【NコンS54高】昭和54年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部(九州地方)
宮崎女子(現・宮崎学園)高校が
初めて全国コンクールに出場した年。
九州地方の高等学校の部を振り返ります。
全国初出場で、優秀賞(現・銀賞)でした。
この後、鹿児島女子に阻まれ、
昭和61年まで全国出場なりません。
それにしても、有川サチ子先生、
いつから宮女の顧問だったんでしょう?
今も現役で指導されていて、
しかも全国優勝までしてしまう、
ただただ敬服するのみです。
【課題曲】
「冬・風蓮湖」
(作詞:岩間芳樹、作曲:高田三郎)
【最優秀】
宮崎県宮崎女子高等学校
■自由曲
「葡萄の歌」
(作詞:関根栄一、作曲:湯山昭)
◎課題曲・自由曲とも、
曲のまとめ方と表現がすぐれているので、
訴えのきいた良い演奏が聞けた。
◎フレーズのまとめ方が丁寧で、
曲の流れが良かった。
◎シャープなソプラノに比べ、
アルトがややそれについてゆけない。
【優秀】
鹿児島県鹿児島市立鹿児島女子高等学校
■自由曲
「コラール・ヒムズ・フロム・リッグヴェーダ」より「ヴェーナへの讃歌」
(作曲:ホールスト)
◎声に幅があり、よく訓練されている。
◎パートバランスも良い。
◎自由曲は比較的新しい宗教曲であるから、
レガートな流れでも良いが、
課題曲も同じような歌い方で、
茫洋としてつかみどころがない。
◎詩にあった表現で曲をまとめたほうが良い。
◎しかし、声だけを聞いていると美しい。
【優良】
熊本県立宇土高等学校
■自由曲
「海鳥の詩」から「北の海鳥」
(作詞:更科源蔵、作曲:廣瀬量平)
長崎県聖和女子学院高等学校
■自由曲
「山の夜Ⅲ」
(作曲:コダーイ)
大分県立大分上野丘高等学校
■自由曲
「海鳥の詩」より「海鵜」
(作詞:更科源蔵、作曲:廣瀬量平)
福岡県立小倉西高等学校
■自由曲
「三つの抒情」より「北の海」
(作詞:中原中也、作曲:三善晃)
佐賀県立鳥栖高等学校
■自由曲
「コタンの歌」より「アツシの歌」
(作詞:和田徹三、作曲:湯山昭)
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【NコンS54高】昭和54年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部(東北地方)
久々に過去のNコンを振り返ります。
まずは昭和54年の高等学校の部。
その中でも東北地方コンクールを。
山形西と安積女子が競っていた頃です。
青森高校の「あいや節幻想曲」は、
顧問の小倉先生の自作自演です。
審査講評も加えてますが、
この頃は地方(現・ブロック)コンクールでも
こと細かに講評が公開されていました。
※出典:「教育音楽」(音楽之友社)
【課題曲】
「冬・風蓮湖」
(作詞:岩間芳樹、作曲:高田三郎)
【最優秀】
山形県立山形西高等学校
■自由曲
「ひたすらな道」より「弦」
(作詞:高野喜久雄、作曲:高田三郎)
◎充実したきわめて風格のある課題曲。
◎様々に変化する各部分を巧みに表現しながら、
一つの曲として大きくまとめ上げた演奏。
◎声のあて方の厚さ・薄さなどによる
色合いの変化を研究して欲しい。
◎自由曲は課題曲より、
声の扱いの変化に富み素晴らしい。
◎歌詞の扱いにもうひとつの突込みを。
◎両曲ともスケールの大きい作りが魅力的。
【優秀】
福島県立安積女子高等学校
■自由曲
「月夜三唱」より「月の光その二」
(作詞:中原中也、作曲:三善晃)
◎課題曲は輪郭のはっきりした作りで、
特に発音に気配りがあった。
◎各部の作りはしっかりしているが、
全体としての流れに欠ける。
◎自由曲のニュアンスを
余すところなく歌い上げた。
◎ピアノ伴奏にもう少し
細やかな指示があっても良かった。
◎それぞれの部分の鮮やかな変化が見事。
【優良】
岩手県立花巻北高等学校
■自由曲
「ひたすらな道」より「弦」
(作詞:高野喜久雄、作曲:高田三郎)
青森県立青森高等学校
■自由曲
「あいや節幻想曲」津軽風俗めぐりから~津軽民謡より
(作詞・作曲:小倉尚継)
宮城県聖ウルスラ学院高等学校
■自由曲
「ひたすらな道」より「弦」
(作詞:高野喜久雄、作曲:高田三郎)
秋田県秋田和洋女子高等学校
■自由曲
「女声のための四つの小品」より「枯れ草の春は」
(作詞:周郷博、作曲:萩原英彦)
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