お正月にわらじをはき、一家総出で七つの山を登る
七高山巡りと言うものがあります。
秋葉山
愛宕山(あるいは岩屋山)
金比羅山
七面山
彦山
豊前坊
烽火山です。
しちこうさん、そのうち全部登りたいですね(^^)
↑以前、国道206のブログを書いたときに見つけた
岩屋神社一の鳥居(長崎市岩屋町)です。
今回は岩屋山です☆
↑一の鳥居よりけっこう離れた所に二の鳥居が有ります。
三谷神社と言う、わたしは聞き慣れない祠があったり、
他に石製品の残骸も幾つか有ります。
岩屋山に対する信仰の深さが伺えます。
↑登ってすぐ、脚の病に聞くと言われている
六部(大師)堂があります。
某諸侯の子息(大酒飲み)の墓所です。
春徳寺で見たような石(恐らく花崗岩)のベンチ?が有ります。
(あちらは大理石で元祭壇らしいので座れませんよ)
↑六部堂を後にするとこのような参道。
赤丸は鳥居の跡と思われます
その近くに鳥居の残骸。
↑参道とほぼ平行するせせらぎの音⋆。˚✩♪♬
岩屋山は山岳修行の場で、行基により開山。
「神宮寺」と言うお寺でした。
空海も来ました。
有馬軍や、キリシタンから襲撃されたりもしましたが
尊覚と言う僧により、神通寺として改称·再興されています。
以降、大村藩の宝円寺の末寺となり、大村家累代の祈願所となりました。
あ♨宝円寺(現熊野神社、石段が長い所)は、今年のお正月に行った所です
この間の多良見の熊野神社も宝円寺繋がりだったし、宝円寺は行っていて本当に良かった(^^)
↑ただの岩かと思っても文字が
日本で元々あった自然信仰(神祇信仰、じんぎしんこう)の、山岳信仰と言う事で
自然石にそのまま刻字するのも良いですね。
自然のままの形でなるべく利用すると言うのが、自然信仰の精神に近い気がして。
でも人間は技術を得るとどうなりますか?
↑岩屋山は女人禁制でしたが、信仰心の篤い女性がいて
それは解かれました。
てんぽこなしの古句も有りましたが…
(・_・?)
シーボルトがてんぽこなしをケンポノナシと紹介したらしいのですが、古句とは関係なさそうだし…?
スギとバクチノキかな?
さて元々山岳信仰は神道の形として有りましたが…
↑現三の鳥居。
バクチノキみたいな赤身があります
…このように神社としての形(鳥居、社殿、狛犬など)が出来たのは
やはり中国の影響だそうです。
…影響受けるのわかります。
だって中国の最新の仏教建築カッコ良くステキに映ったでしょうから。真似したい。
今でも生活にクリスマスやハロウィンやバレンタインデーなど、外来のステキそうなものを取り入れていますからね
そして技術を得ると、使いたくなりますからね
(ここでは建築技術など)
知識は得ると話したくなる
そうでないと我々、神社ブログがもっとシンプルになっていたかも…!?
神聖な山として、たくさんの自然や石造物があって、中々前に進めない岩屋山(神社)
後2回続きます
…お読みいただきありがとうございました
(参照:「新·長崎市史」)