とてもリーズナブルなお値段の、
西友で買えるピノグリージョが最近のお気に入り。
夜な夜な、ひとりで愉しく酒盛りをしています。
お酒を呑むと、
いま生きているこの世界は、夢のようだなって思う。
頭がふわふわしているから余計にそう思うのだろうけど。
ほんとは
いつも いつだって
わたしはこの世はかりそめだって思ってるんだ。
荘子じゃないけど
この世はすべて夢のようだ。
この世がすべて夢だと思うのは、
わたしにとって
もっとも美しい妄想なんだよ。
だって、そう思えば
この世でなんだってできるじゃない。
やりたいこと全部やったっていいし、
ちやほやされたり、舞台に立ったり、
ホームレスになって冷たい路上で野垂れ死んだってドラマチックじゃないか。
わたしたちは
子宮から産まれ落ちて、
こどもからおとなになって、
さらにどこにゆくのだろうね。
すべてが夢なら、
わたしたちが愛する人たちも夢なのかなあ
そう思ったら
大切な人を、
みんな抱きしめたくなる。
わたしは、
目に見えるものとか
実在するものだけがこの世のすべてだとは到底思えないのです。
わたしは昔から
洗濯物を見ると、とても切ない気持ちになる。
酔っているときなんて
洗濯物を見るだけで泣ける。
食器よりも、写真よりも、
衣類というのは、
ここにいないのに確かに実態を残すんだよ
その人の体温とか、記憶の残滓が
洗っても洗っても
染み付いているものなんだよ
もしも大切な人が亡くなったら、
お洋服とか
下着とかくつしたとか
そういうものを見て
わたしはミイラになるまで泣くのだと思う
そして、
この世の夢からはやく目覚めたいって願うんだよ