恋は二度目のアネモネ -6ページ目


クリスマスの飾りつけだけは、
毎年ちゃんとやっている。
隙あらばわくわくしたいの。
子どもみたいに。

しょうもない人と疎遠になったら、
すてきな人と出会ってしまう。
この世の理。
短い人生、自分自身と好きな人だけ大事にしてたらそれでいい。
それだけで、
毎日、大笑いしながら生きていられる。

物にも人にも、
とらわれるのは良くないし、
噛ませ犬もよくない。
大人の反省をしたら、
つるんと、きれいに忘れてしまう。
だって短いんだってば、人生。
忘れたくないことしか覚えていたくない。
そしてかりそめのランデブーから帰ったら、
あとはもう
面白くて素敵かどうかだけで、
人生の何もかもを判断するのだ。

楽しかった!
そしてあなたダサかった!
愉快だよねえ


何年も何年も、
わたしのツリーの頭には星がない。
未完成のクリスマスツリー。
でも、
いいのだそれで。
完璧なものなんて、
完璧になった瞬間に、
たちまち崩壊してしまうじゃないか。

ガッシャーン
って。






オーナメントからこんにちは。






土曜日の休日。
恋人とふたり、
朝からサンドイッチを作って
コーヒーをのんで、
代々木公園をぶらぶら、
ふざけながらお散歩した。

インドネシアのイベントで、
スパイシーなお料理とビールに舌鼓を打つ。
デリシャスデンジャラス。

変てこな踊りを見て真似したり、
お洒落すぎるフリマを笑ったり。
何だか久々にあからさまな充実感を得た。


ひー
退屈な文章!
書かなきゃよかった!


それはそうと、
わたしは昔からジュリーが大好き。
あーー
いい。
ジュリー、
あんたの時代はよかったーー
彼の色気を肴に呑めるよ。

何だか話題になっているけど、
勝手にしやがれ、でしょう。彼的には。

いいぞー











刺々しくて、
瑞々しくて、
脈々と息づくような言葉は枯渇した。
幸福とはそういうもの。
言葉とは結びつかないところにあるものだ。
わたしにとっては。

追い詰められてもいるし、
心配なこともあるけれど、
それらはわたしを不幸にさせられない。
わたしがそうなんじゃない。
あなたがそうさせているのだ。
あなたがいる人生など、
どんなにつらくても、
結局は幸せにしかならない。



それはそうと。
夜ごはんがヘルシーだ。
だけど、食べるものをおさえても、
お酒をのまないなどありえない。
これはわたしの嗜好品だから。
好き、のひとつをわざわざ手放すなんて。
短い人生で、そんなことできっこないよ。
ああ、
短く、儚い人生。
だからこそ、
いろんなものを好きになり、
大切にできるのかもしれない。

この世にいるのは、たったひととき。
みなさまもそうであるように、
わたしにも一度きりしかない。
人生。
お互いそう思いやって、
仲良く、優しく生きていければいいのにね。
搾取したって、
争ったって、
死んだらおしまい。
なのだから、
好きなお酒をのんで、
好きな人を愛して、
笑っていればよいではないか。






ローソンで売ってる、
500円ほどのカルメネールがとてもおいしい。
いい仕事してますねえ。

ワインも肉も、
1万円出して美味しいのは、当たり前のことなのだ。
高くても美味しけりゃ何の文句もないけれど、
安くて美味しいものをつくるって、
本当にかっこいいことだと思います。

カーサ・スベルカソーはチリの赤ワイン。
ニューワールドワインは、
どれも割とコスパ高いから、
貧乏なわたしでも気軽に楽しめる。
こんな美味しいのつくっといて、
こんな安価でどうぞ、なんて
粋なことしてくれるよねえ。
ありがとう !


美味しく、
楽しく、
ごはんを食べて、
幸せな気持ちで眠れる毎日を、
心からありがたく思って生きてる。
当たり前だなんて思ったことない。

わたしの幼馴染は、
ある日、夫を一瞬で亡くした。
まだ若く、小さな子どもが2人いて、
夢も希望も、これからだった。 
それなのに。
ただの一瞬の交通事故で、
ぜんぶ、終わってしまった。
でも。
それは、特別なことではない。
誰にだって、
いつだって、
起こりうることでしょ。
わたしは、
同級生でもある彼が死んだその日から、
生きている今、この瞬間しか信じないことに決めたのだ。
わたしたちには、
保証された明日などない。
今しかないのだ。


だからわたしは、
今日もあなたの無事を感謝する。
あなたがここにいて、
ただ息をしている。
それだけで、
他にはなんにもいらないなぁと思うのだ。
たとえ、
体が不自由でも、
精神を見失っても、 
きっと、
あなたが生きていてくれれば。
わたしは幸せに生きていられる。

なんて。
それは理想だ。
だけど、
だけど。
わたしには、
思い出があるから。
それだけでこの先の人生、
死ぬまで幸せに生きていられると思うのよ。













夜がはやくなる。
陽はかたむいて、
世界の向こうがわへおちていく。
そして夜は、
空をうめつくしてから、
空気ににじみだす。

駅のホームで見た夕焼けはまるで
たそがれの残り香みたいに、
静かに燃えて、とけてった。
そうしてわたしは
たくさんの無駄と、
たくさんの楽しみを買いこんで、
ようやく家にたどりついたの。

今日はまったく、
頭がまわらなかったけど、
わたしなりに乗り越えた。
えらい。
えらいね。
じゅうぶんだ。

ドロリ。
濃密。
夜はいつもやさしいでしょ。
ピアスをはずすと、
耳たぶの小さな穴からも
夜がこぼれおちる。
何といういきものだ。
わたしってやつは。

眠くて眠くて、
目をあけていられない。
意識がぶつんととぎれた音を、
今日、確かにきいたのよ。

ああ、だけど
夜。
今からがわたしの人生ではないか。
手始めに、
料理をしながら、
お酒をのもう。