恋は二度目のアネモネ -38ページ目


帰ります。
あなたのもとへ。
スリリングな日常へ。
どっちが浮世離れしてるんだかわからない。
おいしいパンとチョコレートを持って、
お行儀よく座っていよう。


顔と声と体がすきなの。
そう言われたら、誰だって嬉しいと思うのよ。
性格なんてどうでもいいじゃない。
可愛いんだからさ。


逆らえない。
からだは正しいよ。
だって生きるために必要なことしかしないじゃないか。
心なんて、もっと胡乱で信用できない。
単純なからだが熱いうちは、
おとなしく言うこと聞いてればいいんだと思うのよ。
からだが心に作用して、心が言葉になるのなら、
わたしの言葉はからだの台詞だ。

今わたしは、
大声で叫びたい。
馬鹿馬鹿しいけどいいの。

きみが望むからじゃなく、わたしが望んでいるから、
一度といわず何度だって、
わがままに付き合ってもらいたいの。








 



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可愛い弟が、
わたしのためにフグをどっさり買ってくれた。
感激しちゃうじゃない。
産まれてきてくれてありがとう。
わたしの弟になってくれてありがとう。
好き!

あーーーー
美味しすぎてクラクラよ。


そして今まで夜遊び。 
カロリーの消費率が上昇中。
甘ったるいスパークリングの分くらいは、
なかったことにできたんじゃないかしら。

思い出すのは、いつだってきみのこと。
眠りの隙間にだって、するりと入りこんで悪戯するの。
仕掛けてごらんよ。
もっと素直に。
正直なせりふを聞かせて。






渋滞に巻き込まれるバスの中でうとうと。
色気のない猿みたいな男が、
前の席でばたばたしている。

色気もかわいげもあるきみは、
今どこで何をしているんだろう。

もしも今あの雨の日に戻ったら、
きっとわたし、帰らない。
衝動的で、危険なの。
昔からそう。
でもちゃんと忠告した。
そしてわたしは自由だ。
わるいことなんて、たったのひとつもしてない。


体は正直だ。
必要なものをどんどん分泌する。
わたしはそれに、踊らされてるだけだよ。
ままならないなあ。








何となく、そう何となくそんな気がしてたのよ。
でも、そうこなくっちゃ。
と、サイコな右脳がうずいてる。
もっともっと、作用させたくなる。
もっともっと、困らせたくなる。
そうしたら、もっともっと忘れられなくなるでしょう?
乗っ取ろうなんて微塵も思ってない。
ただ、いつでも触れるとこに置いときたいの。
わたしがいいっていうまで。


ばかだなあ。
きみの幼い無計画と嘘なんて、
高校生の子どもでも見抜けるっつうの。
ツメが甘いのよ。
わたしのかわいこちゃん。
我慢や辛抱などに微塵の美徳も感じないわたしは、
来週うんとわがままに甘えようと決めている。
いいでしょ、人生は一度きり。


とにかくのみたくて、
すぐに食べられるジャンクな食べ物を買ってしまって後悔。
まぁ、たまにはいいか。
夜はまだまだこれから。

謹慎の背後からこっそりキスしたら、
きみはどんな顔をするだろう。
ばかだなあ。
そしてただ可愛い。








真っ赤な①表示にドキリとする。
だいたいは期待はずれのランデブーなんだけど。

真面目な浮気心が片目をつぶって誘惑する。
今日はもう、夜遊びしちゃおう。
せっかく、夜にとけるような装いなんだもん。
ほんとは着物を着たいけど。
ははは ははは
笑いがとまらない。

ぜんぜん酔わないのか、
それとも、もうずっと酔っ払ってるのか、
わからない。
どっちでもいいけど。
可愛いきみが隣にいてくれるなら。