名古屋高校サッカー部3回戦と震災(1/3追加更新) | 教育・受験のミカタ

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謹んで新春をお祝い申し上げます。

 

あわせて鳴り響く大地震のアラートと被害の報せ。甚大な被害をもたらした地震によって被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

 

私も母方の実家が富山県でしたので、安否確認や連絡などをやりとりしつつ、北陸地方で続く地震や被害の広がりに心配は尽きません。

 

そんな中で、被災地へ向けてお見舞いの気持ちと勇気を届けようと開催への感謝の気持ちを表明しながら、箱根駅伝、大学ラグビー、そして高校サッカーなど若者が主役の大きなイベントが行われました。

 

高校サッカーでは、愛知県代表の名古屋高校が前回優勝校の岡山学芸館にPK戦の末、本当に劇的な勝利をつかみました。

 

名古屋高校の山田監督は、勝利後インタビューでまずもって大地震への心痛む想い、北陸地方から出場のチームへの想い、そしてゲームができる環境への感謝などを丁寧に語られていました。

 

選手たちも劇的な勝利後のTVインタビューでも浮ついた様子はまったくみせず、仲間同士で喜びを共有したのはロッカールーム内だったようです。山田監督のサッカー部運営の理念や方針、選手たちのサッカーと高校生活への向き合い方を改めてうかがい知ることができました。全国大会へ行く行かないは関係なく、私がこれまで山田先生のサッカーに惹かれてきたのはまさにここだったんだと、全国大会での戦いを見て逆に気づかされました。

 

名古屋高校の目標は「国立競技場でプレーすること」だそうです。愛知県代表として、まさに選手宣誓での言葉通りの姿勢でプレーを続ける名高を次戦も応援したいと思います。

 

龍以下選手宣誓の全文を転載させて頂きます。

 

宣誓。私たち代表48校は、今、厳しい地区大会を勝ち抜き、ここ国立競技場に集えたことにとても感動しています。第102回を数える今大会は、久しぶりにみんなの声がスタジアムに戻ってきます。

苦しいときや辛いときに、僕たちの背中を押してくれたのは、いつも仲間の声でした。歓喜のとき、僕たちによりいっそうの喜びをもたらしてくれたのは、支えてくださる多くの方々の声でした。

これから夢舞台が幕を開けます。スタジアムに響き渡る声が、僕たちにきっとかけがえのないつながりを感じさせてくれるはずです。

振り返れば、僕たちの青春は順風満帆とはいえず、思うようにサッカーができない日々の連続でした。それはまさに苦難の時でした。しかし、ここにいる誰もが諦めることなく、今日この日にたどり着くことができました。

苦難は、僕たちに忍耐することを教えてくれました。その忍耐は、僕たちをより強く、たくましいものへと成長させ、目指すべき目標、希望を与えてくれました。一人では到底立つことのできなかった、この夢舞台。仲間、指導者の方々、家族、そしてこの大会に携わるすべての方々に感謝します。

そして最後に、“Sports unite us.”スポーツは仲間を一つにします。スポーツはみんなを笑顔にします。スポーツは他の誰かの勇気やきっかけになります。スポーツは世界を平和にします。僕たちのサッカーが、日本の、そして世界の一隅を照らす希望の光になるよう、心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くしてプレーすることをここに誓います」

 

メモ2024/1/4追記

 

今回の震災の中で3回戦を戦った山田監督が震災への想いを込めてブログを更新されていますので、皆様ぜひご一読ください。

 

 

ダルマ最後に、私たちの塾では受験生への正月特訓を実施しているクラスもあります。保護者の皆様にはご理解、ご協力など有難うございます。受験生の皆さんも勉強できる環境に感謝し心を尽くして頑張れたら素晴らしいことだと思います。頑張りましょう。