中学校の学習進度が遅い? | 教育・受験のミカタ

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NEホールディングス(栄光学園・西塾・進学塾サンライズ・名古屋個別指導学院・コンパス)社長ブログ

今年から愛知県では高校入試時期が前倒しとなります。

 

中学校での全学習範囲の到達度を高校入試で計るというならば、年内には中学校での授業も、ある程度ゴールが見えるくらいのペースが必要です。

 

ところが、私の見聞きする範囲ではありますが、教科書内容が以前の指導要領より難易度が上がっていることもあり、ペースは卒業までに終わるかどうかという教科さえあるようです。

 

であるならば、県や各学校は高校入試の出題範囲を予め公表する必要性も感じます。

 

もっとも、私たちの塾では(特に進学塾部門や成績上位者では)、かつてゆとり教育が全盛の頃も、ラ・サールや西大和など全国難関高校にも対応できるカリキュラムで指導してきました。

 

全国難関校の入試問題は、中学校での学習進度などどこ吹く風で、高校で学ぶような内容も含んで作成されていますので、そのための準備が必要になります。

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進学塾サンライズでは今春、西大和学園高校に二桁を超える塾生が合格しました。

 

上位者はこうした県外難関校に合格できる学習をするため、県内進学校を通過点として合格していく強者もいます。

 

結果、公立高校希望者も高い学力を形成し難関校への合格切符を手に次の大学受験へのステージに進みます。

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進学塾部門だけでなく個別指導部門でも、中学3年生は受験で不利にならぬよう、中学校の学習進度にのみ合わせるのではなく、前倒しで入試対策を始めます。多くの教室で、今月から高校入試対策が本格化していきます。

 

変更元年とは言え、内申点の扱い、出題範囲など未だ不明確な点が少なくありません。

 

であるならば、私たちは外野でも評論家でもなく私塾ですから、この状況を追い風に変えることを考えます。塾生にプラスになるように必死に考え全力で行動します。

 

もちろん、私たちだけではなく、全ての塾・教室がそんな想いで頑張っているのだと思います。中学校の先生方だって、生徒たちにプラスになることを日々考えて取り組まれています。

 

こんなときこそ、国や県に明確で大きな方向性を旗振りする人がいればいいのだけど。(最後だけ愚痴を言ってしまいました。)

 

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