写真は一号車スハネフ14から撮影したはまなすヘッドマーク。
函館駅にて、函館~札幌間を牽引するDD51重連。星のマークは元北斗星牽引車の証。
青函区間を担当したED79は函館でお役御免。
函館駅ホームの「急行はまなす号」列車表示。
 
 
7月31日~8月1日はまなす号乗車記の続きです。
青函トンネルを抜け、列車は北海道へ入ります。
 
深夜0時前後、基本的に車窓は真っ暗ですが、海沿いの区間で漁り火のようなものが見えます。
徐々に眠気が襲ってくる頃、街の灯が増えてきて函館に到着。午前0時44分定刻でした。ここで1時23分まで39分の停車です。
 
函館駅は頭端式(櫛形)ホーム。列車は折り返すため、機関車の付け替えを行います。
青函区間担当のED79に代わり、ディーゼル機関車DD51二台が9号車側に連結され、深夜の道南の鉄路を駆け抜けます。
 
函館の停車時間は、乗るために乗るファンにとって絶好の撮影タイム♪深夜にもかかわらず、下車して撮影に勤しむファンがざっと20人強はいました。
もちろん私もその中の一人
 
「急行はまなす号 札幌 1:23」
の表示の横に、青い客車。
これぞ夜汽車(^O^)
絵になりますね~
 
カメラでステンレス製の車体番号を丹念に撮影する人もいれば、集音マイクを握って発電エンジンの音を拾う人、エンブレムをバックに記念撮影に興じるカップルなど、楽しみ方はそれぞれですね。
何しろ3両増結して10両編成なので、夜行列車らしい貫禄を感じます。私は表情を緩ませっぱなしで、長いホームに横たわる青く長い編成の横を往復しました。
周りはそんな感じの人ばかりでしたので、全く違和感を感じませんでした
(`∇´ゞ
 
さて、元北斗星牽引車のDD51は、深夜にもかかわらず長いホイッスルを響かせ、函館駅を発車。函館線をひた走ります。
さすがに簡易座席かデッキに立ちっぱなしかの「乗り」は疲れてきました。1日は長大ローカル線、日高本線に初乗車の予定。
午前2時を回った頃、やっと上段寝台に潜り込みました
 
 
 
 
写真は開放B寝台上段の様子。
編成の途中にあったテールマーク。
一号車スハネフ14から見た、ED79。ハシゴが設置されていた。
開放ハネ通路。これぞ寝台列車の風景。
 
 
今回、下り札幌行きはまなすは敢えて上段の寝台にしました。
いつも下段ばかりだったこと、上段の写真を撮っておきたかったことに加え、上段寝台のすぐ上にあるスピーカーから、車内放送の音声やチャイムを拾いたかったからです。
 
青森駅を離れて少しして、ハイケンスのセレナーデが鳴り、車内放送が始まります
ハイケンスは客車寝台列車専用のチャイム。このメロディーを耳にすると、寝台列車ファンはがぜんテンションUPです
(≧∇≦)
 
ICレコーダーで、しっかり録音出来ました♪
この後も走行音を録音すべく、ハシゴを降りてデッキに向かいます。
 
下段では乗り合わせたファン同士の会話が聞こえてきます。普段なら混じっての会話もありですが、今回は「音」にこだわってみようと決めていましたので、純粋に走行音が拾えるデッキに陣取るのです
 
モーターやエンジンの音が混じらない、客車の走行音もいいものです。レールを刻む音が心地良いですね
(⌒~⌒)
津軽半島を北上する車窓は真っ暗ですが、昭和の客車の醸し出す振動と音に、しばし身を委ねていました。
 
しばらくして自分の寝台に帰ってみると、もう下段の乗車はカーテンを閉めて休んでいる様子でした。翌朝は終点札幌でも6時07分着。朝早いですからね。
 
またもしかしたら車掌に注意されたのかも知れません。
ある程度の時間になると、車掌が巡回して盛り上がっている乗客に「お静かに願います」と声をかけたりしますから。
下段のお二人も会話のトーンは抑え目でしたが、カーテン一枚で隔てられただけの開放式。やはり耳障りなんですね
(^_^;)
 
私は通路側の引き出し式簡易座席に腰掛け、青函トンネルを滑るようにひた走る客車と寄り添っていました。
もう次はいつ味わえるか分からない、貴重な時間。寝るための車両なのに、眠るのがもったいなくて決して座り心地の良くない簡易座席で、トンネルの壁面をじっと見続けていました。
 
 
 
 
写真ははやぶさ31号車内で食べた弁当二種。さんま寿司と仙台牛ぎゅう詰弁当。
青森駅停車中のはまなす機関車、ED79。
はまなすヘッドマーク。
開放B寝台。今宵の寝床です。
 
 
駅弁の画像は、前回の記事に添付するつもりのものでした。失礼します
 
出発20分前、14系客車の発電用エンジンが唸りを上げる青森駅5番ホームに向かいます。
増結したからか、ED79の先頭は撮影禁止区域内。やむなく客車側のヘッドマークをパチリ
 
普段は二両の寝台車両ですが、一両増結されているのです。さすがに繁忙期ですね。
8月上旬は東北地方が一斉にお祭りムード一色となります。下りはまなすもまずまずの乗車率のようです。