遍路三大ガッカリと献血63回目 | ひきこもり、お遍路へゆくAmeba版

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自身のアルコール依存症や引きこもり、アダルトチルドレン問題により、生き方を見直す切っ掛けを手に入れ、その舞台に四国八十八ヶ所の遍路を選んだ男のブログ

先日、日本三大がっかりの話題になり、ふと遍路のがっかりについて考えてみたので書き出してみる。




①星ガ森


生で鉄の鳥居を見た時の驚きは凄まじい




②民宿岡◯


遍路をしていると必ずオススメと耳にする遍路宿だが、実際泊まってみるとボロボロの民家に体育座りで入る小さな浴槽。


料理は遍路宿のなかでも下という評価が当てはまるのでとても誉められず、名物なのはじいちゃんの人柄と夕食時のレクチャー(余計な話と思う人も)、後は難所に対するアクセス位だろうか?


失礼な話だけど凄く高齢のじいちゃん亡き後にあの宿がどうなるのか疑問だし、あそこは遍路道も幾つかあるなかでの、恐らく一番遍路道と言うには怪しい道を選択させられるので個人的にも無し(と言いながら合計4泊、一度は連泊の経験あり)。


因みにじいちゃんがそのルート(佐◯ルート)は古来の道ではないと言っていた記憶があるが、一応、丁石もあるし、真念が歩いた道らしき付近。




③道後温泉本館


脱衣場から浴槽に向かって扉を開いた時の「えっ!!!?」は忘れられない。


因みに古来から遍路にとって道後は縁ある場所として遍路道保存協力会の解説版にも記載されているのでランクイン(石手寺が温泉の鍵を管理していたり、遍路は三日間湯銭が免除されたとのこと)。




遍路がっかり番外編


④納経所


言わずとも知れたトラブルスポット。


寺の人間に“遍路”を求めてはダメ。


あれは寺の人であって、遍路では無いのだから。


同じ意味で遍路宿にも求めてはダメ。


あれは民宿経営者なのであって遍路では無いのだから(一部の遍路宿にも本物の遍路経験者はいる)。


ってか納経所に綺麗な朱印(※)を期待してもダメ!


意外と下手くそが多いから。


(※)正しくは納経…、いや、納経は写経を納める事だから正しくは無いが、


本堂・大師堂で読経→書いてもらうことを納経と呼ぶようになったからいいや。




⑤遍路をしている人


変わり者が多い。


若ければ社会に適応出来ず俺のように闇を抱えてたり、年配なら定年上がりの頑固者も多い。


遍路を行うにはある程度の経済的に余裕が無いと難しいこともあり、経済的に恵まれた“いけ好かない”クソじじいと、旦那の力で威張るクソばばあのセットを本当によく見かける。


煩いのは圧倒的にばばあの方で、基本がマウント(または干渉)な世界。


例 旦那の遍路歴(仕事)自慢や「子供は?」という質問など。


それだけで収まること無く、自分の子育て自己満足や、子無し家庭への批判。


俺の経験では遍路する人の90%は闇あり。


話し掛けたことを後悔する確率大!


あと先達という坊さんになれなかった人達の坊さんごっこ(寺での説法やカラフルな札、真っ赤な落書き帳自慢)は本当にウザイ。


酷くなるとプライベート(ブログ等)にも口を出してくるぞ。


寺で朱の杖を突いている人を見かけたら是非ともこう質問してみよう。


「延光寺(または岩本寺)へはどのルートを通るのがオススメですか?その理由は何故ですか?」


その人から“地蔵”や“月山”、または“仏坂”という言葉が聞かれたら本物だし、


最低でも焼坂、大坂、添えみみずなどは出てきて欲しいと思う。


横波や、巡航船、三原村は基礎の基礎。


まぁ、先達といえば遍路の知識も必要だから知っているとは思うが。






というわけで献血63回目。


今年は何かと献血が進まず、先週は沖縄、来月、再来月は日本の何処かに居て出来んわ。


暫く来れなくなるし来月初めの献血は400ccやな。


早く献血70回の記念品で貰える銀色有功賞でいっぱい飲みたいのに。