病気になって障害者になって、
心身ともにボロボロになったんですが
それでも人生は続く。
当たり前のことと、言うかもしれないけど、
抗がん剤をやっていた時にふと思ったのが、
自分が終わったと思っても、続くんだなということ。
より良い自分にならないと、生きていても意味が無いと思っていた。
上手いこと言えないけど、
理想の自分だけが全てじゃないというか、
終わったところから、また続くし
自分の第二章が始まったのではないかと
今振り返ると、そう思う。
絶望しているときは、とてもそう思えないんだけど。
もがいている内にどこかに流れて、
「生きてて良かった」、「人生捨てたもんじゃない」という風に
なるのではないか?
私の話でいうと、
白子の天ぷらを初めて食べたときに
「抗がん剤頑張って生きてて良かった」と思ったし、
多分そういうこと。
自分で自分に、生きてて良かったという
経験をさせてあげることが大事だ。