0322 ガンプラ 成型色+ウェザリング仕上げ 第0回 | ㈲保土ヶ谷車輌

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戦車プラモデル製作と第1世代ミニ四駆。ロードスターのブログです。

こんにちは。フォロワーの方で成型色ウェザリング仕上げでガンプラを始めた方がいらしたので、楽しそうなので載っかるコトにした管理人でゴザイマス。



そもそもウェザリングって何よ?

古くからプラモと鉄道模型の本やら、ブログでは『ウェザリング=汚し塗装』って、言われておりました。まあ確かに汚し塗装もウェザリングなんですが、汚し塗装ならば、ダスティングとなりそうなモンですね。で、英和辞典で調べると『weathering=風化』と書いてあったり、します。と、言う事は実は『汚れを含めた使い込み表現』と言う事にナリマス。つまり、このモビルスーツは何処で誰が使ってたのかと言う遊びなんですよね。余談ですが、プロモデラーのオオゴシトモエさんはウェザリングはウェザー(天候)リングであると著書で言っておられました。



リアルに振るか、芸術に振るか?

突然ですが、コレは何でしょう?ソフトクリームですね〜。実はお店側の名前はたい焼きソフトクリームだったりします。ミルクボーイさんの漫才で、『本人が違うと言ったら、違うに違いない』と言うのがありますが、作った本人が言うなら間違いないんですよ。モケーって、外野が色々言ってくるんですよね。良くあるのが、作りもしないで『コレホンモノと違う!?』と言う人。鉄道模型の人に多いんです。コレ。たまにガンダムとかで言う人も要るから困りもんです。これ違うの当たりなんですよ。模型って、そのサイズでかっこ良く見える様に計算されていますので。例えば、タミヤとアオシマとフジミのGTRを並べるとあちこちサイズが微妙に違うんです。いずれも日産自動車が監修しておりますので、日産としては全てが正しいとしているので、日産的にはカッコイイGTRに見えればOKと言う事なのだと思います。因みにタミヤはファインスケールでは無く、オーバーハング(前タイヤと後タイヤの間)と屋根の位置を微妙に変えてくる事があります。今は違いますが、鉄道模型のカトーは電気機関車は長い方がカッコイイとして、実際の縮尺より若干長く作っておりました。



管理人が良くやるタイヤブラックの影付けですが、実際の車輌には都合良く四角(よすみ)に影は出来ません。


コレは戦車ではありませんが、四角(よすみ)に影何て出来てませんよね。影が出来るのは太陽や照明と反対方向に面で暗くなっているのが理解出来ると思います。
ですので、管理人はリアルなウェザリングでは無く、芸術方向でのウェザリングで攻めたいと思います。



オリジンシャア専用ザクを作られたと言う事でしたので、仕様は違いますが、このキットを作って行こうと思います(デカールが付いている以外はHGUCシャアザクです。)。因みに当工廠では成型色仕上げの場合はスミ入れしながら作ります。余談ですがガンプラの教科書に良く書いてあるスミ入れがこんな感じ。

白   黒だと濃すぎるのでグレーで。
黄色/赤  茶色で。
青   紺色/黒で。

実はガンダムなんかは顔については黒でやるとヒロイックになりますし、ダブルオーみたいなアナザーガンダムやカトキガンダムはヴァイオレット(薄紫)なんかも似合います。また赤やピンクの機体はクリアーレッドでスミ入れするのもカッコイイですよ。大事なのは情報に左右されずに自由な発想で色々やって見る事をオススメします。さて前置きが長くなりましたが、次回からは楽しみながら作っていきましょう。