恋は二度目のアネモネ -60ページ目
{AE781831-0013-4902-8D48-CC18D75C4403:01}




リンリン
電話をかけたい
誰かに。
夜通しおしゃべりしたい気分だ。
野暮な朝日に見つけられないうちに さ。
リンリンリン
コール三回で、今なら出るから。
ねえ
急にわたしを欲しくなってよ。
今といったら今だよ。一秒後じゃだめなの。
女の心は、一瞬と永遠の間をつねにぐらぐらしてるんだからさあ。

安いワインをいくら呑んだって足りない。
もっと酔っていたいっていつも思う。

生態として
男よりも女のほうが面白いのだ。
どろりと粘着質でもあるし、ハサミでパチンと切ったみたいでもある。
シンプルなものは美しいけど、奥行きがないのも確かだ。
女は決してシンプルな生き物ではない。
そして美しくない女なんていないんだ。



のどをとおって、胃ではないどこかへ落ちてゆく一滴一滴が、
世界を少しずつでも変えてしまうのは不思議なことだね。
人間なんてとても胡乱な生き物なんだ。



むかし、
大学生のころ、
卒業間近に友達と2人で作った、手紙っていう曲がある。
友達が曲でわたしが詞を書いた。
それは、今思い出しても胸が震えるくらいすてきな曲なんだけど、
形にすることなく卒業してしまったんだ。

この世には、形になることもなく終わってしまうすてきなことがいっぱいあるね。

そう
いくら難しい漢字が読めたって、
目の前の人の心が読めないんだったら
そんなの何の意味もないや。


ねね、
そんなあれやこれや
胡乱でとりとめもないことを、
喋って聞いて、ワインと一緒に飲み込んでしまいたい夜なんだ。







{8D40875F-2D41-4C57-ADDF-8CA586632D78:01}



自分の人生に影響を及ぼしたものって
いろいろあると思うんだけど、
わたしの土台には、
澁澤龍彦の快楽主義の哲学が大きく影響しているなって思う。
これは二十歳のとき、アイスクリーム屋さんでアルバイトしていたときに
アルバイト先の書痴の先輩が貸して下さった。
書物から受ける影響の種類や度合いって、
それを読む時期も大きく関係してると思うのだけど、
二十代になったばかりの、まだハートもやわらかくて形もぐにゃりとしていた頃に読んだその本は、
わたしの三日月の棘を鋭くきれいに磨いてくれたのだった。

今、はじめてその本を読んだのだとしたらどうかな。
10年後に『自分の土台になってる』って言えるくらい、
今でも影響されるだろうか。

後にその書痴の先輩から愛の告白を受けてそれを受け流すも、
その後わたしと彼の関係はアイスクリーム屋さんのアルバイトを辞めてからも、
書という繋がりをもって、細く長く続いたのだった。
そして長い間お借りしていた快楽主義の哲学は、
そんなに気にいったのなら、と彼はわたしに譲って下さったのだ。
なつかしいなー
彼は元気にしているだろうか。

大人になると、どうしても感性とか価値観も凝り固まってきて、多方面に分散しなくなってくる。
それって信念とかポリシーとかとも呼べなくはないけど、
要は頭かたくなって、視界が狭まってるってことなんだ。
そうなってくると、
自分の琴線に一度触れたことのあるものの近くでしか生活しなくなって、
新しい考え方とか楽しみ方とかを受け入れる器もどんどん小さくなっていくんだ。
果敢に冒険して嫌な目にも遭いながらも自分の好きなものを見つけに行くより、これまでに見つけた好きなものたちの中にいるほうが安心安全確実だから。

だからこそ、
ハートの形が自由に変えられるうちにできるだけ多面体にしておかないと、
固まってどんどん難しくなる。
頭と体と心はちゃんと繋がってるから、
つるつるの平べったい感性では、
幸福も快楽も哀しみも常識も表面的にしか捉えられないんだ。
だから地球が丸いってこととかだって、
平べったい世界に生きてる人にとってはただの情報でしかないよね。
ぺらりとした月には本当は見えない裏側があることだってさ。


 彼女が通り一編の常識 というものを強く信じていて、それだけが正しいと思いながら、その上に立ってしか物事を見ることができないのは、
若いときにいろいろ興味をもって世の中を見てこなかったから。
本をまったく読まなかったから。
自分とよく似た人としか付き合ってこなかったからだよって思うんだ。

この世にはあらゆる意見があって、
ひとつの物事の中にもあらゆる方向があって、
角度がさまざまあれば考え方だってさまざまなんだ、ってことも、知らないよね。
自分は平べったくてそんなこと考えて生きてこなかったんだから知ってるわけないよねそんなもん。
馬鹿にしてごめんなさい。
わたしだって人を馬鹿にできるような人間ではないのだ。
ただ毒づきたいだけ。
毒づくのはいいよね。すっとする。
わたしにとっては文章を書くというこれがデトックスなんだきっと。


どうでもいいけど、
おこづかい  を  おこずかい
って書く人が大嫌いだ。

誤字も脱字もギャル文字だって、
わざと書くならいいの。
それはその人の主張だから。
頭悪そうに見えたって、それをわざとやるなら構わないし何をしたって自由だって思う。

けど、おこずかい   は。
やだちょっとちょっと。
何度もいうけどわざとならいいの。
けどたぶん恐らくわざとじゃないし。
難しい言葉とかややこしい言葉を間違えたり、うっかりな表記間違いなんかはイライラしないんだけど、
おこずかい、は別だ。
おこずかい だけはすごくイライラする。

それだって、本当に阿呆な人が間違えるんだったらそこまでイライラもしないんだ。
問題は、自分は阿呆じゃないと思って暮らしてて、子どもとか育てたりもしてて、ネットの掲示板かなんかで偉そうに意見したりしてる人が書く おこずかい  なのです。
ドカーーーーン!!!

気にせず平気で間違えちゃうその無頓着さ、無神経さ、下品さ、教養のなさ。
きらい ! 大嫌い !
浮気や不倫を繰り返す人より、
おこずかい って書いちゃう人のほうがやだ! 悪!

わたしは書きます。おこづかいと。
でも、でも。
おこずかい、の人よりきっと、
わたしのほうがうんと性格は悪いなって思います !


はー
デトックス。








{C931EA8C-751D-453A-93B4-B947999075A5:01}


こないだ、
東京にきて初めて大阪に帰りたくなった。

大阪に帰りたくなったというより、
大阪にいる好きな人たちに会いたくなったのだった。


大阪にいた頃は
毎日予定がいっぱいあって、
いろんな人たちとお酒のんでおしゃべりして、
ラジオに出たりレコーディングしたりもしてめまぐるしかったから。

東京での生活はゆったりしていて、
めまぐるしさとはまったくの無縁になってしまった。


こないだ。
休日の前夜。
その日はとても人と話したくて、
とてもお酒を呑んだりしたい気分だったのだけど、
わたしひとりぼっちで、
今までもそんな夜はあったのに、
その日は突然、
すごく淋しくなってしまったのだった。

一人で呑みに行って、誰かと話そうかと思って、
呑み屋街をうろうろしてみたけど、
新年会で酔っ払った大人たちを見て、
急に冷めて家に帰った。
誰でもいいんじゃないの。
好きな人たちに会いたいんだよ。

ねーねーねー !
あなたもあなたもあなたも!
わたしに会いたくなる病にかかればいいのに !!


まったく別の話。
おにぎりは小さく握るのが美味しいコツなんだよ。
わたしは人よりちょっと手が小さめなので、
小さいおにぎりを握るのは得意中の得意。

お昼休みに、昨夜握った小さいおにぎりを六個たいらげて、
おなかぽんぽこりんになったのだ!


ねね、
おにぎりとおむすびは
違う料理なんだよ。

だから詳細には、
わたしが食べた六個は、
おにぎり二個と、おむすび四個なのだ。


わたしはしょうもないこと何でも知ってる人が好きだから、
自分もそういう人になりたいって思う。

無駄をうつくしいとする美学なのです。









{6D286EDD-3646-421A-9B86-6231E58A3CD0:01}


このチョコレート好き。
キャンディみたいなカラフルな包装でコロンと丸くって、
そして5フレーバー。
乙女心をくすぐるわよね。
わたし、わがままなの。
あれもこれも欲しいのよ。


でもいちばん好きなのはこれ。

{AB995C71-AAE4-48F3-B62A-48A8E4A65A07:01}

ゴンチャロフのメッセ神戸。

とってもおいしい。
一粒でひとばん幸せ。
あれもこれも欲しいけど、
結局、いちばん好きなのはあなた
あなたしかいないのよ。
ねね、これぞ乙女心。
わたし、けっこう一途なのだ。
ギブミーチョコレート !

おいしいはうれしい。
幸せの味だよ。


そうだ
あけましておめでとうございます。

今年も面白いことがたくさんありますように。










{C0984266-F128-4EB6-A7A1-A2CDB1DA7FF5:01}


おはよう世界。
一年の端っこにきたね。
地球は丸いから、本当は端っこなんか無いんだけどさ。


さっき、お友達から箱に入った大量のみかんが送られてきました。
やったー !
幸せよ !
いっぱい食べて、からだをオレンジ色にしちゃおう。
デリシャスデンジャラス !
すてきな冬休みを過ごすのに、
みかんと書物は必須なんだ。
あとは炬燵と猫がいれば完璧なのに ね
にゃーん