良い子の学習帳 -7ページ目

剣も魔法もいらない異世界


皆さん、おはこんばんちは




『無心になるな、考えることはこんなにも楽しい』
幼い死神です






さて、昨日の話になりますが
久しぶりにとある方とお話しすることが出来ました



その方のHNは『芋子』さん





彼は幼い死神がブログ開始初期にコメントを通して知り合いになり
芋子さんとは趣味も比較的近かったため
今までコメントやなうを通して頻度高く交流していただきました




しかしそんな彼も幼い死神も社会人となり
ブログや「なう」で絡む機会も少なくなってしまいました




しかし昨日、久しぶりに「なう」でお名前をみつけ
ついつい話しかけてしまった次第です







幼い死神もブログを始めて8年目くらいになります




その間には沢山のコメントを頂いて
またコメントをしながら記事を書いてきました



しかしながら

昔に交流のあった方の多くはブログを休止されたり更新が止まっている方も多いです





久しぶりに話すことのできた嬉しさと共に
ちょっとした寂しさを感じた昨日でありました







さて、今日買ってきたのはこちら





FullSizeRender.jpg


『異世界食堂』
原作:犬塚惇平
漫画:九月タカアキ
キャラクター原案:エナミカツキ




「なろう」や書籍版でも大人気
『異世界食堂』のコミカライズ版です




幼い死神は同作者の「なろう」作品
『ヤマトの国の大地人』のファンでして、それ繋がりでこの作品も読んでいました




あれよあれよという間にPVがヤベェことになり
あれよあれよという間に書籍化し
あれよあれよという間にコミカライズ化し
あれよあれよという間に帯にあるようにアニメ化してしまいました



さて、この作品はまさに「ハイブリッド」!!







FullSizeRender.jpg



『異世界食堂』




つまりが「異世界もの」であり「グルメ作品」なのである
最近はどちらも花盛りですね




こないだ
『大阪のおばちゃんが転生かなんかしてお好み焼き作る』
的な作品あって笑った次第です






まぁ、この作品は「異世界転生」「異世界転移」ではなく
一週間に一日、土曜の日だけ
主人公である店主が働く洋食
店『ねこや』へ続く扉が異世界に現れるのです






いやはや、さすがはコミカライズ版
書籍やWebとは構成が多少異なります



元々は「短編連作形式」の作品です
つまりが『店主』と、途中から加わる給仕『アレッタ』を除いて
その他の登場人物は全て入れ替わるのです(再登場はある








FullSizeRender.jpg



これがその『店主』




幼い死神が読んでいたころはもう少し若いイメージがあったのですが
コミカライズではナイスミドルですな


髭が似合うおっさんに悪い人いない







FullSizeRender.jpg



まぁ、そんなこんなで

毎回お客とメニューが入れ替わり
異世界の住人が店主の料理を味わいに

異世界転移の扉をくぐるわけです





話を戻しますと
Web版ではそんな連作形式ですが、コミカライズ版では
若干話が繋がるように構成が組み替えられています






IMG_7008.jpg


そして

食堂の客は全てが「異世界」の者たち




Web版も読んでほしいですが、様々な状況、境遇、思いを持った人(?)が
『ねこや』を訪れます




どんなに世界を隔てても「美味しい」は全次元共通
扉を隔てて繋がる『美味し過ぎる異世界』をお楽しみいただきたい






FullSizeRender.jpg



そして巻末には

給仕「アレッタ」の新作エピソードも収録




単なるコミカライズ化に留まらず
新エピソードや展開の入れ替えで既読者にも新鮮な風景が広がっています




7月から始まるアニメに向けての予習にどうぞ!!
そしてWeb版も短編形式でとても読みやすいのでお勧めですよ!!










FullSizeRender.jpg


『異世界拷問姫 4』
作:綾里けいし
イラスト:鵜飼沙樹




さて、幼い死神も気に入っている作品
「異世界拷問姫」の最新刊です




3巻を読んでる途中
「もしかしてここで終わってしまうのでは??」と
心配しましたが無事に新章がスタートして嬉しい限りです






FullSizeRender.jpg



さて、本編に入る前に言いたいのが
相変わらずの美麗イラストですよね



画面の前の皆様も書店で見つけたら手に取ってほしいのですが
表紙や口絵を含め、幻想的でありながらどこかに怖さを含む雰囲気
どこか刃の切っ先のような鋭さを感じるんですよね




ちなみにイラストで言うならば同コンビの作品
「魔獣調教師ツカイ・J・マクラウドの事件録」
その裏表紙に描かれた魔獣のイラストがやばいです




『美しさ』とは

本来「恐怖」という要素を含むことを改めて実感した次第です








FullSizeRender.jpg



さて、上でも言いましたが「異世界拷問姫」も新章に突入
悪魔と契約者の討伐を終え、幕を閉じたかに見えるはずがなかった前章



その闘争の果てに

『全世界全人類の敵』となった主人公






この巻で語られるのは
『殺し尽くしたはずの存在に虐殺される惨状』




全人類の敵を賓客として扱わねばならないほどに
惨たらしい所業をしつくされた者たち




まるで御伽話のような崩壊と
もはや奇跡譚のような疑惑




今回は「交わり」に注目して読みたい


「愚鈍な従者」「麗しきメイド」
「黒色の拷問姫」と「金色の拷問姫」
「かつての主」「かつての従者」




残酷しかない世界の中ではあるが
そこには『真実』しか存在していない





最後の花が咲いてしまう瞬間を見届けてください





では、今日はこの辺で


また次の記事でお会いしましょう





私が理論に打ち勝つ日まで

 



皆さん、おはこんばんちは




『悪行とは「1日分の野菜」を1日に二本分摂取することを指す』
幼い死神です




さて、いつもというか記事を書くたびに思うのだが
この「前置きネタ」が一番難産である




タイトルは祖音日に紹介する作品から適当に
一言ネタはなんとなく意味のないことを適当に



しかしながらこの「前置きネタ」は
どうしても文章を書かなければならない





そういえば、小中学校の時の「読書感想文」
それも書き出すまでが一番時間がかかってい
たように思う



そう考えると
幼い死神
はその頃から全く成長していないと恥じるばかりである





なので今回は
幼い死神が最近読み返した小説の冒頭部分を書いてみよう
随分前に有名小説の冒頭だけ集めたサイトがあったがその真似だ








私は道に迷っていた


すでに夕闇が迫り、

何時間も車を走らせていたためにガソリンは実質的に底をついていた


こんな人里離れた山の中で夜になって立ち往生したらどうなるのか


そう思って愕然としていた時、

給油所の看板が見え、私は心底ほっとして、ゆっくり車を寄せていった









上の文章はアンナ・カヴァン作『氷』の冒頭である





FullSizeRender.jpg




全てが氷に覆われつつある終わった世界で
消えたアルビノの少女を執拗に地の果てまで追い続ける話である






そこかしこに感じる「不可能」と終わらない悪夢
現実と幻想の断崖と断片を楽しんでいただきたい








さて、そんなこんなで今日買ってきたのはコチラ



FullSizeRender.jpg




『理系が恋に落ちたので証明してみた 2
作:山本アリフレッド





さて、幼い死神も大好きな「意識の高いドM提督」シリーズでおなじみ
「山本アリフレッド」先生の商業作品第2巻です





1巻は以前の記事にてレビュー(笑)した気がするので
細かい話は省きますね





この「理系男子」と「理系女子」の恋物語



『もうお前ら結婚しろよ』

『メンドクサイエンティスト』

『頭の良い馬鹿』

『努力の方向音痴』

『形状記憶白衣』



などでも有名ですね






最近じわじわと人気も出てきたらしく
作者の初サイン会や、テレビCMでCVが付いたりと絶好調です




個人的にはもう少ししたら短編枠でアニメ化して欲しい次第です
多分ドラマCDとか声オンリー媒体だと表現しにくいので






まぁ、そんなこんなで今回のテーマは
『デート』!!





FullSizeRender.jpg




とりあえず
効率的なデートコースを考えるところから始めよう






ちなみに全部で
約1100000000000000000000通り位ありますけどね









FullSizeRender.jpg




てなわけで、適切なデートコースを設定するために
『最適化問題』を使って解いてみましょう




詳しく知りたかったら大学行って
数理科学あたりの学問を勉強してください





まぁ、幼い死神も一応理系分野の学生でしたけど
ここまでぶっ飛んだ学生はいなかったですね



一見、理系の学部って忙しいわ女子少ないわで恋愛とか興味なさそうですけど
そこはもう「学部による」としか言えませんね




流石に工学系の学部は女子皆無でしたけど、生物系や情報系だと女子います
あとそこに比べれば医療・福祉系は女子率高いですね





幼い死神も「一応理系」と言った通り
医療・福祉系学部のひとつ、薬学部の出身です





FullSizeRender.jpg




ちゃんと本当ですよ
国家試験も受けたので、免許も持ってます




そんな薬学部ですが、学部柄女子が多く
幼い死神の学年は最終的に

子と男子の比率はどっこいどっこいだった気がします









FullSizeRender.jpg


さて、そんなこんなで

デート開始!!





ちなみにウチの大学では白衣のまま学部棟を出ると教授に殺されます

白衣はあくまで作業着の扱いです


汚染する可能性のある外に着て行ってはいけません







FullSizeRender.jpg



しかし、デートを始めるも
なんとなく二人の仲は………






非常にぴったりである







1巻を読めていない方に説明するが
この二人は両思いである





だから、その『好き』を判定する
仮定して数値を出して検証して定義を決めて判定する






FullSizeRender.jpg



だから
軽々しく人を「好き」と言ってはいけない




人を好きになるのは『理由』がいるのだ
決して曖昧な仮定と情報から判断してはいけないのである






FullSizeRender.jpg




常識知らずで結構です
常識など踏みにじりましょう




今の常識など未来の非常識です




恋愛を存分に研究し
望みのままに探求しましょう







では、今日はこの辺で



また次の記事でお会いしましょう



少女は天に還るを忘れたり

 



皆さん、おはこんばんちは




『神殺しにはチェーンソーを用いなければならない』
幼い死神です





さて、約一カ月ぶりの記事更新となってしまいましたが
画面の前の皆様はいかがお過ごしでしょうか??




ちなみに幼い死神は先週まで
胃腸炎でぶっ倒れておりました




先週水曜日あたりから吐き気と下痢が止まらず
仕事中もそれが襲ってくるために




こっそりと席を立って
こっそりとトイレに行って
こっそりと吐く

という『世界一静かな嘔吐』を実践した次です




しかしながら、空き時間に
控室で毛布にくるまって震えている姿を同僚に発見され
合計で4日間ほど休
んだ次第です





現在は回復していますが
目下の不安と言えば「年間10日」しかない有給休暇を
5月の時点で4日も消費してしまい、今後の社会生活が不安なことです








さて、今日買ってきたのはコチラ!!




まぁ、この一か月で他にもそこそこ本は買っているのですが
読む時間も無ければ記事にする時間もないですね



精神的には楽になりましたけど
自由な時間が無いというか、拘束時間が長いですこの仕事





まぁ、微妙に需要の限られるジャンルの作品なので
サクッといきましょう





FullSizeRender.jpg


『ひめはじめ』
作:木谷椎







《七つまでは神のうち》




皆さんはこんな言葉を
聞いたことはないだろうか??





一説には
明治以前の生命観では「七歳までの子供」は神の子とされ
人のモノではなく、神さまのモノである


そんな考えがあったそうです






それは今でも「七五三」という形で残っていますね

それぐらい、昔の子供は死にやすかったという事なのでしょう




そう考えると
『7歳までの子供は全て神さまの子供である』
とても興味深い考え方ですよね








だから私は
神になりたかった!!








FullSizeRender.jpg



木谷先生の画力と構成によって紡がれる
至高の少女たち



人が子供に気持ちを向けるとき
「愛」がある
「情」がある
「欲」がある
「掟」がある
「心」がある
「哀」がある




その全てがどうしようもないモノであり
その全てがどうすることもできないものなのだ




人としては最低かもしれないし
愛としては最高のものです






FullSizeRender.jpg




そうだよ、年齢だよ

成長が何よりも怖いんだ






だから時々
どうしようもなく、祈りたい時がある




だから、この作品は
美しさの中に一匙の怖さを感じるのだ









FullSizeRender.jpg



『なまいきハニートラップ』
作:上田裕




L○でも大人気
上田先生の新刊




この作者の作品は
見るたびに感覚が変わるからいつも新鮮な気持ちで読めますね




悲しい時もあれば
ひたすら楽しい時もある
大人が悪い時もあれば
子供がどうしようもない時もある







FullSizeRender.jpg




何時でも可愛くて
何時でもちいさくて
何時でも良い子で

だから『何も分からない』




そんな風に思ってはいけない
子供は大人よりも世界の広さを知っている






FullSizeRender.jpg



だから

無性に彼女たちに甘えたくなる









FullSizeRender.jpg


『初恋えっち』
作:うさ城まに




さて、この作品の登場ヒロインは全てJKですね

幼い死神の専門は

-7ヶ月~Q歳までなので、範囲外の作品ではあります




しかしながら作者の作品は
「COMIC高」などで読んだことがあり
その時のヒロイン絵が頭身低めで可愛かったので
今回の購入に至りました






FullSizeRender.jpg




既存の作家さんとはちょっとちがう
ぷにっとしたまるっこい作画




どちらかと言えば女の子の方が積極的な話が多く
自分を想ってもらえる感覚がたまりません






FullSizeRender.jpg




「嫁」「妻」ではなく
『彼女』だからこそ味わえる甘酸っぱさかもしれませんね






「愛」が「恋」よりもうえだなんて誰が決めた!?!?
『恋する彼女を愛する』そんな作品です





では、今日はこの辺で


また次の記事でお会いしましょう





PS:
今回の記事で紹介した「ひめはじめ」「なまいきハニートラップ」「初恋えっち」は成人指定作品であり、18歳未満(高校生含む)の購入・閲覧が禁止されています



購入・閲覧を希望する場合は各店舗・各地方自治体の規則に従ってください



ちなみに幼い死神は久しぶりに走ったら足がもつれて転んだ年齢なので何の問題もありません