今年も大学入学共通テストで合否判断? | 教育・受験のミカタ

教育・受験のミカタ

NEホールディングス(栄光学園・西塾・進学塾サンライズ・名古屋個別指導学院・コンパス)社長ブログ

2020年1月に初めて実施された大学入学共通テスト。

 

ただでさえ厳しいコロナ禍という環境で、しかもテストの方針が二転三転したりした教科もあって、昨年の受験生は大変な状況でしたが、平均点はそれほど崩れず、逆に数学は前年のセンター試験の平均点を大きく上回りました。(下記記事ご参照下さい)

 

ところで、昨年はコロナ禍の影響で入試方式を変更する国公立大学がありました。

 

横浜国大は2次試験を中止し大学入学共通テストの結果だけで合否を判断すると公表。(志願者数は前年比で約45%の大幅減。)

 

宇都宮大、山口東京理科大も大学独自の2次試験を中止して大学入学共通テストでの合否判断。

 

東京外大のように、日帰りでの受験を可能にするために試験時間を短縮して午後からテストを実施するような例もありました。

 

(宇都宮大も山口理科大も東京外大も前年に比べ志願者数は減っています。)

 

こうした入試方式の変更は、おもに受験生の安全を確保するという各大学の取り組みだったわけですが、共通テスト実施時期のコロナ感染者状況は下表にあるように、第3波ピーク(2021年1月11日)で5000名弱の感染者数でした。

 

ちなみに、昨日(8月19日)の全国の感染者数はその頃の約5倍(25000人)を超えています。

 

 

今年も、この忌々しいコロナ禍が収まらずとも、これから秋になれば入試が迫ってきて、各大学から入試についての詳細が公表されるわけですが、そのときになって慌てることのないように、様々想定して準備しておくことも必要です。

 

昨年同様、2次試験を行わずに共通テストだけで合否判定する国公立大学があるかもしれない。

 

個別試験を行わずに共通テスト方式で合否判定する私立大学があるかもしれない。

 

もちろん平時であっても、共通テストを軽視していいわけではありませんが、足切り突破をすればいい、あくまで勝負は二次!と決め打ちせずに、共通テストの対策はモチベーションマックスで取り組むことが必要ですし、最近のような有事においては情報収集が大事になってきます。

 

とにかく、共通テストをなめてはならぬ!

 

で、結論

 

共通テスト対策にはベストを尽くすメラメラ

 

二次対策と個別対策もベストを尽くすメラメラ

 

この夏、まだ時間はある。

何事にもベストを尽くすことで成績は上がるアップ

 

時間をかけて勉強に集中すべしドンッ

 

受験生諸君、頑張りますよ!!!

 

昨年の共通テスト初日早朝の名古屋大学(車中から撮影)

 

*子供たちには塾や学校で不織布マスク着用を推奨しています。