センター試験の平均点は6割が目安でしたが、共通テストでは5割が目安と公表されてきました。
下表が入試センター発表の平均点(中間発表)です。
(毎日新聞より)
事前の公表の通り、平均点が5割程度の科目(化学・地学・政治経済)もありましたが、他の科目は6割前後で生物や倫理は7割を超えていますし、数学は昨年度と今年度が入れ替わっていてもおかしくない平均点でした。
今回、平均点がそれほど下がらなかったことに対して、「コロナで受験生が奮起した」とある専門家がコメントされていました。
確かに逆風を受けながら頑張ったのは事実だと思いますし、受験生の努力は素晴らしいです。
私は、今年に関しては5割ではなく敢えて6割を目安に作成したのではないかと(完全なる私見ですが)思ったりもします。
高校入試では、コロナ禍での生活や学校の学習進度に配慮し、出題範囲を狭めたり基本問題を中心に出題するといった方針が多くの都道府県や学校で示されています。
そもそも、制度変更初年度というのは予想外に平均点が高くなるということはこれまでもありましたが、それにしても今回の平均点は、受験生の頑張りに加えて、作成者側にもコロナ禍の受験生に対する意識が少なからず働いたのではないかと思えるほどでした。(1点を出し入れできる作成能力は恐ろしいほどすごいです)
ただ、平均点が低い中での戦いを想定して準備していた人には追い風にはなりませんので、いずれにしても心身のコンディションを再度引き締めて、二次や個別試験に向かっていくことが重要です。
結論
・2次・個別勝負
・来年度は難化前提
=甘く見ない
受験生の健闘をお祈りします。
大学受験関連記事
1月23日(土)
愛知・金城学院・名古屋国際
1月24日(日)
愛知淑徳・椙山女学園・愛工大名電
1月30日(土)
南山中学女子部・名古屋
2月 6日(土)
東海・南山中学男子部
2月 7日(日)
滝
梅の花が今年も咲き始めました。
当たり前のことですがなんだか嬉しく感じました。
春はすぐそこです!