今週も怒涛のTNR
木曜日の現場で、2回失敗した妊娠メス猫の捕獲を、どうしたもんだろうと悩んでました。
1回目、餌やりのおじさんが、慣れてるからって猫つまみして捕獲器に入れようとしたら、飛んで逃げてしまい…
2回目、近所の、これまた、その集落の猫分布を知り尽くしてて、野良猫と仲の良いおじさんがやってきて、猫つまみして、捕獲器に入れようとして、逃げられて…
2回も失敗したのです😰💦
普段の現場は、全て私たちにお任せいただいて、捕獲器に入るのを待つのみなのですが…
今回の猫がよく慣れている現場は、おじさんたちが大活躍
13匹のネコがいる現場で、メス1匹は3日前に産んでしまい、お腹ペッタンコ。この子は捕まえずに、3ヶ月後に狙います。
で、11匹をサッサーと45分ほどで捕獲。前述の、残り1匹が捕まらない
初日は、午後から雨になり、その猫も姿を消したので、捕獲器は仕掛けて置いたけど、授乳中の猫が入ってしまい、逃がしてあげました。
2日目、餌やりのおじさんも、諦めモード。「あの猫は、警戒してしまって、もう捕獲器には入らないと思う。」と。
イヤイヤ、私たち、何年もTNRしてきて、空腹になった猫が捕獲器に入らないワケない!って思ってるんですけど。
TNR応援スタッフOさんより、蟻が餌を食べに来てると連絡があり、二重トレイにして捕獲器に仕込んでもらいました。
コレは、少し大きめなトレイに水を張り、その中に少し小さいトレイに餌を入れて、捕獲器にセットすると言うことです。
夏場のTNRでは、蟻に困ります😰よね?
蟻がついた餌は猫は食べに寄ってきません。嗅覚が優れているので、蟻酸っぽい匂いがするのでしょう。蟻が来てしまったら、捕獲器は用を成しませんので、仕掛けても無意味になります。
少し面倒ですが、夏場は、二重トレイで仕掛けましょう❣️
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さて、昨日の夕方も、餌やりのおじさんに電話をして、今夜は、透明アクリル板付きの大型捕獲器も投入します。お腹が空いたら、必ず入りますから。明日の朝、スタッフOが見に行きますからね。
と連絡をして、夜の間に、捕獲器の外に餌を出したりしないよう祈るような気持ちでした🙏
今朝、餌やりのおじさんより電話📞
なんか、明るい声
「2匹かかったよ。」と。
やったー、やったー
↓目的の妊娠メス猫
↓隣の厩舎近くで子育て中のメス猫ちゃん
↑この白い猫ちゃんは、乳頭が大きく、実際、子猫がそばにいた画像を、スタッフOちゃんが送ってくれてた猫だと思います。(この捕獲器が、倉吉保健所が購入された透明アクリル板つきの捕獲器。)
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田舎は、のんびりしてて、猫が↑そこに居てもいい感じなのだろうけど…
餌やりさんも、近くの猫がやってきて、それで、かわいそうだから、餌をあげてみたら、次々と子猫を産んで、あっという間に、13匹に増えていた
(今回手術に出したのは、オス5頭、メス7頭。もし手術してなかったら…このメス7頭から子猫が生まれるところだった…)
こういうことに発展して、餌代が結構かかるんだよー💸と思ったり。
冬場は寒いだろうなあと、心配になったり。
猫に優しいおじさんたち、みなさん、おそらく70代ぽい。
猫が沢山いると、ご自分の終活に関わってくるので、今いる猫たちを大切にして、最期まで面倒を見てあげてほしいのです。
自分が病気になってからでは、遅すぎるのです。
みなさま、60歳になったら、餌をあげてる外の猫ちゃんを最後まで、自分は面倒をみれるのか?自問自答してください‼️
私は、自宅の周辺を全て不妊去勢手術をやり、住んでる町内全てを不妊去勢手術し終わりました。
この、スッキリ爽快感を、みなさまに伝えたくて、ブログ発信しています。
猫じゃらしは活動できる範囲は鳥取県中部とさせてもらってますが、このブログで“気づき”を得られた方は、お近くの保健所や役場などに、TNRしたいとご相談をされることをオススメいたします。
自分の周りの半径50mの、地域猫活動をする人が、全国に広がりますように
TNRについては、どうぶつ基金さんのを見ればどんな事かお分かりになると思います。
猫じゃらしホームページはこちらから