地区コンはツイッターが情報源?/【S51小】昭和51年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部
今日も地区コン開催中ですが、
私はTwitterで情報ゲット中(笑)
結果も速報で会場からつぶやかれて
公式サイトより早かったりします。
つぶやきを見てて印象的だったのが、
「銅賞だったけど楽しかった~」
というつぶやき。
こういうつぶやきを見るとホッとします。
今の仲間と歌えるのは今だけです。
精一杯歌って、楽しんでください!
地区コンの審査結果はNHKのサイト へ。
先日から掲載している過去のNコン補完。
今回の補完はこれで一旦打ち止め。
今日は昭和51年の小学校の部。
山口県の安岡小学校が金賞でした。
自由曲の「月のうさぎ」ですが、
この年の中学校の部の優勝校
秋田南中学校と同じ自由曲でした。
また、大阪の長居小学校が2位ですが、
顧問は松前幸子先生です。
ピンと来た方はいるでしょうか?
昭和45年のNHKの特番である
「空がこんなに青いとは 」の舞台となった
北恩加島小学校の元顧問の先生です。
■課題曲
「さびしい時ははだしになって」
(作詞:蓬莱泰三、作曲:三木稔)
【最優秀】
◎山口県下関市立安岡小学校
■自由曲
「月と良寛」より「月のうさぎ」(三部)
(作詞:宮地廓慧、作曲:大中恩)
■審査講評
・素直なきめの細かい、抜け目のない
子どもらしい合唱であった。
・課題曲は声が合唱の声として育てられている、
即ち、基礎訓練が行き届いている。
・音程正しく、発音をきれいに歌っていた。
・自由曲は嫌みのない技術的に優れた合唱。
・子どもとは思えない音楽的で
きめ細かな伴奏が光っていた。
・自由曲がやや力弱い感じがした。
【優秀】
◎大阪府大阪市立長居小学校
■自由曲
少年少女のための合唱組曲「祭りと子ども」より「祇園祭」(三部)
(作詞:中村千栄子、作曲:岩河三郎)
■審査講評
・課題曲は大胆にまとまりよく歌われた。
・明るい子供らしさを十分出していた。
・明るさを強調したせいか、やや固く聞こえた。
・自由曲は表情の変化に富んだ楽しい合唱。
【優良】
◎愛知県蒲郡市立三谷小学校
■自由曲
少年少女のための合唱組曲「祭りと子ども」より「祇園祭」(三部)
(作詞:中村千栄子、作曲:岩河三郎)
■審査講評
・溌剌とした子どもらしさを十分に歌いだした。
・昨年全国優勝だったが、下手になったのではなく、
安岡や長居が良く歌ったためである。
・課題曲は発音明瞭、素直なリズム、
不安のない音程運びで抜け目ない合唱。
・自由曲はまあまあという出来。
・ソロになる部分の表現にもう少し工夫を。
【その他(演奏順)】
◎東京都大田区立西六郷小学校
■自由曲
「小鳥の旅」(二部)
(作詞:勝承夫、作曲:三善晃)
◎愛媛県西宇和郡保内町立川之石小学校
■自由曲
「四国の子どもの歌」より「四国ばやし」(三部)
(作曲:湯山昭)
◎北海道苫小牧市立緑小学校
■自由曲
「島の花よめさん」(二部)
(作詞:成瀬左千夫、作曲:滝本泰三)
◎熊本県熊本市立詫麻原小学校
■自由曲
「子どもソーラン節」(二部)
(作詞:平嶺清光、作曲:滝本泰三)
◎群馬県群馬大学教育学部附属小学校
■自由曲
「手」(二部)
(作詞:恩田幸夫、作曲:中田喜直)
◎宮城県仙台市立八木山小学校
■自由曲
「鮎の歌」より「雉」(三部)
(作詞:関根栄一、作曲:湯山昭)
◎沖縄県那覇市立城西小学校
■自由曲
「森にいって」(三部)
(作詞:山本瓔子、作曲:柳沢浩)
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【Nコン2012】東京代表出揃う/【S52小】昭和52年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部
全国で地区コン開催中ですが、
今日は激戦の東京都コンクールで
全部門の代表が出そろっています。
昨年の小学校の全国金賞の
星美学園小学校が銀賞となり、
昨年の全国金・銀の学校が
姿を消してしまいました。
(油面小は顧問の異動による)
その他の地区でもコンクール開催中です。
審査結果はNコン公式サイト
へ。
今日はまたまた過去のNコン情報補完。
昭和52年のNコンです。
二本松南小が優勝した年です。
意外にも福島の小学校の全国優勝は
この年のみです。
■課題曲
「白い花
」
(作詞:鶴見正夫、作曲:野田暉行)
【最優秀】
◎福島県二本松市立二本松南小学校
■自由曲
「若い駿馬」(三部)
(作詞:山本瓔子、作曲:柳沢浩)
■審査講評
・明るいきれいな発声で、
音程やリズムなどの基礎的なものが
丁寧に指導してあった。
・各声部の音色の統一がよくできていて、
バランスもよく、ハーモニーが豊か。
・課題曲は解釈が適切、フレーズの扱いが良い。
・表情の工夫が細やかにしてあり豊か。
・意欲的で気迫のこもった歌い方で、
スケールの大きな合唱にまとめてあった。
・自由曲は課題曲に比べやや声が固めだが、
技巧的に優れた歌い方で心をひかれた。
・課・自ともに伴奏を堂々と児童がつとめ、
よく役目をはたしていたのに驚いた。
【優秀】
◎東京都練馬区立光和小学校
■自由曲
少年少女のための合唱組曲「祭りと子ども」より「雪の祭り」(三部)
(作詞:中村千栄子、作曲:岩河三郎)
■審査講評
・発声が癖のない子どもらしい純情さあふれ、
しかも明るく艶のある声だった。
・発音が明確で洗練されていた。
・課題曲は意気張らずにリラックスした歌い方で、
よく曲想を捉えた表現であった。
・自由曲はのびのびと無邪気に歌って、
祭りの楽しさが横溢していた。
・声部のまとまりがよく、美しいハーモニー。
・欲を言えば軽快さがあると申し分ない。
【優良】
◎愛知県蒲郡市立三谷小学校
■自由曲
「島の花よめさん」(二部)
(作詞:成瀬左千夫、作曲:滝本泰三)
■審査講評
・声は柔らかみのある丸みのある声できれい。
・安定感のある合唱で洗練され、垢抜けしていた。
・課題曲は素朴さ子供らしさに富んだ歌い方。
・合唱慣れした不安のない出来栄え。
・表現に表情的な工夫がやや足りなかった。
・自由曲は課題曲よりものびのび歌っていた。
・音楽的によく流れて力いっぱい
楽しそうに歌っていた。
・高音がきれいで、パートのまとまりもよい。
・曲の解釈もよくて、表現的配慮も十分。
【その他(演奏順)】
◎神奈川県大磯町立大磯小学校
■自由曲
少年少女のための合唱組曲「祭りと子ども」より「雪の祭り」(三部)
(作詞:中村千栄子、作曲:岩河三郎)
◎大阪府PL学園小学校
■自由曲
「どんぶらこっこ」(三部)
(作詞:阪田寛夫、作曲:湯山昭)
◎沖縄県那覇市立城西小学校
■自由曲
「若い駿馬」(三部)
(作詞:山本瓔子、作曲:柳沢浩)
◎熊本県熊本市立帯山小学校
■自由曲
少年少女のための合唱組曲「祭りと子ども」より「雪の祭り」(三部)
(作詞:中村千栄子、作曲:岩河三郎)
◎北海道札幌市立真駒内緑小学校
■自由曲
少年少女のための合唱組曲「祭りと子ども」より「祇園祭」(三部)
(作詞:中村千栄子、作曲:岩河三郎)
◎島根県宍道町立宍道小学校
■自由曲
「子どもソーラン節」(二部)
(作詞:平嶺清光、作曲:滝本泰三)
◎愛媛県愛媛大学教育学部附属小学校
■自由曲
「桑名の殿様」(三部)
(三重県民謡、編曲:小林秀雄)
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阿久悠&小林亜星のロックな課題曲「未知という名の船に乗り」の歌い方・解釈・意味・指導方法は❓
昭和56年度 小学校の部課題曲
未知という名の船に乗り
作詞:阿久悠、作曲:小林亜星、編曲:若松正司
元祖・ロックな課題曲といえばこの課題曲
今日はロックなあの課題曲について。
このブログで紹介している審査講評の出典は「教育音楽」という雑誌です。
この頃の「教育音楽」ですが、Nコン好きにたまらない内容ばかり。
- 強豪校の先生は課題曲をどう聴いたか❓
- 課題曲担当者の方々はコンクールはどのように思ったのか❓
- 出場校の先生や生徒たちはコンクールをどう思ったのか❓
等、座談会形や寄稿形式での特集がいっぱい。
今回は元祖・ロックのリズムの課題曲といっても過言ではない、昭和56年度の小学校の部の課題曲「未知という名の船に乗り」の初演時の作家たちのアドバイスを覗いてみようと思います。
▲「未知という名の船に乗り」(八戸市立図南小学校)
ポップス課題曲のアプローチの参考に
現在、中学校の部の課題曲ではポップス課題曲が続いていて、毎年のように「ビートを感じて」とアドバイスされています。
「未知という名の船に乗り」は、阿久悠さんと小林亜星さんというポップス畑の大御所のお二人。
お二人のアドバイスが参考になるかもしれません。
制作者から意味・解釈を探る「未知という名の船に乗り」はどう歌えばいい❓
作詞・阿久悠さんの解説
どのような歌にしたいと思った❓
楽しい歌にしたいと思った。
今の若い人
「これから何は起こるかわからない」という意識が非常に少ない。
➡ きちっと先が見えていることの利口さに寂しさを感じる。
⬇
次から次へと人生の中で何が起こっていくのだろうか❓
➡ 自分なりのコンパスなり、なんなりで泳いでいくものだ =「夢」
➡ 生きていくこと =「ファンタジー」
作曲・小林亜星さんの解説
この曲を若い子どもに歌ってもらうには❓
- 新しいリズムが必要だと感じた。
- 一人で歌っても楽しいものに。
注意点
- リズムに注意
➡ 大いにノって歌って。 - 笑顔を忘れない
➡ 固い表情で歌わない。 - 一人でいる時も歌って欲しい
- 一人一人が遠慮し合って合唱としてまとめるのではなく、一人一人が独唱するつもりでめいっぱいに自分の個性を前に出して歌って欲しい
➡ その結果得られたハーモニーが本当の合唱の素晴らしさである。 - 音符の長さやメトロノーム記号にあまりとらわれないこと
➡ 一番欲しいものは自由の心。「音学」ではないので、記号や音符の長さは目安。
➡ 記号の裏にある音楽の心を感じ取って欲しい。 - いろいろな解釈があって欲しい
➡ それが音楽であり創造。音楽にはこれしかないという形はない。 - 伴奏はロックのリズムを叩き出して欲しい
➡ ピアノのノリが悪いと滅茶苦茶になる。 - 子供たちはノリを自然に身につけているので、先生方や伴奏をしてくださる先生方にノリを期待したい
いかがでしょうか❓
この年の小林さんの講評を見ると、小林さんの思いとはやや離れてしまったようです。
個人的に思うのは、主催者や審査する側も純合唱を審査する姿勢のままだから、作家の思いが反映されにくいのではないか、と思います。
現在のポップス課題曲にも通じる問題
現在のポップス課題曲の状況にも似ているような気がします。
審査基準にポップス課題曲なら、ポップス課題曲に準じた審査基準を追加するか何かしらの措置が必要な気がします。
また、「先生のノリを期待したい」というアドバイスがありますが、別の年にも「先生が足を引っ張っている」という指摘した審査員もいました。
コンクールという舞台でロック合唱は先生方には戸惑うものかもしれません。
強豪校の先生も「未知という名の船に乗り」を初めて聴いた時の感想を「しまった」「どう指導すればいいのだろう」という声を漏らしていました。
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