きみの部屋で
濃度の高い恋をしてから、
証拠も残さずに、夜にまぎれていく。
足りないくらいがいいの。
今までの経験から、その美学は身についてる。
実践できるかどうかは別として。
橋の上から、
きらめく都会を見下ろして、
不安定に満たされてた。
きみも、わたしも。
幸福より、悦楽を求めてるって信じていたのに、
なぜか幸せなの。
どうしようもなく。
肌が切羽詰まっていくのがわかる。
きみが楽しみにしてくれていて、
不覚にも舞い上がってしまうよ。
寒さから身を守る衣類さえもどかしい。
細胞が、何か訴えてる。
さわぐの。
冷たい頬にキスしながら、
冷たくなっちゃったねなんて言うから、
もうずっとこのままでいいやって思ってしまう。
きみを凍らせて、
アイスキャンディーみたいに食べちゃいたいわ。
がおーー