あのとき
きみを好きだった気持ちは、
もう嘘みたいに散ってしまった。
わたしの細胞は
また自由に泳ぎだす。
ゆらゆらと、
とても気ままに。
出会いの数と別れの数は同じではない。
感情的になって何がいけないの。
みっともないけれど、
悪いことではない。
かっこよくないけど、
そんな日があってもいいじゃないか。
わたしは今、何ページ目なんだろう。
主要なキャラクターは、
まだ登場するのだろうか。
ああ、
絵にならないわたしも、
誰かの主要な登場人物になりたい。
32歳だから32歳らしく振る舞うって、
とても凡庸だ。
世間に許しを請うなんて馬鹿げてる。
世間なんてみんな無関係の他人じゃないか。
だけどあなたには、
いつも笑って許していてほしいのだ。
いつまでも未熟で、
うんざりする。
狭量なの
許してね。
