合うなら引き受けたいとの連絡をさせられるすることになった。

毎回のことだけど、話す内容が内容だけに凄くエネルギーを要し、その重圧に負けて色んな依頼も断る道を選びたくもなり鬱になる。

特に資格も学も無い俺が人前で依存症という差別の象徴について話すわけだ。

簡単な話ではないのは想像に容易いことだろう。

それにしても今まで看護学校や保健所、セミナーなど色んな舞台で話してきたが、大学は初めてのことで緊張する。

『これが自分の役目なのだろう』と受け入れるしか無いし、どういう訳かそれが依存症からの回復過程のモデルとされる道筋だ。

断った後もそれ(役目の放棄)について悩んだし、旅に出る前にはしっかりと役目を果たして行った方が良い旅も出来そうだと感じていた。

旅の出発が半日~1日遅れるが急ぐ旅でも無いし、暫く不在となる地元でのお役目の埋め合わせにもなるし、これで良かったとしよう。

それにしてもあと一週間で何を話すか考えないといけない。

これからを生きる若い人達へ向けて俺に何が伝えられるだろうか?

俺は看護師の卵の前で話す時は、あるメッセージを濁して送る。

そのメッセージとは、今、俺が話していること(依存症について)は俺の話であるが、あなた達看護師にも依存症者やアダルトチルドレンがとても多いのだ。

つまり、あなた達が気を付けなさい、と俺は言うのだ。

勿論、飲酒量や賭け事の金額の話をしているわけではない。

その1つが「果たして人の役に立てる仕事は看護師だけなのか?」という問いで、怪我や命に関わるだけが“人の役に立てる”と考えているこの世一の勘違いについてである。

看護師や援助職にはこうした人に必要とされることを必要とする共依存症者がとても多く、自分の本心に蓋をしたまま手っ取り早い看護師を選ぶ人が多い。

また、親から社会的に認められる仕事という頭のなかお花畑な発想で嫌々看護師にならされる人も多く精神的に病むのだ。

そもそも看護師が多くの犠牲のお陰で今の医学があるようなもので、命や身体(の機能)を失って人の役にたった患者だって多いのであるし、それに助けられているのは自分であることを忘れてないけない。

また、自分が仕事に専念出来るのも、交通期間で働く人(自動車)、保育所、コンビニ、学校、給食の調理員、農家、スーパー、運送業など、

人の役に立ってくれる人がいくつも折り重なっていてくれるからである。

怪我や命(病気)に関わることだけが人の為とはどれほど幼稚な発想か。

と、

俺のアル中を語るより、若い人のこれからの人生を少しでも護りたいと願うし、だからこそステレオタイプな“アルコール”について話さず、

「本当の君はどうなんだい?(どう生きたいのだい?)」とアダルトチルドレンや共依存、生き方について話すのだ。

だから今回の話の締め括りは、

「俺、これを話し終わったら40日くらい北海道に行ってくるわ!人生、仕事ばかりしてないで楽しんだ方がマシ!こんなアル中いる?アル中(病気)になったからこそ気付かされたことだよ。金より時間。経験が大切だ。あなた達は素晴らしい(可能性の宝庫だ)。失敗を恐れるな。」

と伝えたいと思う。

どうせ全ての人に共通して、酒害を話したところで他人事、聞く耳は持たないからね(真剣な依存症者のセミナーは除く)。

○○(例アルコール)と依存症は1つではないのだ。

俺はアルコールではなく、依存症について話したいのだ。

アポーペンだって、アポーとペンの別のなんだ。


とかやり取りをしながら俺はホームセンターを歩いていた。

車中泊は50回位はしているから旅の準備もほぼできているのだけど、今回は流石に40泊を超える長期になるから念のための準備をする必要がある。

頭のなかはそれに関しても一杯だ。

と言うわけで今日は2つ、


運転席と助手席の間にあるルームライトをLEDに変えようと思う。

その理由はバッテリー上がりの防止のためが大きい。

たまにつけっぱなしで『あぶねっ!』ってこともあったし、ハロゲンではなく消費電力の少ないLEDなら一晩消し忘れたところでバッテリーは上がらないはずだ。

それに今回はゆっくりと旅をするつもりだから、走り回るよりも車内で過ごす時間が増えそうだ。

そういうことで微々たるものだが省電力化をしようと思う。


ハロゲン球なら皆さんお馴染み(現代は違うか)のこんな色の照明。

少し黄色っぽくて暗く手元の書類も何とか見える程度です。


それをLEDに変えると白い光へと変貌します。

左右2球セットで1380円の安物を購入したので明るさは殆んどアップにはならなかったけど、


手元の物はクリアに見やすくなりました。

明るすぎるのも問題なので、取り敢えずこんな感じで宜しいでしょう。

あくまでもバッテリー上がり防止のためです。

球の交換作業については、バッテリーのマイナス端子を外して安全に交換しました。

ルームライトのヒューズだけを抜こうと探したけど見つかりませんでした。

球の交換はとても簡単なのですが、この作業をサボってエンジンが掛からなくなった(別のところのヒューズが飛んだ)人もいますので、

バッテリーのマイナスは外して作業をしましょうね。


あと、変にLED化するとFMに酷いノイズが入り続けて酷い目に合うので気を付けて下さい(ビーニャ号)。



本日作業をする予定だったもう一つは、車の後部に脱着式のテーブルを作ることでした。

とはいっても部品は購入済みだし、有るものを再利用するだけなので10分で終わる作業ですが、今日はそこまで進みませんでした。

一人なら充分な広さ(フリードスパイクGB3)でも図体のデカい俺と吉田と20kgを超える犬二匹なので、

たまにはリアゲートを開けて一人はそこで御飯を食べて貰いましょう。

その為のてぶる。ぷぁ