恋は二度目のアネモネ -19ページ目
{7507974E-0066-4D3E-85B9-90FDED8B717D}


たこ焼きとスパークリングワインは合います。

ということで、
一人気ままにお昼から呑んでいる。
居心地の良い日曜日の午後です。

幸福は、単純なほどいいなあ。
お笑い、文学、お酒、芸術に、恋。
このろくでもない、愛しい日々。
傑作の短編小説みたいに、
無責任な悦楽主義ではいけないかしら。
ああ
たこ焼きとワインがおいしいな。

おいしいものだけを食べるって、
とても真摯な態度だと思う。
わたしにとってそれは、
文化的な生活にほかならない。
あなたがいれば、
おいしいものがもっとおいしくなるから嬉しいのだ。









{211BCC72-D4E8-454A-8A12-7E130CB9B1E9}



好きじゃなきゃ、
こんなに悲しくならない。
こだわらないし、
淋しくもない。
あなたは、
この世が今すぐ終わってもいいくらい嬉しいことを、
酔っ払いながらさらりと言ってのけるのだ。
現実的なあなたのまっすぐな言葉に、
何もかもどうでもよくなるくらい、
ひどく感動してしまう。



あなたに出会わなければ、
わたしはきっと
適切に泣くことができない子どものままだ。
どこまでも泳いで、
迷子になっているかもね。


好意的に見てもらえるのは、
とても嬉しいことだから、
わたしもそうするようにしている。
ただでさえ不完全なわたしたちは、
すてきなところをたくさん見つめて、
楽しく生きるべきなのだ。


今こそ、
目を見て、
ゆっくり会話したい。
同じ時間を過ごしたい。
わたしたちは
こんなに脆くできているのに、
同じ瞬間に死ぬことすらできない。
哀しいいきものなのだ。


幸せなんだって。
あなたはわたしといると。
人生でそれ以上の何かなんて、
おそらくないし、
必要ない。

スイートテンダイヤモンド
プロポーズ
赤ちゃん
安定

普通、女の人が欲しがるもの。
わたしはいらない。
何一つなくても幸せ。
いつ死んでも後悔しないの。















{D8566DDB-A608-493C-8B8F-5B998D78028D}


あのとき
きみを好きだった気持ちは、
もう嘘みたいに散ってしまった。
わたしの細胞は
また自由に泳ぎだす。
ゆらゆらと、
とても気ままに。


出会いの数と別れの数は同じではない。
感情的になって何がいけないの。
みっともないけれど、
悪いことではない。
かっこよくないけど、
そんな日があってもいいじゃないか。


わたしは今、何ページ目なんだろう。
主要なキャラクターは、
まだ登場するのだろうか。
 ああ、
絵にならないわたしも、
誰かの主要な登場人物になりたい。

32歳だから32歳らしく振る舞うって、
とても凡庸だ。
世間に許しを請うなんて馬鹿げてる。
世間なんてみんな無関係の他人じゃないか。

だけどあなたには、
いつも笑って許していてほしいのだ。


いつまでも未熟で、
うんざりする。
狭量なの
許してね。







{99B2F65A-07E6-476C-B7EF-6698C3796DAA}



あなたが持って帰ってきた花。
わたしが好きな赤。
あなたもわたしも、
赤が好きなの。
美しすぎて、驚いてしまうよ。


心がぼんやりしていると、
まるで自分が、
きわめて原始的な生物になったみたいに感じる。
原始、そして原子。
こんにちは、わたし原子のかたまりです。
こんな不思議なことを、
当たり前のこととして理解しているなんて、
人間はどうかしている。

ああ、
楽しいことと
どうでもいいことだけ、
ずっと覚えていられたらいいのに。
もらったものを思うとき、
いつも泣きそうになる。


彼らの言うとおり、
与えるよりも多く、奪ってしまってはいけないね。
あなたが笑うまで、
変な顔をしよう。






やってしまいたい、地球ごと。
そんな破壊的な気分のときは、
わたしの中の、かわいそうな子どもの部分が怒っているときだ。
積み上げてきたものを
破壊する勇気はないから、
反抗的態度でお茶を濁す。

ああ、
想像力がたくましくなりすぎて、
死んだあとのことまで鮮明にわかるの。

さよならと後悔。
それが当たり前だ。
人生はそういう仕組みでできている。


文字をかばんにつめこんで、
思わず持って帰ってきてしまう。
あなたに見せたいものがたくさん。
大好きだから、大嫌い。
まったく矛盾してないの。

行間に隠した台詞に、
あなたはいつか気づくだろうか。