大谷(おおたに)です
現在、月1回のペースで開催している「クレイソムリエ®匠」
クレイソムリエ®講座は、クレイについてしっかり学んでいただく内容になっていますが、それより一歩踏み込んだ内容なのが「匠」です
匠では、それぞれのクレイの特徴や働きと、体の仕組みを繋げてお話ししてます
今回は、なんと3年前に、クレイソムリエ匠の前身である、クレイの種類別講座をコンプリートしてくださっている志鹿さんと、
プレミアム5期にもご参加くださっているいとうゆみさんがご参加くださいました
志鹿さんに
「種類別と似た内容だけど、大丈夫?」と聞いたら、「え?」と焦ってたんだけど・・・(笑)
結果、受講して良かったと思ってくださったようです^^
志鹿さんがすでにレポあげてくださっているので、ぜひそちらもご覧になってください^^
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【受講レポ】アップデート大事!『クレイソムリエ~匠』
さてさて、今回の講座の中で、ご紹介したいと思ったのは、褥瘡(じょくそう)のケアについて
「床ずれ」とも言われるものです
いとうゆみさんが、現在、お母様の介護をされていて、褥瘡にクレイをどうやって使えば良いのか、話に出たんです
ちなみに、いとうゆみさんは、介護のブログを書いてらっしゃるので、ぜひそちらもご覧になってください。
褥瘡(じょくそう)って、寝たきりや、自由に動けない方が、同じ場所に圧力がずっとかかる事で、その部分が壊死(えし)してしまう事で起こります
つまり、同じ箇所が圧迫されるから、血流が行き届かなくて、その部分の組織が死んでしまう
寝たきりじゃなくても、車椅子を使っている方も同じ部分が圧迫されると出来たりします
ゆみさんのお母様は、尾てい骨のあたりにできてしまったそう
褥瘡(じょくそう)の予防は、介護する人が
こまめに寝返りをさせてあげたり
一部に圧力がかからないようにしたり、
するのが良いと言われるんだけど・・・
まぁ、まさに、「言うは易く行うは難し」ってヤツだよねっ
だって、自分自身の体じゃないから、どこに圧力がかかるかなんて、出来てからじゃないとなかなか分からない
常に寝返りを打たせてあげるなんてーのも、簡単ではありません
そして、褥瘡(じょくそう)のやっかいなところは、
一度出来てしまうと、なかなか回復し辛い
もともと、圧力を受けやすい場所に出来るわけだから、ずっと寝てる場合、「治る暇がない」のです
私自身、寝返りなんて、ほぼ無意識にしていて
自由に動ける事って当たり前のようだけど、本当にありがたい事なんだよなぁ、と改めて思います
そして、介護をされてるって、本当に頭が下がる・・・
と、介護についても思う事はたくさんあるけど、今回は、褥瘡(じょくそう)のケアの話
いとうさんは、これまで、ホワイトカオリンのパウダーを叩いたりして、ケアしていたけど、それで良いのだろうか?というご質問をされていました
じゅくじゅくしている状態なら、ホワイトのパウダーは、傷を回復させる働きがあるし、良いと思います^^
ホワイトの特性を知っても、これは納得の使い方です^^
でも、可能であれば、オススメは、グリーンイライトのパック!!
しかも、
ほぼパックしっぱなし
くらいの感じでやるのがオススメです
もちろん、介護する人の手間もあるので、頻繁にパックを交換する事って出来ないとは思います
だから、たとえば、腰の場合だったら、おむつ交換は、ある程度定期的に行うはず
そのタイミングにパックも交換すると良いんです
クレイのパックは、「乾かさない」のがポイント
そうなると、パックは、5ミリとか言わず、もう、がっつり乗せてあげる
いとうさんに、クレイパックを乗せて、その下に布団などが汚れないように、タオルを敷いたりしてあげると良いって話をしたら、
「オムツと、オムツの中にもオムツシートしているので、汚れる心配はない」
とお話されていたので、
そうなると、もう、パックが多少押しつぶされてもいいので、がっつり塗って欲しいって話をしました
ご自宅にいる時は、そんな感じでクレイパックして、
デイケアなどで出かける時は、これまでのように、ホワイトカオリンのパウダーをなじませてあげる
このダブルケアを続けると良いと思います^^
その後の経過も気になるところですが、これまでにも褥瘡(じょくそう)の方からのご報告、何件もいただいているので、
クレイパックでかなりの改善は見込まれると思います^^
今回、志鹿さんも、いとうさんも、傷にクレイを直接塗る事に抵抗がなかったみたいだけど
クレイを知らない方や知ったばかりの方は、傷に直接クレイを乗せる事自体を不安に思う方も多いんだよねぇ・・・
でも!
クレイは、傷口に直接塗るのが、一番働きが大きいです
とは言え、これはあくまでクレイセラピー(粘土療法)としての使い方でご紹介しているもの
医療行為ではないので
不安な方は、無理してやらない方が良いとも思います^^
「お医者さんなどに相談してくださいね」とお話する事になるんだけど・・・
まぁ、まずは、お医者さんがクレイを知らない事が多かったりもする^^;
私自身は、自分ががっつり、えぐれたような傷の時にも、クレイに何度も助けられているので、全く抵抗はないものの
知らない人には無理強いは出来ないよなぁ、と思っております^^
だからこそ、
クレイそのものの働きがもっと広まると、使うも使わないも「選べる」ようになって良いんだよね
褥瘡(じょくそう)に使う時も、不安に感じる方がいらしたら、ガーゼなどで包んで、患部に当てる方法から試してみてはいかがでしょうか?^^
そして、あらためて、そういう炎症などの場合には、グリーンイライトがオススメです
「クレイソムリエ®匠」では、クレイの特徴や特色を知ったうえで、体のトラブルが起こった時に、
どんな場合にどのクレイを選ぶのか?
そんな事が学べます^^
クレイの基礎については、すでにご存知の前提の内容のため、
クレイソムリエ®講座を受講された方、もしくは同等のクレイの基礎知識がある方がが前提になりますが、ご興味がある方は、ぜひ11月、12月の匠もチェックしてくださいねー^^
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