言葉を選んで、とあなたは言う。
だけどそれは、
もはやあなたが言わせているに他ならない。
わたしは言葉を選ぶ。
たくさんの言葉を使う。
犬だって3回言われたら理解するほど、
丁寧に、わかりやすく。
それを受け取らなかった結果がこうなのだ。
受け取らないならそれでいいの。
さようならの速度は、
もう星の瞬きのよう。
だけど
ねえ、だけど。
だけどあなたが、
あなたが。
あなたがわたしのそばにいたいんでしょ。
ろくでもない。
愚かものだ。
あなたも、わたしも。
愛することは信じること。
でも今わたしは、
恋人も家族も友人も、
なんにもひとつも信じていないのだ!
厭世も博愛も、
気まぐれにおとずれる。
この感情。
感傷。
脳内の分泌物。
ほんとうのことなんて、
誰もわからない。
怒ったり、悲しくなったりしているうちは
まだまだまだまだ平気なの。
恐ろしいのは、
関心がなくなってしまうことだ。
だってそれって、
その人はもうわたしにとって、
この世にいないのとおんなじだよねえ。
人を殺すのは感情だ。
お願い。
わたしにあなたを殺させないで。
そこはかとなく、
わたしをがっかりさせるきみも。
まぁそれはどうでもいいや。
ああ。
きっとわたし自身がもっともよくない。
愚かでいやんなる。

